マシュランボー
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出典検索?: "マシュランボー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年7月)

マシュランボー
アニメ
原作東堂いづみ
シリーズディレクター今沢哲男
シリーズ構成関島眞頼
キャラクターデザイン神村幸子
音楽堀井勝美
アニメーション制作東映アニメーション
製作テレビ朝日
東映エージエンシー
東映アニメーション
放送局テレビ朝日系列
発表期間2000年2月5日 - 9月23日
話数全32話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『マシュランボー』 は、2000年2月5日から同年9月23日テレビ朝日系列(ただしフルネット局のみ)で放送されたテレビアニメ作品。放送日時は毎週土曜18時28分から18時58分。目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 主要キャラクター

3.2 マシュランボー

3.3 マトリクサー六大将軍

3.4 第1部のサブキャラクター

3.5 第2部のサブキャラクター

3.6 カードリアン

3.7 漫画版オリジナルキャラクター


4 用語

5 スタッフ

6 主題歌

7 ネット局

8 各話リスト

9 映像ソフト

10 ネット配信

11 漫画版

11.1 書誌情報


12 関連項目

13 脚注

14 外部リンク

概要

西遊記をモチーフにして製作されたオリジナルアニメ作品。冒険物としてスタートしたものの、途中からバトルアクションがメインとなる。一部地域で裏番組が人気を誇っていた『HUNTER×HUNTER』だったこともあって平均視聴率は3.5%と苦戦し、打ち切りとなった。この作品を最後に、『夢の星のボタンノーズ[1]から続いてきたアニメ枠は実質上廃枠となった。なお、テレビ朝日・東映アニメーション制作のアニメ番組における後番組として金曜深夜の『勝負師伝説 哲也』が継ぐ事になったが、関東ローカル枠に降格となり、大半の系列局では遅れネットもされなかった。そのため、全国ネット枠としては2002年11月に土曜夜19時30分枠で『釣りバカ日誌』が開始されるまで途絶えることになった。

東京国際アニメフェア2008において、総集編の第1部『心を力に』と第2部『終わらない地球』(1部・2部とも各90分)の構成による前後編の2部作で映画化されることが発表されたが、その後2008年9月21日に同タイトルの総集編DVD全2巻が発売された。

コミックボンボン講談社)に、岩本佳浩の描いたコミカライズが連載された。
あらすじ

人類が滅んで300年後の地球は、マトリクサーと呼ばれる新生命体によって支配されていた。その中でコールドスリープから目覚めたヤクモは、生き残っている人間を求め西の地センターへ向かう。偶然通りかかったエテ村の滝で、村人によって罰せられ吊るされていたマシュラを救い、道中で出会ったサーゴ、クータルも同行し旅を続ける。
登場人物
主要キャラクター
マシュラ
- 高山みなみ主人公。ヤクモと旅をするマトリクサーの少年。2050年の8月25日生まれの12歳。容姿は怪物じみた姿が多いマトリクサーのなかでは珍しく、人間そっくりな姿をしている。ハイパーフォームに変身すると仮面を被った真紅の鎧の戦士となり、非常に高い戦闘能力を発揮する。12話で謎の老子の修行で必殺技「ゴーバクファイヤー」などの技を覚え、エッグカードの力で、必殺技「ファイヤーアタック」「バーニングクロスアタック」「ファイヤーツイスター」「ファイヤークラッシュ」「ファイヤースラッシュ」などの炎の力を利用した必殺技を覚えた。口悪く我侭で自己中心的だが、ヤクモに対しては恋心すら超えた感情を抱き、彼女のために命をかけて戦うことも厭わない。また、サーゴ、クータルのゴーバクカードを挿入することにより、マシュランボーに合体・変身することができる。第1部ラストにサタンマシュランボーを「心の力」で起こした奇跡で倒すが、すでに体は限界を超えていたため、ヤクモの目の前で、サーゴ、クータルと共に消滅。その後、オリジナルマシュランボーによる人類滅亡が回避されたことで歴史が変わった第2部では、ビンカによって、マシュランボーの力の根源である3つの宝石の内一つを受け取り、再びセンターを目指して西へ旅立ち、旅の過程で、歴史の変化で消えていた第1部での旅の記憶が戻っていく描写がある。漫画版では、一時はヤクモと対立した賞金稼ぎの少年。ハイパーフォームに変身後の姿のオリジナル設定として、最初から必要に応じて背中から翼を出して空を飛ぶことができる。また、上記の通り最終決戦後にハイパーフォームの姿に似た青年に成長し、ヤクモと結婚。一児の父親となる。
フェニックスマシュラ
パワーアップしたマシュラの新たなハイパーフォーム。フェニックスの名の通り、背中に不死鳥を思わせる翼を持ち、鎧のデザインも鳥を意識したものに変わる。第一部のサタンマシュランボー戦では仮面の一部が壊れ、素顔が露出していた。また、サタンマシュランボーを倒したのはこの姿である。漫画版では“誰かを守る力”の意味を理解したマシュラが得た最強の姿であり、ゴールドマシュランボーやゴッドマシュラは登場しない。必殺技は鳥の形をした炎の塊を拳と共に放つ「カイザーフェニックス」。
ヤクモ
声 - 皆口裕子ヒロインで物語の世界ではただ一人の人間。フルネームは「神童八雲」。16歳の少女。冷凍冬眠から300年後に目覚め、父・神童博士の遺言であるテープの録音を聞き、マシュラたちと共にセンターへと旅をする。かなりの美貌の持ち主でもあり、性格も慈悲深く非常に優しいため、旅をする3人を見事に骨抜きにしている。戦いで物事を解決させること、相手を殺すことを嫌っており、自分の命を狙ってきた相手であっても許してしまうことが多く、それゆえに危険に陥ることもしばしば。ただ鈍感なためマシュラの恋心(?)に気づいていない。恋愛ごとに無関心な彼女も、爬虫王リュウマとの初対面のとき彼の美貌に顔を赤らめる場面もあった。何度も間一髪で救ってくれるハイパーマシュラの姿にうっとりとなる一面も。また、強大な力を秘めていて、第2部では彼女の力についての謎が、話の中心になる(最終的に、皮肉にもそのヤクモの力が、結果的に彼女の死につながることになる)。漫画版では、やや天然ボケな面が追加されたが基本的な性格面はアニメ版と同じ。だが、あくまでも心の強いただの人間として描かれ、アニメ版(特に第2部)で見せた超能力は持っていない。上記の通り、最終決戦後に青年の姿に成長したマシュラと結婚し、一児の母となる。また、人間とマトリクサーの「共存の村」を作ることを提案したのも彼女だという。
サーゴ
声 - 川津泰彦英語混じりの口調が特徴的な爬虫類マトリクサー。ただし、手や顔など露出した部分の肌や顔立ちはマシュラ同様、人間に近い。マシュラの幼馴染。知的でキザで計算高い性格で、アウトローな流れ者だったが、マシュラやヤクモと旅をしているうちに考えが変わり始める。水を操るのが得意だが、防御力は低い。ハイパーフォームに変身すると、水棲類や竜をモチーフとしたような青年の姿に変化し、水の力を利用した「アクアトルネード」「アクアドラゴン」などの技を使う。マシュラ同様にサタンマシュランボーを倒した後は消滅し、歴史が変わった第二部では普通のマトリクサーとして過ごしていたが、ビンカからマシュランボーの力を司る三つの宝石の内一つを受け取り、力を取り戻しセンターを目指して西へ旅に出る。漫画版では第1話の時点でヤクモと一緒に行動していたのはマシュラではなく、サーゴとクータルで、マシュラはこの2人の次に仲間となっている。漫画版最終話エピローグではマシュラ同様ハイパーフォーム似の青年に成長しており、ヘルメットを外した姿を披露した。ヤクモ提案の"人間とマトリクサーの「共存の村」"建設に協力しているらしく、クータルと各地を飛び回っていたようで、マシュラとヤクモの結婚や長女の誕生などは帰ってくるまで知らなかった様子。
クータル
声 - 龍田直樹大食漢で大らかな猫マトリクサー。「?なんだな」「?なのよねん」などのやわらかい口調で穏やかな性格。元々はコックだったが、食い逃げを働いてクビになった経緯を持つ。一行の料理担当かつムードメーカー。ハイパーフォームに変身すると獅子のような容姿となり、「ランドスマッシャー」「クロスクラッシャー」などの大地の技を使う。マシュラやサーゴと同様にサタンマシュランボーを倒した後は消滅し、歴史が変わった第二部では普通のマトリクサーとして過ごしていたが、ビンカからマシュランボーの力を司る三つの宝石の内一つを受け取り、力を取り戻しセンターを目指して西へ旅に出る。


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