マリア・アンドレイチク2019年8月のアンドレイチク
個人情報
フルネームMaria Magdalena Andrejczyk
生誕 (1996-03-09) 1996年3月9日(28歳)
ポーランド、スヴァウキ[1]
居住地ポーランド、セイニ
獲得メダル
陸上女子
ポーランド
オリンピック
銀2020年 東京やり投
ヨーロッパチーム選手権大会(英語版)
銀2019年 ヴィドゴシュチュやり投
ヨーロッパジュニア陸上競技選手権大会
金2015年 エシルストゥーナやり投
最終更新日 2019-08-12
マリア・アンドレイチク(Maria Magdalena Andrejczyk、ポーランド語発音: [?marja an?dr?jt??k]、1996年3月9日- )は、やり投を専門とするポーランドの陸上競技選手で、オリンピックに2大会出場している。全年齢を対象としたポーランド選手権およびポーランド・ユース・オリンピック(ポーランド語版)のメダリストである。 アンドレイチクは2020年東京オリンピックのやり投で銀メダルを獲得し、ヨーロッパチーム選手権大会 アンドレイチクは1996年3月9日にポーランド、スヴァウキで生まれた[5]。マウゴジャタ(旧姓カルウォヴィチ、元・砲丸投げ選手)とトーマシュの娘であり、4人の兄弟がいる[6]。セイニ 2011年、キェルツェで開催されたジュニア選手権で金メダルを獲得し、ポーランド選手権の種目で初のメダルを獲得した[12]。初めて出場した国際大会は、2013年にドネツクで開催された2世界ユース陸上競技選手権大会で、決勝ステージに出場した[13]。一年後、ユージーンで開催された世界ジュニア陸上競技選手権大会で5位入賞を果たした[14][15]。2015年、北京での世界陸上競技選手権大会に出場したが、決勝には進めなかった。同年、エシルストゥーナでの競技会で、ヨーロッパジュニアチャンピオンとなった[16][17]。 2016年、シニアのポーランド選手権大会で1位となった[18]。同年7月、アムステルダムで開催されたヨーロッパ陸上競技選手権大会に出場したが、予選を13位で終わった(決勝進出には20cm不足していた[19][20])。 アンドレイチクはリオデジャネイロでの2016年オリンピックで代表になった。2016年8月16日、予選をポーランド記録の67.11mで勝ち抜き決勝に進んだ[21][22]。2日後に行われた決勝戦では4位に終わり、銅メダル争いではオリンピックで2回優勝しているチェコのバルボラ・シュポタコバに敗れ、4位に終わった[23]。 オリンピックの直後、アンドレイチクは疲労骨折した肩の手術を受けた[24]。第82回「ポーランド2016年ベスト10アスリート」投票では、「ディスカバリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれまた。2017年の競技シーズンはリハビリのために欠場し、2018年6月に競技に復帰したが、ベルリンのヨーロッパチーム選手権大会
人物
経歴
生い立ち
競技歴
2021年5月9日、隔年で開催されたヨーロピアン・スローワーズ・カップでは、71.40を記録し、再びポーランドの記録を更新した。これは種目史上3番目の好成績であり、10年ぶりの好成績であった[28][29]。
2021年に開催された2020年東京オリンピック大会のやり投で銀メダルを獲得した[30]。 アンドレイチクは2018年からポーランド人トレーナーのマルチン・ローゼンガルテンと交際している[31]。 2020年東京オリンピック大会のやり投で銀メダルを獲得したのちに、ポーランド国内の8歳児の手術費用を募るためにメダルを競売にかけた。競売はポーランドの企業が12万5000ドルで落札し、男児は手術を受けられることになった。一方、落札企業はメダルをアンドレイチクに返却する旨を表明した[32]。
私生活
メダルの競売