この項目では、ツール・ド・フランスで着用するリーダージャージについて説明しています。日本の競走馬については「マイヨジョンヌ」をご覧ください。
マイヨ・ジョーヌ
スポーツ自転車ロードレース
選考会ツール・ド・フランス
受賞対象総合1位
英語名Yellow Jersey
現地名Maillot jaune (フランス語)
歴史
初回1919年
初回受賞 フィルマン・ランボー (ベルギー)
最多受賞
ジャック・アンクティル (フランス)
エディ・メルクス (ベルギー)
ベルナール・イノー (フランス)
ミゲル・インドゥライン (スペイン)5回
最新受賞 ヨナス・ヴィンゲゴー (デンマーク) (2023年)
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2014年ツール・ド・フランスでマルセル・キッテル(当時チーム・ジャイアント=シマノ)が獲得したマイヨジョーヌ
マイヨ・ジョーヌ (フランス語: maillot jaune) は、自転車ロードレースのツール・ド・フランスにおいて、個人総合成績1位の選手に与えられる黄色のリーダージャージである。各ステージの所要時間を加算し、合計所要時間が最も少なかった選手がマイヨ・ジョーヌ着用の権利を得る。最終ステージの終了時点でマイヨ・ジョーヌ着用の権利をもっている選手がツールの総合優勝者となる。 誰がトップなのか一目で分かるようにという理由で1919年に初登場。色の由来はレース主催者であるスポーツ新聞『ロト』(L'Auto)=現在の『レキップ』(L'Equipe)=の紙面が黄色であったためと一般に説明される。このほか、主催者ができるだけ派手な色のジャージを所望したところ、仕立屋の手持ちには黄色い布しかなかったためとする説もある[1]。 最初にマイヨ・ジョーヌを着用したのは、1919年大会の第11ステージ終了後のウジェーヌ・クリストフ
概要
ジャージサプライヤーは、1950年代以降ルコックスポルティフが務めたが、1990年代に入り何回か変更があり、1996年から2011年まではナイキが担当した。2012年からルコックスポルティフがサプライヤーに復帰している。両肩に入っている大文字筆記体の「HD」は、ツールの創始者であるアンリ・デグランジュ (Henri Desgrange) のイニシャルである。
ジャージスポンサーについては、アイスクリーム会社「MIKO」、粉末ココア飲料「Banania
(英語版)」などが務めていたが、1987年からは黄色をイメージカラーとするフランスの銀行「クレディ・リヨネ」(現在はクレディ・アグリコル傘下)がスポンサーとなっており、同行の名が一番大きく、かつ3箇所に書かれている(当初は「CREDIT LYONNAIS」表記だったが現在は「LCL」と略記)。腹と背中の部分には保持者のチーム名をアイロンプリントで入れるので空白にされている。またマスコット(黄色のライオン)のぬいぐるみをジャージ着用者が持っているシーンもたびたび見られる。