マッシュル-MASHLE-
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マッシュル-MASHLE-

テレビアニメのロゴ
ジャンル少年漫画
ファンタジー漫画ハイファンタジー
シュールギャグ漫画
バトル・アクション漫画
学園漫画
漫画
作者甲本一
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ コミックス
発表号2020年9号 - 2023年31号
発表期間2020年1月27日[1] - 2023年7月3日[2]
巻数全18巻
話数全162話
アニメ
原作甲本一
監督田中智也
シリーズ構成黒田洋介
キャラクターデザイン東島久志
音楽横山克
アニメーション制作A-1 Pictures
製作アニプレックス
集英社、ADK
放送局TOKYO MXほか
放送期間第1期:2023年4月8日 - 7月1日
第2期:2024年1月6日 - 3月30日
話数第1期:全12話
第2期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『マッシュル-MASHLE-』は、甲本一による日本漫画作品であり、甲本にとって初めての連載作品である。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2020年9号より2023年31号まで連載された[1][2]

本作は魔法が身分を左右する世界「魔法界」を舞台に、魔法を使えないながらも鍛えられた肉体を持つ主人公、マッシュ・バーンデッドが活躍する物語である[1]。本作は、サブタイトルに「●●と○○」(例:「マッシュ・バーンデッドと○○」)にするなど『ハリー・ポッターシリーズ』のオマージュが取り込まれている。その一方で、キャッチフレーズおよびコンセプトは「アブノーマル・ファンタジー」となっている。

個性的でバラエティーに富んだ登場人物たちによる切磋琢磨の様子や、戦闘とシュール・ギャグなどの落差の激しさなどで、日本だけでなく海外でも人気がある[3]。2024年3月時点で全世界累計発行部数が1000万部を突破している[4]

メディアミックスとして2023年にテレビアニメ化、および舞台化された[5][6]。また、2024年にはテレビアニメ版の第2期放送を記念して、番外編が『週刊少年ジャンプ』2024年6・7合併号に掲載された[7]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2024年2月)(使い方

当たり前のように魔法が存在し、誰もが当たり前のように魔法が使える世界「魔法界」。卓越した魔法使いたちが所属する魔法局によって管理される社会では、魔法の能力が高ければ社会の上層になれる一方で、能力が低いと落ちこぼれ扱いを受け、さらに魔法が一切使えない魔法不全者は殺処分される厳しい社会でもあった。

魔法の使えない少年マッシュ・バーンデッドは、養父レグロ・バーンデッドに密かに育てられており、日々筋トレに励んでいた。ある日、マッシュの存在が魔法警察に露見し、警官のブラッド・コールマンに踏み込まれる。だが、マッシュは長年の鍛錬で培った圧倒的な筋力とパワーで、凄腕の魔法使いであるブラッドを返り討ちにする。降参したブラッドは、バーンデッド父子を見逃す代わりに、マッシュに魔法学校に入学して優秀生徒の称号である「神覚者」を獲得し、それに付属する莫大な助成金や権利を要求する。いずれにしても世界を変えなければ家族との平和な暮らしが得られないマッシュは、ブラッドの提案を飲み、魔法界の中枢を担うエリートを輩出してきた由緒ある名門魔法学校イーストン校への入学を決める。

魔法のエリート達が集まる魔法学校を舞台に、魔法が使えないマッシュは、その超人的な肉体のみを武器に「神覚者」を目指す。
世界観・用語解説
魔法
本作の重要節句で、作中世界において普遍的に存在する能力。神から与えられたとされ、魔法界においては魔法の巧拙によって身分が決まると説明される。魔法が使える=魔力を持つ者は、生まれながらに顔に線状のアザができるのが特徴であり、基本的にこの世界の者たちは1本線のアザがある(一線魔導師)。アザは魔力量を示しており、線の本数が簡単な魔法の資質を図るバロメーターになっている。稀にアザの本数が複数ある者たちがおり、2本線のアザの者(二線魔導師)は10万人に1人割合で存在し、1本線の者より先天的な魔力量に優れているとされる
[8]が、2本線だからと言って必ずしも1本線より魔法が巧みに扱えることを意味せず、同じ本数であっても能力の巧拙に差がある。また、戦闘に長けた赤魔導師(あかまじゅつし)、学術やサポートに長けた白魔導師(しろまじゅつし)という分類もある[9]。逆にアザがない者は魔法が使えない者=魔法不全者(まほうふぜんしゃ)であり、社会から間引き(殺処分)される。
造体禁忌魔法(ぞうたいきんきまほう)
本作におけるキーワードであり、魔法界の禁忌の一つである闇魔法。
魔法界
本作の舞台の総称。格差社会が激しく、魔法の能力が高ければ社会の上層になれる一方で、能力が低いと落ちこぼれ扱いを受ける。魔法が一切使えない魔法不全者は殺処分されることが義務となっており、魔法不全者を匿った者も処罰の対象となる。
神覚者
年に一度、もっとも優秀な生徒に贈られる称号。神覚者となった者は「神に選ばれし者」として崇め奉られ、様々な特権を持つことになる。現時点で判明している主な権利は「貴族階級への昇格」「10億L(ロンド)の助成金」など。国の最高法定機関である魔法局には多くの神覚者たちが入局しており、国を支配している。
イーストン魔法学校
魔法界の中枢を担うべきエリート魔法使いを輩出してきた、名門魔法学校。神覚者となった人材を多数魔法局に送り出しており、実質的に政府職員機関の役割も果たしている。志願者の多くは政府高官の子息や名門貴族の出自であり、編入試験は超難関を極める。また、学期ごとに一定の成績を修めなければ退学になるなど、生徒に要求されるレベルも非常に高い。学内生活は全寮制で、内部進学組と編入組が二人一組となって共同生活を送るのがしきたり。寮は「アドラ」・「オルカ」・「レアン」の3寮が存在し、入学時点で生徒の特性をユニコーンが判定、配属寮が決定される仕組みとなっている。過去100年の神覚者輩出数は11名。
アドラ(Adler)
選ばれる特性は「勇気と信念」。寮のシンボルは鷲。良くも悪くも気骨で我が強い気質があり、マイペースで叛骨心溢れる野心家が集まりやすい。マッシュ・レモン・フィン・ランス・ドットなどが属している。
オルカ(Orca)
選ばれる特性は「知性と勤勉」。寮のシンボルは鯱。基本的には内向きで研究に没頭する気質の者が多く級硬貨の争奪戦に積極的に参加する者は少数派で好戦的なものは珍しいとされるが、自己のに合致するものがあれば如何なる手段を辞さない獰猛で貪欲な探究心が旺盛な求道者達が潜んでいる。
レアン(Lang)
選ばれる特性は「才能と自尊心」。寮のシンボルは狼。貴族出身や関係者で構成され純血主義で結束力が強く排他的な気質を持つ。
級硬貨(コイン)
授業の課題や課外活動、行事の成績によって生徒に与えられる硬貨。金・銀・銅の3種類が存在する。中でも金の級硬貨は神覚者に選ばれるためにもっとも重要であり、3学期終了時点で金の級硬貨を5枚以上所持していれば神覚者候補となる。銀の級硬貨は5枚集めると金の級硬貨1枚に変化する。この硬貨を巡っての魔法対決は、生徒間でしばしば行われている。
ドゥエロ(Duelo)
魔法界の人気スポーツ。ホウキに乗った選手たちが空中でボールを取り合い、ゴールリングに通すことで得点を競い合う。1ゴールごとに10点加算される。
セント・アルズ聖魔学校
正しい道理・規範を破るものに厳格な制裁を与える絶対正義を掲げている。過去100年の神覚者輩出数は4名。
ヴァルキス魔学校
魔法を極めんがために過程を重視しない実力至上主義を掲げている。過去100年の神覚者輩出数は85名。
鉄の杖
第43話(アニメ第14話)にてマッシュたちが訪れた杖屋に古くからあった杖。とても重く、どんな力自慢や魔法でも1000年間誰も持つことができなかった。この杖の下にはエルフの水が湧き出ているとされ、その水を使えば素晴らしい杖が作れるとされている。結果的にマッシュが軽々と引き抜き、杖屋から無償で譲り受けた。以降、マッシュはこの杖を変形させて使用するようになる。
登場人物

声の項は特記のない場合、テレビアニメ版における声優
主人公マッシュは大好物のシュークリームが関わると頑固になり、レグロの言いつけを無視したり、突飛な行動を取ったりすることもある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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