マシンピストル
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コルト・シングル・アクション・アーミー アメリカ軍の制式採用から70年、更に制式を外され30年が経過した現在も、世界中で使用されているM1911 軽量化を目的にプラスチックを多用した設計のグロック19

拳銃(けんじゅう)は、片手で射撃するためにデザインされたの総称である[注 1]。小型で携帯性・秘匿性に優れており、主に護身用に使用される。

「けん銃」と表記されることもあり、他に「短銃(たんじゅう)」、「ピストル」とも呼称される。
目次

1 概要

2 名称

3 用途

3.1 軍事用途

3.1.1 近世の拳銃

3.1.2 近代の拳銃

3.1.3 第一次世界大戦までの拳銃

3.1.4 第二次世界大戦までの拳銃

3.1.5 現代の拳銃


3.2 警察・治安維持部隊用途

3.3 信号・照明用

3.4 犯罪用途

3.5 市民の自衛用

3.6 競技用

3.7 狩猟用


4 拳銃の種類

4.1 単発式・複銃身式拳銃

4.2 回転式拳銃

4.3 自動式拳銃

4.4 マシンピストル


5 射撃操作

5.1 回転式拳銃の射撃操作

5.1.1 シングルアクション

5.1.2 ダブルアクション


5.2 自動式拳銃の射撃操作


6 命中率

7 拳銃の所持規制

7.1 日本

7.1.1 競技用拳銃の所持について

7.1.2 古式銃の所持について


7.2 アメリカ合衆国

7.3 その他の諸国


8 3Dプリンター拳銃

9 代表的な拳銃一覧

9.1 リボルバー

9.2 オートマチック

9.3 その他


10 脚注

10.1 注釈

10.2 出典


11 参考文献・関連書籍

12 関連項目

概要 拳銃弾の断面図
1.弾頭
2.薬莢
3.火薬
4.リム(外枠)
5.雷管

日本の防衛省では、けん(拳)銃を英語のpistolに対応する語とし、「片手で保持して照準し,弾丸を発射できる銃。」と定義している[1]

火縄銃が伝来した直後から日本でも製造されており、江戸時代までは短筒、馬上筒などと呼ばれていた。洋式火器が輸入されるようになった幕末から短銃、ピストルと呼ばれるようになり、これらは拳銃と並んで現在も一般的な呼称となっている。

両手で扱う他の火器と比較して、次のような特徴を持つ。
小型である
銃床を持たず銃身が短く携帯性に優れている[注 2]。各国の警察官も拳銃を携行している事が多い。犯罪者側も隠し持つために有利であるので、大型銃と比較し所持規制が厳しい傾向にある(アメリカは州により法律が異なるが、自宅に置く「所有」は規制が緩いが、「携行」は警察官を除き許可を要する州もある)。
拳銃弾を用いる
小銃弾に比べて装薬量の少ない拳銃用弾薬を用いる。拳銃は銃身が短いため銃身内での弾頭の十分な加速が望めず、弾頭重量によってパワーを稼ぐ必要がある。


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