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シナマオウ(学名:Ephedra sinica)は、マオウ科 Ephedraceae マオウ属 Ephedraの種。漢名:草麻黄[1]。 中国北部から中央アジア、インドなどの乾燥地帯に分布する[2]。常緑小低木の裸子植物であり、雌雄異株で黄色い花、球形の赤い果実を付ける[2]。茎節には葉が退化した鱗片葉が見られる[2]。花期は5月[3]。 生薬である麻黄(まおう)は、本種の地上上茎から生成される[2]。エフェドリンなどの成分を含み、発汗、解熱、鎮咳、去痰、抗炎症といった作用があり、葛根湯などの漢方製剤に配合されている[2]。根および根茎は麻黄根(まおうこん)として利用され、止汗作用を持つ[3]。
特徴
用途
脚注[脚注の使い方]^ “シナマオウ | 公益社団法人東京生薬協会
^ a b c d e “シナマオウ
^ a b “シナマオウEphedra sinica Stapf”. 熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース. 熊本大学薬学部. 2022年7月5日閲覧。
参考文献
外部リンク
麻? Mahuang 中藥材圖像數據庫 (香港浸會大學中醫藥學院)
分類群識別子
ウィキデータ: Q2602813
ウィキスピーシーズ: Ephedra sinica
Calflora: 9324
CoL: 6FPBK
EoL: 1156286
EPPO: EPESI
FNA: ⇒200005521
FoC: ⇒200005521
GBIF: 2653377
GRIN: 15236
iNaturalist: 135489
IPNI: 383460-1
IRMNG: 10212700
ITIS: 505858