マッドマックス
Mad Maxジャンルオープンワールド
アクションアドベンチャーゲーム
対応機種PlayStation 4
Xbox One
Windows
開発元Avalanche Studios
『マッドマックス』(Mad Max)は、Avalanche Studiosにより開発され、Warner Bros. Interactive Entertainmentより2015年9月1日(日本国内では2015年10月1日)に発売された映画『マッドマックス』シリーズのゲーム作品で、オープンワールドのカーアクションアドベンチャーゲーム。PlayStation 4、Xbox One、Windowsにて発売された。2015年6月20日公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の世界に基づいた『マッドマックス』のゲーム作品となっている。 Avalanche Studios
目次
1 要素
2 登場人物
3 出典
4 外部リンク
要素
ゲームが開発・発売されるのに当たって、2013年8月14日にWarner Bros. Interactive Entertainment傘下の出版部門のWB Gamesがプロデュースし、ジェイソン・アレクサンダーが描き、DCコミックスのDCエンターテインメントから、マックスの相棒のメカニック、チャムバケットがマックスと出会うまでの内容のチャムバケット視点の短編物語のモーションコミックも出ており[1]、YouTube上で無料配布で公開されている為、モーションコミックを見る事が出来る。
登場人物
マックス(マクシミリアン)・ロカタンスキー(Max "Maximillian" Rockatansky)
声 - ブレン・フォスター映画シリーズ及びゲームの主人公。略奪者により愛車のV8インターセプターが盗まれる。V8インターセプターを取り戻す為、メカニックのチャムバケットの助けの元、車両をカスタムしながら、チャムバケットを相棒として一緒に連れ危険な荒地を横断する。
チャムバケット(Chumbucket)
声 - ジェイソン・スピサックマックスをサポートする猫背で奇妙な姿をしたメカニックの男[2]。ガス・タウンのエンジン・ベイで、ウォー・ボーイズ達が乗る車両の為にメカニックとして働いていたが、ある日何らかの啓示を受け、エンジェル・コンバスチョンという天使の受肉した姿である、荒地の「ウェイストランド」で最も強力で最速な車「マグナム・オプス」を造ると言う、宗教的な理念を持つようになった。その観念に駆られガス・タウンのエンジン・ベイで部品を盗む様になったがトラブルとなり、死刑になる前にガス・タウンから逃げ出した。その後、砂漠化した海岸に打ち上げられていた巨大船をガレージにしていた。マックスが車を盗まれるのを目撃し、彼の「マグナム・オプス」を造ると言う宗教的な強迫観念にマックスも協力することになり、共に行動するようになる。マックスの事を、エンジェル・コンバスチョンが遣わした聖人と呼ぶ。
犬(The Dog)
マックスが飼う事となる犬で、元々スクロタスが所有して自分の車両に乗せて連れていた犬。ゲームの最初の方でスクロタス率いるウォー・ボーイズがマックスのインターセプターを奪って持ち去る際、マックスがスクロタスの車両に乗り込んだ。乗り込んだマックスに噛み付くが、スクロタスに邪魔扱いされ、スクロタスに乱暴に暴行を加えられ車両から投げ捨てられてしまう。その衝撃で前右足を負傷してしまう。同じく車両から放り投げられたマックスに敵意が無いと分かるとマックスと一緒に行動し、マックスの新しい仲間となる。足を負傷しているのでマックスは犬をマックスの相棒となるチャムバケットの住処のガレージに連れて、この犬をしばらく飼う事となった。映画『マッドマックス2』に登場した同じ、オーストラリアン・キャトル・ドッグと呼ばれる犬種だが、ゲームでは毛の模様や色も多少異なってるのと、元々スクロタスが所有していた犬なので、映画の『2』に登場していたマックスの相棒の犬と別である。
グリッファ(Griffa)
声 - ジョナサン・オールダムマックスが旅の中で度々出会う謎の人物。マックスに様々な助言をしてくれる。
スタンク・ガム(Stank Gum)
声 - ユーリ・ローエンタール人間の皮膚の皮で作った奇妙なマスクをした精神異常のナイフの奇人[3]。胸にスカリフィケーションを入れている。マックスとチャムバケットの巨大船のガレージを攻撃したギャング集団のリーダー。
ジート(Jeet)
声 - ジョシュ・キートンクロスボウを持った男[4]。ライトハウス(Lighthouse)と呼ばれる灯台の砦のリーダー。マックスに興味を持つ。
ガット・ギャッシュ(Gut Gash)
声 - リアム・オブライエンマックスに協力した老人[5]。ラストバスティオン率いて、座礁したスティール・シップ(Steel Ship)と呼ばれる古い船の残骸の砦に住むリーダー。将来再び海水が押し寄せ、干上がった大地が水で覆われるという教えを説き、民衆を従わせている。右足が悪く杖を持っている。スクロタス率いるウォー・ボーイズに狙われている。
ピンク・アイ(Pink Eye)
声 - エイドリアン・バーボー長年の闘いで両足を失い、ショットガンを装備した電動車椅子に乗った女性。 優秀なメカニックとして知られる。サイロ(Silo)と呼ばれる古い廃墟の原子力発電所の砦のリーダーで、スタンク・ガムのギャング集団に襲われていた処、マックスに助けられる。
ホープ(Hope)
声 - コートニー・テイラースタンク・ガムに囚われていた赤毛の女性。鎖で繋がれた首輪を付けられていた。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場したミス・ギディの娘で、かつてジョー(イモータン・ジョーの若い頃)率いるバイカーギャングに父親を殺され、母親のミス・ギディと一緒に捕らえられギャング達に育てられた。またグローリーと言う娘がいる。
グローリー(Glory)
声 - マディソン・カールトンホープの娘。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でマックスの幻覚に登場した少女と同じ名前である。前日譚コミック『Mad Max Fury Road Mad Max #2』にもグローリーは登場しているが、ゲーム版とは共通して同じ処があるものの、設定が異なっている部分がある。
デメンタス博士(Dr. Dementus)
ガス・タウンのかつての支配者。スクロタスに殺された。
ディープ・フライア(Deep Friah)
声 - ロビン・アトキン・ダウンズカルト集団セイクリッドファイア(神聖な炎)のリーダー。体中に火傷の跡があり、炎による死を信仰している。ガス・タウンにあるテンプル(Temple)と呼ばれる要塞の様な寺院を根城にし、スクロタス率いるウォー・ボーイズとは宗教的な思想の違いから対立している。
スキャブラス・スクロタス(Scabrous Scrotus)
声 - トラヴィス・ウィリンゲームのボス。荒地の「ウェイストランド」を支配し、ガス・タウンと言う要塞都市を支配・管理する。精神異常者。チェンソーの槍で武装。カルト的な彼らの武装集団の中では上の階級に属する。有毒な空気を吸うのを避け、新鮮な空気を吸って呼吸する為のチューブを鼻に付けて酸素ボンベと繋がっている[6]。また、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚コミックの一つ、『Mad Max: Fury Road: Nux and Immortan Joe』によると、イモータン・ジョーの3番目の精神病の息子で、ジョーの息子リクタス・エレクタスとコーパス・コロッサスの兄弟でもある事が判明している。なお、ゲームでは、彼はウォー・ボーイズの彼自身の派閥を率いている。
スクロタスの手下(Scrotus’ Minions)
スクロタスの手下達。「ウォー・ボーイズ(War Boys)」と呼ばれている。彼らのしきたりで、体毛を全て剃いで、スキンヘッドに、白いペンキを頭から塗り、体中に自ら傷を付けている。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のイモータン・ジョーの手下達の「ウォーボーイズ」と同一である。15歳?20歳の若者で構成されており、殆どは核の放射能の影響による異なる種類の癌の病気に苦しんでおり、常に弱っている。