マクロスエース
MACROSS ACE
ジャンル漫画雑誌
刊行頻度年3回刊→季刊
発売国 日本
言語日本語
定価税込480円→540円
出版社角川書店
発行人井上伸一郎
編集人安田猛
編集長石脇剛
雑誌名コード12402
刊行期間2009年1月26日 -
発行部数12万部(2009年1月MANTANWEB調べ)
姉妹誌月刊少年エース
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『マクロスエース』(マクロスAとも表記、英語表記はMACROSS ACE)は2009年1月26日に角川書店より創刊された「マクロスシリーズ」総合漫画雑誌である。 1982年に放映が開始された『超時空要塞マクロス』以来、TVアニメ、劇場用映画、OVAをはじめ、多岐にわたるメディア・商品展開が行われている「マクロスシリーズ」を題材にした漫画雑誌である。『月刊少年エース』の姉妹誌で、「ガンダムシリーズ」総合誌『ガンダムエース』の増刊という扱いである。第1号が2009年1月発売、第2号が6月発売、第3号が11月発売と創刊された2009年は年3回刊のペースで刊行された。 2010年からは季刊化され、第4号以降は3月、6月、9月、12月というペースで刊行されるようになった。 価格は第3号までが消費税込み480円(本体457円)だが、第4号からは540円(本体514円)になった。 『超時空要塞マクロス』を同作のキャラクターデザイナーである美樹本晴彦自らが再構築、漫画化した『超時空要塞マクロス THE FIRST』が最大の目玉。同作は40ページに渡って掲載されており、表紙も飾っている。 『マクロス7』の7年後を舞台とするシティ7艦内の少女ピアニストの物語「マクロス7thコード」(叶之明)、『マクロスF』のキャラクターによるオリジナルエピソード「マクロスF しーくれっとびじょんず」(okiura)、4コマギャグ漫画「ゼントラ弁当マクロス風」(アキバ鉄工)などの漫画も掲載されている。その他にも制作者や出演声優へのインタビューやコラム記事、『劇場版 マクロスF』の情報やコンピュータゲーム作品の特報、プラモデルや超合金の記事、広告など掲載記事はほとんどが「マクロスシリーズ」に関係したものとなっている。 ページ数は270前後、発行部数は12万部[1]。 2011年3月の『Vol.8』を最後に『マクロスエース』本誌は発売されておらず、本誌『Vol.9』については公式には発売日未定とされている[2]。 掲載作品の「マクロス THE FIRST」および「マクロスプラス タックネーム」は2011年9月に新創刊された雑誌『ニュータイプエース』(以下NA)に移籍して連載され、同誌の1コーナー「マクロスエース+」としてマクロス関連の情報が連載されている。
概要
漫画
連載漫画
超時空要塞マクロス THE FIRST(美樹本晴彦)Vol.001 - 008
ゼントラ弁当マクロス風(アキバ鉄工)Vol.001 - 008
マクロス7thコード(叶之明)Vol.001 - 008
マクロスF しーくれっとびじょんず(ノシ 改め okiura)Vol.001 - 004
超生徒会長シェリル(げろたん)Vol.001 - 008
『娘ドラ◎』(喜久屋めがね)Vol.002 - 006
アイドルはつらいよF(高雄右京)Vol.004 - 008
マクロスプラス タックネーム(U.G.E.)Vol.005 - 008
読み切り漫画
番外編マクロスF(青木ハヤト)Vol.001、005
マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。(水島空彦)Vol.001
新装版マクロス7トラッシュダイジェスト(美樹本晴彦)Vol.003
らき☆すた(美水かがみ)Vol.003
マクロスF ランカノオト(ひらぶき雅浩)Vol.004
マクロス7 サニーフラワーの一番長い日(小林耕介)Vol.004
マクロスF S.M.S☆物語(氷堂涼二)Vol.005
パインパインパイン(ひらぶき雅浩)Vol.006
イツワリノヨウセイ!?(ひらぶき雅浩)Vol.007
かっとばせマクロス(武東宗哉)Vol.007
「マクロストライアングルフロンティア」夢の“学園モード”ごちゃまぜVer.(戸田陽近、協力:バンダイナムコゲームス)Vol.008
ハナヨメオーバーフロウ(ひらぶき雅浩)Vol.008
MACROSS THE FIRST CONTACT(ゆづか正成)Vol.008
9ナンバー・マニアクス(たいち庸)Vol.008
小説
小説マクロスF(小太刀右京)Vol.001 -
インタビュー記事
天神英貴(『マクロス ゼロ』『マクロスF』メカニックアート)
美樹本晴彦(『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロスII』キャラクターデザイン、『マクロス7』キャラクター原案)
中村悠一(『マクロスF』早乙女アルト役)
May'n(『マクロスF』シェリル・ノーム歌役)
中島愛(『マクロスF』ランカ・リー役)
河森正治(『超時空要塞マクロス』メカデザイン、『マクロスプラス』『マクロス7』原作、『マクロスF』総監督他)
飯島真理(『超時空要塞マクロス』リン・ミンメイ役)
菅野よう子(『マクロスプラス』『マクロスF』音楽)
石垣純哉(『マクロス ゼロ』『マクロスF』メカデザイン)
神谷浩史(『マクロスF』ミハエル・ブラン役)
福山潤(『マクロスF』ルカ・アンジェローニ役)
小西克幸(『マクロスF』オズマ・リー役)
杉田智和(『マクロスF』レオン・三島役)
連載
宮武一貴(「マクロスシリーズ」メカデザイン)
板野一郎(『超時空要塞マクロス』作画監督、『マクロスプラス』『マクロス ゼロ』特技監督)
コラム
May'nのこだわる道!!!
中島愛のMY 愛TEM
石黒昇の大久保界隈通信
小原乃梨子のパインサラダ記念日
ばじゅらんぼう(高橋ゆういち
その他の記事
マクロスグッズニュース
プラモデル、超合金、フィギュア、トレーディングカード、プライズ、アパレルグッズなどマクロスに関する商品の紹介ページ。
なぜなにまくろす!
『超時空要塞マクロス THE FIRST』の設定を解説する。文章は波志本泰、絵はゆづか正成。
マクロス7アウトライン(セブンスコードアウトライン)
『マクロス7』および「マクロス7thコード」の解説と4コマ漫画。テキスト、漫画は山本鳴海が担当。
アニメ評論家 氷川竜介の『語る!』
評論家、氷川竜介による『超時空要塞マクロス』に関する解説・論評。
MACROSS MECHANICS(マクロスメカニクス)
「マクロスシリーズ」に登場するメカを文章と設定画で解説する。第3号から連載開始。
MACROSS非公式×機MECATRONICS(マクロスひこうしきボツきメカトロニクス)
マクロスの設定担当のDr.千葉がオリジナル設定の妄想機体を紹介する。イラストはI-IV。創刊当初は少なかったメカに関する記事を補充するためとして第3号から連載開始。色気のない記事がなりそうだからという理由で『マクロスF』に登場する女性キャラクターのクラン・クランが講義をするという体裁になっている。
ヤックデカルチャー通信
読者が投稿したイラストや感想を掲載したページ。下は10代前半から、上は40代まで幅広い年代のファンが投稿している。ヤックデカルチャーはマクロス世界内の言葉で驚きを表す感動詞。第2号より開始。
単行本
マクロス コミックゼントラ盛り
本誌に掲載された4コマ漫画や読み切り作品を収録。2011年3月26日発売。ISBN 978-4047156753
脚注[脚注の使い方]^ 「 ⇒マクロスエース:26日創刊 美樹本晴彦の初代マクロスマンガも連載」まんたんウェブ(毎日.jp)2009年1月27日。
^ ⇒ニュータイプエース web KADOKAWA 2011年7月28日。