マサキ
[Wikipedia|▼Menu]

この項目では、植物のマサキについて説明しています。その他のマサキについては「マサキ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

マサキ
Euonymus japonicus
大阪府2006年12月2日
分類APG III

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 Angiosperms
階級なし:真正双子葉類 Eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし:バラ類 Rosids
階級なし:真正バラ類I Eurosids I
:ニシキギ目 Celastrales
:ニシキギ科 Celastraceae
:ニシキギ属 Euonymus
:マサキ E. japonicus

学名
Euonymus japonicus
Thunb.[1]
和名
マサキ(柾、正木)
オオバマサキ
ナガバマサキ
コバマサキ
ボウシュウマサキ
ヤクシママサキ
英名
Japanese spindle
変種品種


ツルオオバマサキ E. j. var. radicifer

ギンマサキ E. j. f. albomarginatus

フイリマサキ E. j. f. aureovariegatus

ウチダシマサキ E. j. f. rugosus

マサキ(柾、正木、学名: Euonymus japonicus)は、ニシキギ科ニシキギ属常緑低木。別名、オオバマサキ、ナガバマサキ、コバマサキ、ボウシュウマサキ、ヤクシママサキ。
目次

1 特徴

2 分布と生育環境

3 利用

4 脚注

5 参考文献

6 関連項目

7 外部リンク

特徴

樹高は1-5mになる。若いは円く、緑色

は、短い葉柄をもって対生し、葉身は倒卵円形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになり、厚く質で、強いつやがある。葉先は鋭頭で、基部は円形からくさび形、縁には低い鋸歯がある。斑入りのものもある。

期は6-7月。今年枝の上部の葉腋から、集散花序を付ける。花は黄緑色で小さく、目立たない。

果実が熟すと、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれる。

マサキの葉を餌とする昆虫としては、ハチによく似たの一種であるミノウスバが目立つ。晩秋に羽化して、昼間に飛び回り、先のほうの細い枝を取り巻くように卵塊を産みつけ、翌春孵化した幼虫は、集団のまま膨らみつつある新芽に食い込む。少し大きくなると、成長した葉も集団で蚕食するので、部分的に葉が食い尽くされて食害箇所がよく目立つ。

斑入りの葉

花(6月)

果実と種子(1月)

分布と生育環境

中国朝鮮半島日本北海道南部以南、本州四国九州沖縄諸島小笠原諸島)に分布する。

海岸近くのに生育する。
利用

刈り込みに強く、密生することから、生け垣庭木としてもよく用いられる。
脚注

[ヘルプ]
^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名?学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2012年1月6日閲覧。

参考文献

佐竹義輔ほか編 『日本の野生植物 木本 2』 平凡社、1989年。ISBN 4-582-53505-4

茂木透写真 『樹に咲く花 離弁花2』 高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2000年、428-429頁。ISBN 4-635-07004-2

関連項目

ウィキスピーシーズにマサキに関する情報があります。

ウィキメディア・コモンズには、マサキに関連するカテゴリがあります。


木の一覧

外部リンク


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:10 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef