この項目では、植物のマサキについて説明しています。その他のマサキについては「マサキ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 Angiosperms
階級なし:真正双子葉類 Eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし:バラ類 Rosids
階級なし:真正バラ類I Eurosids I
目:ニシキギ目 Celastrales
科:ニシキギ科 Celastraceae
属:ニシキギ属 Euonymus
種:マサキ E. japonicus
学名
Euonymus japonicus
Thunb.[1]
和名
マサキ(柾、正木)
オオバマサキ
ナガバマサキ
コバマサキ
ボウシュウマサキ
ヤクシママサキ
英名
Japanese spindle
変種・品種
ツルオオバマサキ E. j. var. radicifer
ギンマサキ E. j. f. albomarginatus
フイリマサキ E. j. f. aureovariegatus
ウチダシマサキ E. j. f. rugosus
マサキ(柾、正木、学名: Euonymus japonicus)は、ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。別名、オオバマサキ、ナガバマサキ、コバマサキ、ボウシュウマサキ、ヤクシママサキ。
目次
1 特徴
2 分布と生育環境
3 利用
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
7 外部リンク
特徴形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになり、厚く革質で、強いつやがある。葉先は鋭頭で、基部は円形からくさび形、縁には低い鋸歯がある。斑入りのものもある。
花期は6-7月。今年枝の上部の葉腋から、集散花序を付ける。花は黄緑色で小さく、目立たない。
秋に果実が熟すと、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれる。
マサキの葉を餌とする昆虫としては、ハチによく似たガの一種であるミノウスバが目立つ。晩秋に羽化して、昼間に飛び回り、先のほうの細い枝を取り巻くように卵塊を産みつけ、翌春孵化した幼虫は、集団のまま膨らみつつある新芽に食い込む。少し大きくなると、成長した葉も集団で蚕食するので、部分的に葉が食い尽くされて食害箇所がよく目立つ。
果実と種子(1月) 中国、朝鮮半島、日本(北海道南部以南、本州、四国、九州、沖縄諸島、小笠原諸島)に分布する。 海岸近くの林に生育する。 刈り込み ウィキスピーシーズにマサキ ウィキメディア・コモンズには、マサキ
分布と生育環境
利用
脚注”. 2012年6月15日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2012年1月6日閲覧。
参考文献
佐竹義輔ほか編 『日本の野生植物 木本 2』 平凡社、1989年。ISBN 4-582-53505-4。
茂木透写真 『樹に咲く花 離弁花2』 高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2000年、428-429頁。ISBN 4-635-07004-2。
関連項目
木の一覧
外部リンク