マケン姫っ!
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マケン姫っ!
ジャンル学園ラブコメディアクション
漫画
作者武田弘光
出版社KADOKAWA 富士見書房
掲載誌ドラゴンエイジピュア
月刊ドラゴンエイジ
レーベル角川コミックス ドラゴンJr.
ドラゴンコミックスエイジ

発表号2007年Vol.5 - 2009年Vol.15
(ドラゴンエイジピュア)
2009年5月号 - 2020年3月号
(月刊ドラゴンエイジ)
発表期間2007年6月 - 2020年2月7日
巻数全24巻
話数全124話
漫画:まけんきっ! イナホとゆかいな仲間たち
原作・原案など武田弘光
作画津留崎優
出版社富士見書房
掲載誌月刊ドラゴンエイジ
レーベルドラゴンコミックスエイジ
発表号2011年4月号 - 2012年4月号
発表期間2011年3月9日 - 2012年3月9日
巻数全1巻
アニメ
原作武田弘光
監督大畑晃一
シリーズ構成黒田洋介
キャラクターデザイン結城信輝
音楽渡部チェル
アニメーション制作AICスピリッツ
製作天日学園魔導検警機構
放送局テレ玉ほか
放送期間2011年10月 - 12月
話数全12話 + OAD
アニメ:マケン姫っ!通
原作武田弘光
監督金子ひらく
シリーズ構成黒田洋介
脚本雑破業
キャラクターデザイン高見明男
音楽渡部チェル
アニメーション制作XEBEC
製作天日学園魔導検警機構・通
放送局TOKYO MXほか
放送期間2014年1月 - 3月
話数全10話 + OAD
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『マケン姫っ!』(マケンきっ、MAKEN-KI!)は、武田弘光による日本漫画。2007年6月から『ドラゴンエイジピュア』(富士見書房)において連載開始。同誌の廃刊に伴い2009年4月からは『月刊ドラゴンエイジ』(KADOKAWA 富士見書房)へ移籍して同年5月号から[1]、2020年3月号まで連載された[2]。『月刊ドラゴンエイジ』の「20周年を記念した特別作品」として、「最終回から1年後を舞台にした」内容の本作の読み切りが同誌2023年6月号に掲載された[3]

テレビアニメ化されており、2011年10月から同年12月まで第1期が[4]、2014年1月から同年3月まで第2期が放送された。
概要

主人公を中心としたラブコメと、「マケン」という特殊能力を持った武器を用いたアクションシーンを組み合わせた構成が特徴の物語。また、登場するキャラクターのうち、圧倒的に女性の方が多いという点も特徴として挙げられるが、これについては男女共学化初年度の元・女子校が舞台であるという理由付けがなされている。話数表記には、壱・弐・参・肆…といった大字が使われている。
ストーリー

元・女子校で、数年ぶりに男女共学へ再移行したばかりの私立学校「天日学園」(てんびがくえん)に入学した主人公の大山タケルは、そこで「マケン」という様々な特殊能力を持った武器の数々を目にする。この学園では、生徒1人1人にそれぞれに適した「マケン」のレプリカが与えられ、それによって「エレメント」という神秘的なエネルギーを秘めた能力の扱い方を学べるのであった。タケルも例外ではなく、自らの特性に合った「マケン」を与えられるはずであったが、身体検査時に適する「マケン」が見つからず、1か月間「マケン」無しで過ごさざるを得なくなってしまう。生徒らが己の「マケン」の特性を活かして部活動をしていたため、入る部活も決められずにいたタケルは、幼馴染の天谷 春恋の勧めで、学園内の様々な事件や事故などの解決役である「魔導検警機構」(通称「マケンキ」)へ所属することとした。その中で、タケルは数々のトラブルに巻き込まれていく。

そんな中、留学生と称して現れた能力者の傭兵部隊「VENUS」はマケンキのメンバーと交流を深めるが、古より能力者を管理する組織である「カミガリ」の影と共に不穏の動きを見せ始める。
登場人物
天日学園
魔導検警機構

私立天日学園の様々なトラブルや事件・事故の解決役である自警部活動。1・2年生から1名ずつ選抜された魔導執行部と、その執行部をサポートする検警部で構成されている。メンバーの大半は女子生徒で構成されているが、学園屈指の実力者が殆どで、かなりの精鋭揃い。
大山 タケル / 大山 タケ子(おおやま タケル / おおやま タケコ)
- 前野智昭(幼少期 - 志田有彩 / タケ子姿[注 1] - 斎藤千和)本作の主人公。検警部所属、1年B組。身長約163cm。母はすでに亡くなっており、父は健在とのこと。天日学園へは試験や面接なしで入学できる全寮制学校という理由から入学したが、身体検査時に適正マケンが存在しないという前例のない結果を出してしまう。マケン鍛冶師の玄から、自分に合う相性重視の内蔵型魔拳「オーバーブロウ」を受け取る。さらにマケン以外で元々持っている能力で「魂の収束(ブラッドポインター)」という能力がある。寮部屋では、イナホ、春恋、コダマと一緒に住むこととなるが、寝るときは監禁状態にされる(アニメでは、部屋のロフトで寝ている)。使っている魔拳「オーバーブロウ」は、身体測定の時に自分のエレメントに合ったマケンを判断するエレメント測定魔検「ケロンボ」で測定した時に適切なマケンが無かったため、玄が一から1か月で作った。だが本来は、このようなことはあまり無いらしく、実際に「ケロンボ」を作った10年前から一度もこんなことはなかったらしいが、今年は他に2人(イナホ、乙媛)もいたらしい。オキノシマでの実との特訓でかなり実力がつき精神面でも成長したが、段々実に似てきたらしい。ヒメカグラの最中、実家の大山道場で魔拳カムドを正式に受け継いだ。碓とは悪友という付き合いで、エロいことが絡むと彼と手を組むことが多い。女子生徒との水泳合同授業を統制会に要求したときは、それを賭けて男女対抗の水上騎馬戦を企画し、学園を巻き込む程の騒動に発展したことがあった。女性が絡むと大きな災難に襲われるため、女性に対してはトラウマを持っている(不可抗力の場面で春恋達に制裁されたり、オキノシマの合宿中にシリアのマケンによって女体化されたり等)。しかし、いざという時は身をはって女性や仲間を守り助けるなど、かなり勇敢な一面もあり、幼馴染みの春恋やイナホ、コダマはそこに惚れ込んでいる。それもあり、後にタケルに助けられたシリアや彼の優しさを改めて知った秋からも好意を抱かれるなど、よく異性からモテる。嫌いな食べ物はグリーンピース。
魔拳(マケン)「オーバーブロウ」
玄が適切なマケンが見つからないタケルの為に作った相性重視の内蔵型マケン。触れた相手にエレメントを送り込むことで許容量をオーバーさせ、マケンを制御できなくさせる。常にマケンが発動状態になるが、相手がマケンを使っていなかったら使用できず、エレメントを送り込み相手がそれを抑え込むことができた場合、逆に相手を強くしてしまうという欠点がある。上記の能力は偶然生まれたもので、本来は玄曰く「オリジナルを壊すレプリカ」という能力を持っていた為、アマノハラの頂上では最終手段としてその能力を使い、ハバキリを破壊した。
魂の収束(ブラッドポインター)
タケルが生まれついて持つ特殊体質(能力)。周りのエレメントを無差別に吸収して身体能力を上げることができる。ただし、自分の肉体のキャパシティを超える量のエレメントを吸収すると肉体が内側から壊れていく。アマノハラに封印されていたヤマタノオロチの邪気 (エレメント)を無意識に吸収した際には、自我を無くして暴走した。物語開始時は感情の高ぶりによる無意識の発動だけで制御できていなかったが、オキノシマで実の特訓を経て、ある程度の制御が可能になった。
櫛八 イナホ(くしや イナホ)
声 - 野水伊織検警部所属、1年生。身長約150cm、スリーサイズは上から85cm(Eカップ)、57cm、86cm。実力はAランク。タケルのクラスメイトで、自称「タケルの許嫁」。タケルのことを「タケル様」と呼んで慕って一途に想っており、春恋と同様にタケルに危険が迫れば、身を呈して守ろうとする。物腰は柔らかく、誰にでも常に丁寧語で話す。過去にタケルに助けられ共に約束をしたが、当のタケル自身はあまり覚えていない。だが、その時の約束を思い出せるように努力している。コダマと春恋と共にタケルと同室。かなりのお菓子好きで、目がなくいつもストックがある。バッ様と住んでいたときは饅頭しか食べていなかったらしく、その反動から天日学園に来てからはかなりの量のお菓子を買い込んでいる。かなりのド天然で、アイリルとリールが作ったタケルの縫いぐるみを本物と間違えたりした。飼い猫のモンジとは、アマノハラで出会って以来仲が良く、一緒に寝たり学校に連れていきマケンキメンバーと遊ばせたりしている。タケルと同じくマケン「ケロンボ」で自分に合ったマケンが見つからなかった1人だが、タケルとは違い入学した時点で既に「カムド」を持っていたために、玄にはマケンを作ってもらわなかった。アニメ版では実はエレメント測定不能の理由に気づいている節がある。天日に来る前はバッ様と暮らしていたらしい。
魔拳(ナックル/マケン)「カムド」
イナホが天日学園に入学する以前から所有していたマケン。自身の身体能力を何倍にも上げる能力を持つが、イナホは適応しきっていないためうまく制御できていない。そのため技の一つ「ミツカ」を使ったあとは倒れてしまう。レプリカではないアーキタイプでありながら、天日が所有する八マケンにはカウントされていないが、アニメではカウントされている。しかし魔拳「カムド」は、大山家に代々伝わるマケンで、適合者は大山の血族のみである。本来ならタケルが継承するはずのものだったが、ヤマトタケルの復活に伴って暴走しかけていたため、イナホが引き継いだ。本当の能力は身体能力の強化ではなく、時間と空間を圧縮し止まった世界の中で、自分だけが動くことができるというものである。


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