マスキーゴン_(ミシガン州)
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マスキーゴン

Muskegon
愛称: 木材の町、港市、世界の木材女王、スキーの町
マスキーゴン郡内の位置
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度14分03秒 西経86度14分54秒 / 北緯43.23417度 西経86.24833度 / 43.23417; -86.24833
 アメリカ
 ミシガン州
  マスキーゴン郡
政府
 ? 種別市政委員会・マネジャー方式
 ? 市長スティーブン・J・ゴーロン[1]
 ? 市マネジャーフランク・ピーターソン
面積
 ? 合計46.93 km2
 ? 陸地36.80 km2
 ? 水域10.13 km2
標高191.4 m
人口(2020年)[2]
 ? 合計38,318人
等時帯UTC-5 (東部標準時)
 ? 夏時間UTC-4 (東部夏時間)
郵便番号49440-49445
市外局番231
FIPS code26-56320[3]
GNIS feature ID1620963[4]
ウェブサイト ⇒http://www.muskegon-mi.gov/

マスキーゴン(: Muskegon、[?m?s?ki???n])は、アメリカ合衆国ミシガン州の都市。マスキーゴン郡郡庁所在地である[5]。人口は3万8318人(2020年)。ロウアー半島の西岸に位置している。マスキーゴン都市圏の中核である。広域ではグランドラピッズワイオミング=マスキーゴン広域都市圏に属している。
歴史
有史以前ミシガン湖からマスキーゴン湖への入口

マスキーゴンとなった地域を人類が占有したのは、7,000ないし8,000年前の移住型パレオ・インディアンの猟師であり、ウィスコンシン氷河が後退した後で、この地域を専用した。パレオ・インディアンの後は、ウッドランド・インディアンの幾つかの発展段階を経て行き、その中でもホープウェル文化の部族がこの地域を占有したのは、恐らく2,000年前のことである。

マスキーゴン地域に住んだのはオタワ族ポタワトミ族インディアンの様々なバンドだった。1830年時点でマスキーゴンはオタワ族の集落がある場所だった[6]。おそらくこの時代のインディアンの中で最も良く記憶されているのが、オタワ族のペンダルアン酋長である。1730年代、イリノイのフォックス族インディアンをフランスが絶滅させようとした動きに参加し、ペンダルアンとその部族は1730年代と1740年代にマスキーゴンとその周辺に住み、1742年にフランス人に誘導されてトラバース湾の開拓地に移動した。

「マスキーゴン」という名前は、オタワ族の言葉で「湿地の川あるいは沼地」を意味する Masquigon(マスキゴン)から得られていた[7]
ヨーロッパ人の到着

「マスキゴン」川が17世紀後半に作成されたフランス人の地図に載っており、フランス人探検家がその頃までに現在のミシガン州西岸にまで達していたことを示唆している。1675年、ジャック・マルケット神父がセントイグナスへの最後の旅で、この地域を通って北に向かった。また1679年、ラ・サールの副官アンリ・デ・トンティの率いたフランス兵部隊がこの地域を通過した。

マスキーゴン地域で最も初期に知られているヨーロッパ系アメリカ人住人は、毛皮交易業者かつ罠猟師のエドワード・フィッツジェラルドであり、1748年にマスキーゴン地域に初めて来て、そこで死んだ、ホワイト湖の付近に埋葬されたと伝えられている。1790年から1800年のいずれかの時点で、フランス系カナダ人交易業者ジョーゼフ・ラ・フランボアズが、ダック湖の出口に毛皮交易基地を設立した。1810年から1820年、ラマー・アンディ、ジャン・バティスト・レコレクト、ピエール・コンスタンなどフランス系カナダ人毛皮交易業者が、マスキーゴン湖周辺に交易基地を設立していた。1800年代後半の林業時代、製材会社が北ミシガンのホートン湖からマスキーゴン川を使ってシロマツ材を流し、マスキーゴンにある製材所に送って加工していた[8] [9]

ヨーロッパ系アメリカ人によるマスキーゴンの開拓は1837年に熱心に始まった。それは地域の広範な木材資源の開発開始と時を同じくしていた。1837年の林業開始は、地域の歴史で最もロマンチックな時代と考えられるものの始まりでもあった。19世紀半ばの林業、製材業のために多くの開拓者を惹きつけ、特にドイツアイルランドカナダからの移民が多かった[10]

マスキーゴン市内の幾つかの地区が別々の村として始まった。ブラフトンは1862年、レイクトン郡区の製材村として設立された。1868年から1892年には独自の郵便局も持っていた。ブラフトンは1889年にマスキーゴンに併合された。
地理と気候

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は18.12平方マイル (46.93 km2)であり、このうち陸地14.21平方マイル (36.80 km2)、水域は3.91平方マイル (10.13 km2)で水域率は21.58%である。

マスキーゴン市の西はミシガン湖であり、北はマスキーゴン湖である。マスキーゴン川が市の北東端でマスキーゴン湖に注いでいる。

マスキーゴンの気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °F (°C)63
(17)67
(19)82
(28)86
(30)93
(34)98
(37)99
(37)99
(37)95
(35)86
(30)76
(24)64
(18)99
(37)
平均最高気温 °F (°C)30.8
(?0.7)33.2
(0.7)43.0
(6.1)55.9
(13.3)66.9
(19.4)76.0
(24.4)80.4
(26.9)78.8
(26)71.3
(21.8)58.8
(14.9)46.4
(8)35.1
(1.7)56.4
(13.6)
平均最低気温 °F (°C)19.1
(?7.2)20.1
(?6.6)26.0
(?3.3)36.3
(2.4)45.9
(7.7)55.6
(13.1)60.9
(16.1)60.0
(15.6)51.8
(11)41.5
(5.3)33.0
(0.6)24.3
(?4.3)39.5
(4.2)
最低気温記録 °F (°C)?21
(?29)?30
(?34)?11
(?24)1
(?17)22
(?6)31
(?1)39
(4)36
(2)27
(?3)19
(?7)?14
(?26)?15
(?26)?30
(?34)
降水量 inch (mm)2.00
(50.8)1.82
(46.2)2.23
(56.6)2.91
(73.9)3.25
(82.6)2.55
(64.8)2.37
(60.2)3.39
(86.1)3.89
(98.8)3.11
(79)3.35
(85.1)2.55
(64.8)33.42
(848.9)
降雪量 inch (cm)29.7
(75.4)18.5
(47)8.8
(22.4)2.2
(5.6)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0.2
(0.5)6.0
(15.2)28.3
(71.9)93.7
(238)
平均降水日数 (?0.01 in)15.712.211.212.110.79.09.59.010.111.914.115.7141.1
平均降雪日数 (?0.1 in)15.311.06.11.7000000.34.012.951.4
出典1:NOAA (normals 1981?2010),[11]
出典2:ThreadEx (extremes 1892?2012) [12]

付近の地形

ベア湖

マスキーゴン湖

モナ湖

ミシガン湖

マスキーゴン川

人口動態

人口推移
年人口%±
1860
1,450?
18706,002313.9%
188011,26287.6%
189022,702101.6%
190020,818?8.3%
191024,06215.6%
192036,57052.0%
193041,39013.2%
194047,69715.2%
195048,4291.5%
196046,485?4.0%


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