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\マネーの虎
NO CHALLENGE, NO SUCCESS
ジャンルリアリティ番組
企画栗原甚(演出・プロデュース兼務)
堀江利幸(構成兼務)
構成堀江利幸(企画兼務)他
演出栗原甚(プロデュース兼務)他
出演者吉田栄作(司会)
ほか、#マネーの虎を参照
製作
プロデューサー面高直子、金田有浩
桜田和之(CP)ほか
制作日本テレビ
放送
放送国・地域 日本
日曜(土曜深夜)時代
放送期間2001年10月6日 - 2002年3月30日
放送時間毎週日曜 0:50 - 1:50(土曜深夜)
放送分60分
金曜時代
放送期間2002年4月19日 - 2003年9月19日
放送時間毎週金曜 20:00 - 20:54
放送分54分
月曜時代
放送期間2003年9月29日 - 2004年3月29日
放送時間毎週月曜 22:54 - 23:24
放送枠プラチナイト
放送分30分
特記事項:
ナレーション:石川英郎、上村典子(ゴールデン時代のみ)
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『\マネーの虎』(マネーのとら)は、2001年10月から2004年3月まで日本テレビで放送されたリアリティ番組。
一般人起業家が事業計画をプレゼンテーションし、投資家たる審査員が出資の可否を決定するという内容だった。
後に『Dragon's Den』(龍の巣)、『Shark Tank』(鮫の水槽)などのタイトルで番組フォーマットが輸出され、世界各国で制作された[1]。 番組タイトルは、陸軍大将・山下奉文もしくは軍属・谷豊の渾名である『マレーの虎』をもじったものである。 俳優の吉田栄作が司会を務め、オープニング映像にはAV女優の長瀬愛がセーラー服姿で登場していた(ただし、ゴールデン時代の一時期を除く)。また、「夜は別バラ」枠での放送時代は、同枠の他番組と異なる独自のオープニングキャッチ(ナレーター担当の石川英郎が番組と同じ口調で「夜は別バラ」とコールする)が使用された。 本番組のフォーマットはソニー・ピクチャーズ テレビジョンの協力により、日本での放送終了後も公式に海外に輸出され、2005年に『Dragon's Den』のタイトルでイギリス・BBCテレビで番組化されたほか、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、カナダ、オランダ、フィンランドなどで各国版が製作・放送された[1][2]。 番組フォーマット輸出国数は2024年3月の時点で世界50の国と地域に上り、これはアニメを含む日本テレビ制作番組の海外展開では最大級であるほか、ビジネス・リアリティー番組としても世界最多の展開国数となっている(詳しくは、各国バージョンを参照)[1][3][4][5]。 アメリカでは2009年からABCテレビにて『Shark Tank』のタイトルで番組化されており、テレビ芸術科学アカデミー主催のエミー賞において、何度もアメリカ版がノミネートされ、2021年までの時点で計4回受賞している[1][6]。因みに日本オリジナル版の「虎」に倣って、各国バージョンでも龍や鮫など、番組タイトルに動物が入っていることも特徴である[1]。 タイトルロゴには「NO CHALLENGE, NO SUCCESS」の英文が添えられている。
概要
海外での番組化
ルール
基本ルール
志願者による自分がやりたい事業や、願望を抱く夢に関するプレゼンテーションに対して、「マネーの虎」と呼ばれる大物起業家達が自腹で現金を出資するか否かの判断を下す。虎達の出資予定額の合計が、志願者の希望金額に到達すれば「マネー成立」となり、志願者は虎達からの出資金を獲得できる。虎達の出資予定額の合計が、志願者の希望金額に到達しなければ「マネー不成立(ノーマネー)」となり、志願者は虎達からの出資金を一切受け取れずプレゼン失敗となる。またマネー成立後でも、後日プレゼンの中に嘘や偽りが発覚したり、予定していたノルマに達しなかったりすると「ノーマネー」となる。
ノルマの設定
マネー成立の場合、志願者は出資者との相談で開業当日の利益目標に応じたノルマを設定する。なお、利益がノルマに到達しなかった場合、出資者から厳しい叱咤を浴びせられるのが恒例である。
現金手渡し
志願者登場前に虎達は自身の机上に持参した現金をアタッシェケースから出して並べる。但し、高橋がなりは自身の信条から現金を用意することを嫌ったため現金を用意せず、投資時には念書に投資金額を記入する形で対応していた。投資額については、「希望額に1円でも達しなければマネーは不成立」という説明があるが、基本的には1万円単位で希望額が設定されている。一方虎達側は出資時には100万円の札束単位で(例えば350万円出資の場合、100万円札4束分を渡す)マネー成立時に志願者に渡している。
その他のルール
成立・不成立以外のルールは当初から明確に設定されておらず、ワンコイン屋台の志願者が登場した際には高橋が「みんなが投資したいと言った場合は金額を吊り上げるのか、志願者が選ぶのか、早い者勝ちなのか」と本番中に質問したような出来事もあった。実際に1人の志願者に対して全額投資を希望する虎が複数登場した例が2度あり、ともに志願者が虎を選ぶ方法でマネー成立した。いずれも、堀之内が出資を希望したがどちらも選ばれなかった。そのうちの1名は成功を収めている(後述する主な成功者の木製品製造代表取締役社長)。
現金による投資が伴わない例
例外的に現金による投資が伴わない例も存在した。ゲイを対象とした出会い系サイト開設の志願者は株式会社設立費用1000万円を含めて1100万円を希望したのに対し、上野健一が1000万円と加藤が100万円投資したが、上野は現金ではなく保有している休眠会社を志願者に名義貸しさせるという形で対応した。キムチの移動販売で360万円希望した志願者は、投資自体は岩井良明の全額投資で成立したが、この志願者は別の志願者が高橋がなりによる投資の一部で購入しながら、諸事情で事業を断念し未使用状態になった移動販売車を高橋から譲渡[7]された。