マジすか学園2
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マジすか学園2
ジャンルテレビドラマ
原作秋元康
企画秋元康
脚本鎌田智恵
橋本博行
山岡潤平
山岡真介
監督佐藤太
豊島圭介
出演者登場人物を参照
オープニング「ヤンキーソウル
エンディング「青春と気づかないまま
最終話のみ「ヤンキーソウル」
製作
プロデューサー岡部紳二(CP)
森田昇
露木友規枝
阿比留一彦
石田雄治
椋樹弘尚
制作テレビ東京

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2011年4月16日 - 7月2日
放送時間土曜 0:12 - 0:53(金曜深夜)
放送枠ドラマ24
放送分41分
回数12
マジすか学園2
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『マジすか学園2』(マジすかがくえんツー)は、2011年テレビ東京制作でテレビ東京系列ドラマ24枠(毎週土曜0時12分 - 0時53分〈金曜深夜〉)で放送されたAKB48出演の連続テレビドラマシリーズ。『マジすか学園』の続編にあたるマジすか学園シリーズの2作目である。
目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 ラッパッパ(吹奏楽部)

3.2 つの字連合

3.3 生徒

3.4 卒業生

3.5 教員関係者

3.6 矢場久根女子商業高校

3.6.1 裸足の会(ハブ)

3.6.2 その他の生徒

3.6.3 卒業生


3.7 捨照護路(ステゴロ)高校

3.8 メインキャストの親族

3.9 その他の登場人物


4 主題歌・挿入歌

5 放送日程

6 ネット局

7 スタッフ

7.1 過去のスタッフ


8 脚注

8.1 注釈

8.2 出典


9 外部リンク

概要

1話完結形式だった前作とは違い、連続ドラマ形式の趣が強い。前作と配役が一部異なる。前作では暴力的な描写が多く、視聴者から苦情が寄せられたため、暴力・流血描写は極力抑えられた。

前作の主人公だった前田敦子および前作の主要人物はあまり登場せず、明確な主人公を設定しない群像劇の趣が強い[注 1]。大まかなストーリーとしては、ポスト前田を争う物語であり、前作同様に現実のAKB48とその周辺の出来事をモデルとしている。しかし、個々のキャラクターのエピソードが平行して描かれるという難解なストーリーとなったため、最終話放送後の番組公式サイトのBBSには不満の声が多く寄せられた[要出典]。

前作同様、開始時にピンポーンという効果音と同じ断り文があるが、「パート2となり、さらに下手な演技がパワーアップしている場合もあります」の文章が付け加えられた。最終話の断り文は、「御礼 学芸会の延長みたいなドラマに最終回までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。彼女たちなりに成長したのか? みんなの目が慣れてしまったのかはわかりませんが、彼女たちがガチで頑張ったことだけは間違いありません。最後まであきれることなく、おつきあいください」になった。冒頭は必ず「AKB48 in」というテロップが出る。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年12月)(使い方

旧四天王たちが卒業してから数ヶ月。前田は3年生に進級したが、ラッパッパはかつての勢いを失いつつあった。校内を新たなヤンキーたちがうろつく中、ある人物が前田に宣戦布告し、下克上の幕が開く。
登場人物

※役者名だけの記載は本人同名役。ニックネームで呼ばれているキャラクターの本名は演者と同じ。ただし、チハル・サナエのように下の名が異なるキャラクターは除く。
ラッパッパ(吹奏楽部)

部員は全員3年生。部室には卒業生の写真が貼られた一角があるほか、奥の部屋には優子の写真を置いた祭壇が設けられている。出入り口の扉はセンターに破壊されて以降、そのままになっている。また、ロケ地とセットが変わったため前作とは部室の間取りが多少異なる。
前田敦子
前作の主人公。新副部長。本作ではメガネからコンタクトレンズに変え、第5話から髪を短くした。おたべとは親友関係で、過去におたべと交戦して自身も多少ダメージを食らいつつも圧倒し勝利している(その後なんらかの紆余曲折を経ておたべとは仲良くなり親友になった)。自分より強い相手を見つけるために街でヤクザチンピラ、弱者に暴行恐喝を行っている不良を倒して回るという世直し人、あるいは仕置き人のようなことをしている[注 2]。度々おたべと隠れて会う度に止められるが辞めず、これが原因で連続暴行犯として警察に追われる身となる。優香と優希から国外に高飛びするように忠告されるが、マジ女とヤバ女の戦争の最中に姿を現す。シブヤと和解してマジ女の仲間達に別れを告げ、ネズミとセンターにマジ女の「テッペン」を託した後、警察に出頭・逮捕された。
★おたべ - 横山由依
新部長。京都の超有名進学校から前田が呼び寄せた。京言葉を話す。本名は横山(本人が自己紹介で言ったのは苗字のみ)。統率力は高く、部長であることを部外者(主にフォンデュやマジ女の末端の雑魚や矢羽久根)から疑問に思われても部員達からは概ね納得されており、あまり不満に思われてはいない。ゲキカラに至っては「お前が部長で良かった」と発言するほど。非常に頭が切れる上に喧嘩の実力もかなり高い。基本的な性格は冷静かつ平和主義者(無益な戦いを嫌う)。また、滅多に感情を表に出さないがどこかひょうひょうとした部分があるなど掴みどころがなくミステリアスであるが、ゲキカラがミソに刺されて生死の境を彷徨い死を恐れた話を聞いて「たかがヤンキーの喧嘩や」と言ってしまう底知れぬ恐ろしさも併せ持つ。「ネズミが黒幕だと見破る」「センターが脇腹を刺された事を知っている」など、ネズミ並かそれ以上に情報収集能力に長けている。子供の頃から喧嘩では誰にも負けたことがなかったが、マジ女に来校する前の前田(八木女子高時代)と拳を交えており、その際に初めて喧嘩に負けた(それ以降、何らかの紆余曲折を経て前田と仲良くなり親友となった)。座右の銘は「上には上が、下には下が居る」。ネズミとはお互い嫌いあっている(わかりやすく表に出しているのはネズミだけだ)が、個人的にセンターには好感を持っており、ネズミを裏切ってラッパッパ側に就くよう打診した。喧嘩では足技を主体としており、回し蹴りやカカト落としが得意技。背後からの攻撃にも対応出来たりする他、受け流しにも長け、特殊なかわし技(殴られたように見せかけて受け止めているなど)も使用する器用なオールマイティタイプ(『マジすか学園4』では足技主体は変わらず前田のように拳撃やだるまのように頭突きも使うようになり、技も足技と組み合わせた技が増えたり、『マジすか学園』の前田のように仲間の技を組み合わせて窮地を脱したりもした)。かなりの実力者にも関わらず、実力者の中で唯一、スタミナ切れなのか何かがあったのかは不明だが最終決戦で途中から雑魚に押されている。だが、最終決戦では前田への強い思いもあって自ら真っ先に敵陣に切り込み前田に重い十字架をこれ以上背負わせるわけにはあかんのや!と珍しく感情を出して叫んでいる。前田が現れた後、サドと共に2番手を歩いている。あくまで前田の代理の部長であり、既に3年生であるため、最終話では前田に「テッペン」をまかされていない。逮捕され、連れて行かれる前田に対し、珍しく感情を昂らせ涙ながらに名前を叫んでいた。あだ名の『おたべ』の由来は演じた横山が京都出身である事から京都の銘菓、八ツ橋のおたべから(本人が755にて発言)。
鬼塚だるま - なちゅ
ケンカとともに精神を鍛え直すべく、自己啓発のセミナーに通っている(学園にはおらず、前田四天王の地位も実質的に尺に譲った形となっている)。最終決戦で、全員分の手羽先を持参し自称「あつ姐のピンチヒッター」として駆けつける。前作同様、頭突きが得意技。
新・ラッパッパ(前田)四天王

学ラン(洋ラン) - 宮澤佐江
前作から外見が大幅に変化(短ランから洋ラン、髪型がリーゼント)。男子のような風貌で他校の女子から人気がある。櫛でよく髪をとかしている。性格は友達思いの熱血漢だが多少短気。シブヤからの「ゲキカラへの果たし状」をダンスから受け取るが、ゲキカラを「甘口」として卒業させるために、おたべの静止に刃向かって自らがヤバ女に出向く。そこで山椒姉妹二枚刃に目つぶし攻撃をされつつも倒すが、直後に裸足の会のメンバーに袋叩きにされて敗北・入院する。その後、退院して最終決戦に参戦した。
尺 - 峯岸みなみ
元生徒会長。生徒会長では出番が少ないことを嘆き、出番を求めてヤンキーに転向した。ヤンキーになる前は、野球部のマネージャーかヤンキーになるか迷い、野球部のマネージャーは応援を締め切っていたため、ヤンキーになった。前作と異なり、茶髪のストレートに赤い特攻服という出で立ちになっている。本人いわく「ヤンキーと優等生キャラの中間でいたい」らしい。ラッパッパで1番情に厚く、ゲキカラが刺されて重症を負った際は号泣し、おたべに慰められていた。勉強も喧嘩もそこそこだと思っており、「自分は本当に四天王でいいのか」と悩んでいる。しかし、喧嘩をふっかけたチームアンダー全員を返り討ちにし、(靴は奪われたが)ヤバ女のジャンケンとのタイマンで引き分けた実績はある。ゲキカラの入院後、彼女のペンダントの所有者になっている。「いくない」(「よくない」の意)という口癖が、一時期チームアンダーに移った。舎弟を名乗った後でもチームアンダーのことはあまり好きではない様子。
ゲキカラ(甘口) - 松井玲奈
旧四天王では唯一留年し、四天王の座に再び居座っている。前作に引き続き喧嘩の実力は非常に高い。今は亡き優子に必ず卒業することを誓っている。性格やキャラクター設定が前作と大幅に変更され、前作と比べると感情も落ち着いており普通の会話を行えるようになった。ただし、多少コントロールできるようになってはいるが、喧嘩に対する感情や攻撃・行動は変わっていない。なお、ミソに刺された際に初めて(死ぬことに対する)恐怖を覚えたと発言している猛者。数ヶ月前までは敵対関係だったはずの前田やその一派とも完全に和解している。病床ではおたべには心を開いているような話もしており、おたべに「お前が部長で良かった」と発言している。危険度や怒りの度合いは辛さで表現される。「甘口」の時は胸のペンダントの文字が「POP」、「ゲキカラ」へ覚醒した時は「ROCK」になる。優子からの「理由のない喧嘩は空しいだけだから絶対にするな」という旨の教えを守り、普段は「甘口」だが激しい怒りを感じた時は「ゲキカラ」へ覚醒し、学ランを袋叩きにしたカムバックとまゆげを軽く一蹴しピアノで引き潰そうとしたが学ランの声で目を覚まし、学ランを支えながら場所を後にした。ミソの凶行によって脇腹を刺されて瀕死の重傷を負ったが、一命を取り留めて入院。おたべとの友情深める会話後に亡くなった優子に会ってしまうほどに症状が悪化するが、最終決戦では入院中にも関わらず、病院を抜け出し点滴片手に参戦した(すぐに針を引き抜いて点滴を放置していたが)。最終話で前田に「来年は卒業しろよ」と言われたことから、今年度も卒業できなかった様子。
歌舞伎シスターズ(能・狂言シスターズ)
2人1組扱いの四天王。ヤバ女に乗り込んだ際に、歌舞伎シスターズに戻った。最終決戦にも参戦。
大歌舞伎(姉) - 河西智美
時折般若の面を着用し、扇子を持つ。前作と同様掌底を得意とする。性格は普段は冷静だが、怒りを覚えると冷静さが多少無くなるのか強気になり、格差がある相手にも向かっていくようになる。前田への復讐のためにマジ女を裏切ったシブヤに激怒し、タイマンを張るが敗北。
小歌舞伎(妹) - 倉持明日香
時折、小面を着用し、小太鼓を持つ。大歌舞伎を姉貴と慕い、技などの解説が多い。コブラツイスト逆エビ固めなどのプロレス技が得意で、大人数相手には隙ができる不利な技でも好んで使う。ヤバクネ軍団と戦い、チハルとサナエには勝ったものの多勢に無勢で袋叩きにされ敗れる。
チームホルモン

ラッパッパの入口を守っているが実力は低く、センター(1話)、ヤバクネ軍団(3話)にあえなく敗戦。本人達も弱さを自覚しているが、それを理由に喧嘩から逃げることはしない。チームフォンデュと親交や交流を兼ねた会食を行っている。最終決戦に参戦。
ヲタ - 指原莉乃
リーダー。前作と異なり、前髪を上げている。最終決戦では旗振りを務めた。ゲキカラの鼻鉛筆に怯える。
バンジー - 仁藤萌乃
サブリーダー。『大草原の小さな家』に熱中している。裸足の会の最初の被害者であり、登校中に襲撃され重傷を負いながらも学校まで辿り着きヤバ女の休戦協定破棄を伝えた。
ウナギ - 北原里英
特攻隊長。
アキチャ - 高城亜樹
会計監査。前作と異なり、茶髪で髪が伸びている。自分達が弱いのは周りが強過ぎるからであり、他の学校ならば「テッペン」を張れるだけの実力はあると発言。
ムクチ - 小森美果
前作より台詞の数が増えており、第8話から「おしゃべり」と改名した[注 3]。前田の部長紹介時にサドに似せた毛皮にヨーヨーを持って現れるネタキャラにもなった。
つの字連合

ネズミとセンターが中心となり、前田やラッパッパに不満を持つ生徒たちを集めて結成された。メンバーは全て2年生。本来の目的は「世代交代」だが、ヤバ女との抗争が勃発したため、機が熟するまで活動停止していた。最終的に組織は瓦解し、ネズミとセンターだけのチームとなる。当初の想定とはかなり異なった形ではあるが、結果的にマジ女の「テッペン」を取るという目的は果たした。
ネズミ -
渡辺麻友
前作から一転、主人公格の一人として登場[注 1]。ラッパッパに対抗すべく、センターと手を組んで「つの字連合」を結成。頭脳派であり、参謀的存在も兼ねる。ゲームは一度も負けたことがない。実家は裕福で、父親は政治家の渡辺友造。しかし、ヤミ献金等の汚職で得た不正な金で、複雑な家庭環境で孤独に育った様子が示唆されている[注 4]。常にパーカー(第11話で初めて外した)と黒いタイツを着用。基本的に一人称は「あっし」だが、センターの前では「私」になり、口調も異なる。クラシック音楽を好む。喧嘩に関してはチームアンダーを1人で全員倒す、武器を用いたヤバ女の集団相手に1人で互角に渡り合えるほどの実力を持つが、戦いは好まない。おたべを土産物呼ばわりしたりして嫌いあっている(ネズミの発言などからおたべが自分より上の頭脳を持つ事に嫌悪感を抱いているようだが)。敵味方問わず、裏から操る策略家で表向きはセンターのパートナー的存在であるが、情報屋としてシブヤと捨照護路高校の仲俣と裏でつながっており、マジ女とヤバ女の潰し合いに拍車をかけるために暗躍する。そのためには手段を選ばず、ヤバ女と手を組みバンジー以外残りのチームホルモンをまんまと騙して敗北させ、チョウコクの心を金で動かす、さらに心から自分を信頼しているセンターですら巧みな演技で大怪我を負ったと欺き、手駒として利用して平然と裏切るような行動をするなど、狡猾であるが、おたべには黒幕である事などを見抜かれていた。友情や仲間意識に関しては嫌っている節があり、それゆえに常に他人を見下した態度を取るため、少なくともセンター以外の全員からは快く思われていない。本人いわく「誰にも同情されたことがない」らしい。このことから周囲との亀裂を広げ、やがて仲間は離散し「つの字連合」は瓦解。自身もヤバ女と仲俣に裏切られて自ら孤立を深めるようになる。しかし、何度裏切って利用しても決して離れていかないセンターに苛立ち、遂に殴り合いとなるが、最終的に心が通じ合って本物の「マブダチ」となる。最終話でセンターとともに前田からマジ女の「テッペン」を託された。渡辺は演じるに当たり、「人間の悪い部分を出来るだけ詰め込んだ」という。ネズミの孤独を表現するために、自身の引きこもりに近かった時期の経験(渡辺麻友の項目を参照)が役に立ったとも語っている[1]
センター - 松井珠理奈 / 横山未空(幼少期)
2年最強。出番の少ない前作から一転し、主人公格の一人として登場[注 1]


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