マッキ_M.39
[Wikipedia|▼Menu]
マッキ M.39 前からマッキ M.39 側面フィアット AS-2 エンジン

マッキ M.39は、シュナイダー・トロフィー・レース専用機として1926年イタリアアエルマッキ社が製作した水上機である。
概要

1925年マッキは、空気抵抗の低減を狙って単葉形式を採用する飛行艇マッキ M.33でレースにエントリーするも、結果は3位に終わる。そこで、マッキはその時優勝したアメリカカーチス R3C-2を真似て、水上機スタイルの機体で、シュナイダー・トロフィー・レースのエントリーを狙う事となる。

そこで製作されたのが本機であり、イタリアの総力を挙げてアメリカの3連覇を阻止にかかった。カーチスを真似て水上機スタイルを採用したものの、主翼については前作を踏襲し単葉形式を採用した。1926年のアメリカ、バージニア州で行われたシュナイダー・トロフィー・レースで見事優勝し、雪辱を果たしている。対するアメリカは、1925年の優勝機であるカーチス R3C-2のエンジンを強化して臨むが、2位に終わっている。
スペック

全長:6.70m

全幅:9.20m

全高:3.00m

総重量:1,575kg

出力:800HP

最大速度:416km/h

登場作品
映画
紅の豚
主人公の友人、フェラーリン少佐の愛機(イタリア空軍機)として、本機をモデルとした機体が登場する。
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、マッキ M.39に関連するカテゴリがあります。

アレーニア・アエルマッキ

飛行艇

マッキ M.33


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:4600 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef