マウントバーノン
市
Mount Vernon
ウエストチェスター郡内の位置
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度54分51秒 西経73度49分50秒 / 北緯40.91417度 西経73.83056度 / 40.91417; -73.83056
マウントバーノン(英: Mount Vernon)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州の南東部、ウエストチェスター郡にある都市。ニューヨーク市ブロンクス区の北に位置している。人口は7万3893人(2020年)。
マウントバーノンはニューヨーク州で8番目に人口の多い都市である。ノースサイド・マウントバーノンは郊外的であるのに対し、サウスサイド・マウントバーノンは都市的であり南に接するブロンクス区と似た趣がある。実際に1894年、マウントバーノンと隣のヨンカーズの住民は、キングス郡、リッチモンド郡、クイーンズ郡の有権者と共にニューヨーク市と一体になるかという命題で住民投票を行った。他の地区での結果は賛成多数だったが、マウントバーノンとヨンカーズでは反対多数であり独立した自治体の体を保った[2]。マウントバーノンのダウンタウンは市のサウスサイドにあり、市役所、オフィスビル、その他市の施設がある[3]。
歴史元電鉄会社ビル、サウスサイド
マウントバーノンは、ジョージ・ワシントンが晩年を過ごしたバージニア州のプランテーションにちなんで名付けられた。隣接するブロンクス区にあるウェイクフィールドは、ワシントンが生まれたプランテーションから名付けられている。しかし、マウントバーノンという名前はワシントンの以前からある。アン・ハッチンソンが17世紀にウェストチェスター市を設立し、そこに緑の山があったことからマウントバーノンと名付けた[3]。
マウントバーノン公共図書館は、慈善事業家アンドリュー・カーネギーから市に贈られたものであり、1904年に開館し、現在はウェストチェスターの中央図書館の一部となって、郡内あらゆる年齢の住人に教育、文化、コンピューターのサービスを提供している。
1960年代、マウントバーノンは「北部スタイル」の人種分離によって分裂した都市になっていた。多くの黒人がアメリカ合衆国南部から北部に来て、良い職の機会と進んだ教育を求めてマウントバーノンに入った。これと同時にブロンクスやマンハッタンの多くの白人が、ニューヨーク市で犯罪率が上がっていたために(ホワイト・フライトの要因もあった)、マウントバーノンを新しいベッドタウンと見て移ってきた。