マゴメド・アンカラエフ
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マゴメド・アンカラエフ[1]
2018年
本名マゴメド・アリブラトヴィチ・アンカラエフ
(Magomed Alibulatovich Ankalaev)
生年月日 (1992-06-02) 1992年6月2日(31歳)
出身地 ロシア
ダゲスタン共和国マハチカラ
国籍 ロシア
身長191 cm (6 ft 3 in)
体重93 kg (205 lb)
階級ライトヘビー級
リーチ191 cm (75 in)
スタイル総合格闘技
コンバットサンボ
レスリング
拠点ダゲスタン共和国マハチカラ
トレーナースフラブ・マゴメドフ (ヘッドコーチ)
シャミル・アリバティロフ
ランクアマチュア総合格闘技 (国際スポーツマスター)
コンバットサンボ (スポーツマスター)
現役期間2014年 -

総合格闘技記録
試合数22
勝利19
ノックアウト11
判定8
敗戦1
タップアウト1
引き分け1
無効試合1
その他
大学ダゲスタン国立大学
総合格闘技記録 - SHERDOG
獲得メダル

男子 アマチュア総合格闘技
ロシア
WMMAA世界選手権
金2013 バクー93kg級
銀2014 ミンスク93kg級
金2015 プラハ93kg級
金2016 マカオ93kg級
ロシア選手権
金2014 ハンティ・マンシースク93kg級
金2014 モスクワ93kg級
金2014 ハバロフスク93kg級
金2015 ダゲスタン93kg級
金2015 グロズヌイ93kg級
金2015 オムスク93kg級
金2016 オレンブルク93kg級
男子 コンバットサンボ
ダゲスタン選手権
金2016 ダゲスタンライトヘビー級

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マゴメド・アンカラエフ(英語: Magomed Ankalaev、ロシア語: Магомед Анкалаев、1992年6月2日 - )は、ロシア男性総合格闘家ダゲスタン共和国マハチカラ出身。ゴレッツ・ファイトチーム所属。UFC世界ライトヘビー級ランキング2位[2]
来歴

ダゲスタン国立大学時代にグレコローマンレスリングを始める。スポーツ学部を卒業後、コンバットサンボを始め、後にスポーツマスターの称号を授与された。その後、コンバットサンボと総合格闘技が類似していたため、総合格闘技に移行することを決意し、アマチュア総合格闘技のロシア国内選手権、世界選手権で王者となった。また、アマチュア総合格闘技で後のBellator世界王者ワジム・ネムコフワレンティン・モルダフスキーに勝利している[3]
総合格闘技

2014年、プロ総合格闘技デビュー。ローカル団体で10戦10勝の戦績を残す。
UFC

2018年3月17日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Werdum vs. Volkovポール・クレイグと対戦。全局面で圧倒したものの、試合終了1秒前に三角絞めで逆転の3R一本負け[4]。キャリア初黒星を喫した。

2018年9月15日、UFC Fight Night: Hunt vs. Oliynykでマルチン・プラフニオと対戦し、左ハイキックでダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]

2019年11月9日、UFC Fight Night: Zabit vs. Kattarでダルチャ・ランギアムブーラと対戦し、左前蹴りで3RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[6]

2020年2月29日、UFC Fight Night: Benavidez vs. Figueiredoイオン・クテラバと対戦し、開始38秒にスタンドパンチ連打でTKO勝ちを収めたが、レフェリーのストップを巡って論争が起こり、再戦が組まれることとなった[7]

2020年10月24日、UFC 254イオン・クテラバと再戦し、カウンターの左ストレートでダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[8]

2021年2月27日、UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Ganeでライトヘビー級ランキング8位のニキータ・クリーロフと対戦し、3-0の判定勝ち[9]

2021年10月30日、UFC 267でライトヘビー級ランキング8位のヴォルカン・オーズデミアと対戦し、3-0の判定勝ち[10]

2022年3月12日、UFC Fight Night: Santos vs. Ankalaevでライトヘビー級ランキング5位のチアゴ・サントスと対戦し、3-0の5R判定勝ち[11]

2022年7月30日、UFC 277でライトヘビー級ランキング5位のアンソニー・スミスと対戦し、パウンドで2RTKO勝ち。9連勝となった[12]

2022年12月10日、UFC 282のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチでライトヘビー級ランキング3位のヤン・ブラホヴィッチと対戦し、1-1の5R判定ドロー[13]。王座獲得に失敗した。海外のMMAメディアサイトの採点では25人中23人の記者がアンカラエフの勝利を支持した[14]

2023年10月21日、UFC 294でライトヘビー級ランキング7位のジョニー・ウォーカーと対戦。1Rにアンカラエフが反則であるグラウンド状態での顔面への膝蹴りを放ってしまい、ウォーカーは試合続行をアピールしたがドクターがストップを要請したためノーコンテストとなった[15]。しかし、この医師の判断は物議を醸し、医師がウォーカーのダメージを確認するため「今どこにいる?」と質問したのに対し、ウォーカーは「砂漠にいる」と答えていたが、ダナ・ホワイトCEOは、ウォーカーの答えは「間違っていない」とし、医師のことを「経験が浅い」と批判、また以前からUFCで度々、言語の違いからレフェリーおよび医師と選手の間で意思の疎通に齟齬が生じることが起こっていたことから、改善していきたいと語った[16]

2024年1月13日、UFC Fight Night: Ankalaev vs. Walker 2でライトヘビー級7位のジョニー・ウォーカーと再戦し、右フックでダウンを奪いパウンドで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[17]
戦績

総合格闘技 戦績
22 試合(T)KO一本判定その他引き分け無効試合
19 勝1108011
1 敗0100

勝敗対戦相手試合結果大会名開催年月日
ジョニー・ウォーカー2R 2:42 KO(右フック→パウンド)UFC Fight Night: Ankalaev vs. Walker 22024年1月13日
?ジョニー・ウォーカー1R 3:13 ノーコンテスト(反則の膝蹴りによるドクターストップ)UFC 294: Makhachev vs. Volkanovski 22023年10月21日


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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