マット・ゲイツ
Matt Gaetz
2020年
アメリカ合衆国下院議員
フロリダ州1区
マット・ゲイツ(Matt Gaetz)ことマシュー・ルイス・ゲイツ2世(Matthew Louis Gaetz II、1982年5月7日 - )は、アメリカ合衆国の政治家、法律家。共和党所属の下院議員。フロリダ1区選出。ドナルド・トランプの盟友[1]で、共和党内では熱烈なトランプ派、ポピュリスト、極右の議員とされる。 フロリダ州ハリウッド生まれ。フロリダ州立大学卒業後、ウィリアム・アンド・メアリー大学ロー・スクール修了[2]。 フロリダ州議会下院議員を経て、父ドン・ゲイツ
経歴
2023年10月3日、民主党と組んで共和党所属のケビン・マッカーシー下院議長の解任動議を提出し、賛成多数で可決された[1]。マット以外の共和党の造反議員は、アンディ・ビッグス(アリゾナ州)、ケン・バック(コロラド州)、ティム・バーチェット(テネシー州)、イーライ・クレーン(アリゾナ州)、ボブ・グッド(ヴァージニア州)、ナンシー・メイス(サウスキャロライナ州)、マット・ローゼンデール(モンタナ州)である[5]。 政治姿勢は極右である[6]。共和党内ではトランプ派、MAGA派であり、BBCは「ドナルド・トランプの盟友」[1]、ポリティコやガーディアン紙は「Trump Loyalist」と表現している[7][8]。 妊娠中絶反対派(プロライフ)である。妊娠中絶反対派に対して次のように発言している[9][10]。
政策
「太っていて醜い」
「なぜ妊娠の可能性が非常に低い女性が一番中絶について心配しているのか」
「1日1時間くらい行進した方がいいんじゃないか。腕を振って、血の巡りをよくして、サラダでも食べたらどうだ」
「親指みたいな見た目の女性を誰も妊娠させたがらない」
(「中絶賛成派の女性は醜く肥満ということですか?」との質問に対して)「そうです」
(「発言に『傷付いた』という人たちに対しては?」との質問に対し)「傷付けばいい」
脚注^ a b c 「米下院がマカーシー議長の解任動議を可決、史上初 共和党の8人造反