マイノット
City of Minot
マイノット中心街
愛称 : 魔法の都市
位置
ノースダコタ州におけるウォード郡(右上図)とマイノットの位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯48度13分59秒 西経101度17分32秒 / 北緯48.23306度 西経101.29222度 / 48.23306; -101.29222
マイノット(英: Minot、[?ma?n?t] |MYE|not|)は、アメリカ合衆国ノースダコタ州の北中部ウォード郡の都市であり、同郡の郡庁所在地である。2010年国勢調査による人口は40,888 人であり[1]、州内で4番目に人口の多い都市である。ノースダコタ州北部の大部分とカナダのマニトバ州南部およびサスカチュワン州南東部の交易中心である。グレート・ノーザン鉄道が建設されていた1886年に設立され、「魔法の都市」とも呼ばれている。
マクヘンリー郡、レンビル郡およびウォード郡に跨るマイノット小都市圏の主要都市である。小都市圏の人口は2000年国勢調査で67,392人だった[2]。
歴史1886年頃のダコタ準州、バーリントンとマイノットが表示されている古いスー線駅交通博物館、マイノット中心街の歴史あるスー線駅(1912年建設)に入っている
1886年、ジェイムズ・J・ヒルのグレート・ノーザン鉄道建設で、ガスマン・クーリーを渡す橋桁の建設が困難だったために冬の間延伸を止めたときに、マイノットの歴史が始まった。一夜の間にテント村が作られ、「魔法」のようだったので、「魔法の都市」という渾名が付いた。それから5ヶ月の間に人口が5,000人を超えたので、この渾名にさらに箔が付いた。
この町の場所は当時の入植者エリク・ラムスタッドの土地に鉄道を敷くということで選ばれていた。ラムスタッドはその土地に対する権利を放棄するよう説得された。その後彼は市の指導者になった。
町の名前は鉄道事業家で鳥類学者、かつヒルの友人だったヘンリー・D・マイノットに因んで名付けられた。マイノットには1887年6月28日に市制が布かれた。
ミネアポリス・セント・ポール・アンド・スー・セント・マリー鉄道(スー線)がバレーシティからカナダに向かう鉄道線を建設した。当初の計画ではバーリントンでスーリス川を渡ることになっていたが、地元の利害関係から変更され、新しいルートの土地所有者が通行権を寄付したので、1893年にマイノットを通ることになった。
禁酒法時代、マイノットはアル・カポネが密造酒操作の中心としていたので、「リトル・シカゴ」という渾名も付いた。