マイティジャック
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2013年12月)

マイティジャック
ジャンル特撮ドラマ
脚本関沢新一若槻文三山田正弘山浦弘靖金城哲夫 ほか
監督満田かずほ野長瀬三摩地 ほか
オープニングフールサンズ合唱団「マイティジャックの歌」
製作
プロデューサー守田康司、円谷皐、伊藤康祐、新藤善之
制作円谷プロダクションフジテレビ

放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本

マイティジャック
出演者二谷英明
久保菜穂子
南廣
春日章良
天本英世
二瓶正也
池田和歌子
井上紀明
田中淑隆
福岡正剛
大屋満
睦五郎
真理アンヌ
柳永二郎
放送期間1968年4月6日 - 6月29日
放送時間土曜 20:00 - 20:56
放送分56分
回数13

戦え! マイティジャック
出演者南廣
二瓶正也
山口暁
渚健二
江村奈美
宇佐美淳也
放送期間1968年7月6日 - 12月28日
放送時間土曜 19:00 - 19:30
放送分30分
回数26
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『マイティジャック』 (Mighty Jack、通称:MJ、番組内ではM.J.と表記) は、1968年4月6日から同年6月29日にかけて、フジテレビで毎週土曜20:00 - 20:56 (JST) にて放送された円谷特技プロダクション製作の日本SF特撮テレビ番組と劇中に登場する秘密組織の名称である。

『マイティジャック』全13話の放送終了の後に、番組タイトルを『戦え! マイティジャック』(たたかえ マイティジャック)に変更したものが(放送時間枠も変更)新たに全26話分作られて、同年7月6日から12月28日にかけて毎週土曜19:00 - 19:30 (JST) にて放映された。

万能戦艦マイティ号に乗り込み、悪の組織Qの野望を打ち砕く、秘密組織「MJ(マイティジャック)」の隊員たちの活躍を描く[1]

本項では『マイティジャック』と『戦え! マイティジャック』について記述する。
概要
『マイティジャック』

「防衛」「建設」「救助」を目的として民間企業の出資で設立されたマイティジャックと、秘密組織Qの戦いを人間達によるスパイアクションと特撮によるメカニックアクションを盛り込んで描く[2]、円谷プロとフジテレビが制作した国産初の一般向けの1時間枠の大型特撮ドラマ[3][4]

ウルトラシリーズや『快獣ブースカ』が子供向きであったのに対し、本作品はターゲットを大人向きにしており[1]、『007』のようなスパイアクションが意識された物語のコンセプトで、国際問題や人権問題、相反する感情の激突など重いテーマをはらんだエピソードが散見され[4]、主演に二谷英明を迎え、製作費も当時としては破格である1000万円強[注 1]を投入した意欲作であった。

本作品は、東宝映画『海底軍艦』から発展し、同じ円谷英二特技監督で企画されるも未製作に終わった『空飛ぶ戦艦』(1966年)が元になっている[9][10][11]。また、メカニック路線となったのは同時期に制作された『ウルトラセブン』と同様にイギリスの特撮番組『サンダーバード』の影響もあるとされる[7]。円谷英二は本作品に並々ならぬ熱意を傾け、この番組のために超高速度撮影の可能な新鋭の映画用35mmミッチェルキャメラを購入。ドックへの注水やMJ号が海上に飛び立つシーンなどの映像で発揮されている。しかし、内容に関しては主演の二谷と円谷特技プロ・フジテレビサイドとの意見の相違が問題となった。特撮番組のイメージが付くことを嫌った[12]二谷は、隊員服とヘルメット姿より背広姿でのシーンを増やして欲しいと要求したり、メカ搭乗シーンでも顔出しのままであるなど制作面での不協和音が画面上でも表面化した[注 2]。メイン監督も野長瀬三摩地から急遽、小林恒夫に交代する。40本以上の劇場映画を撮った経験を持つ大ベテランの投入は円谷プロでは初めてであった。なお小林と野長瀬は時期は異なるものの、ともに黒澤明門下である。製作第1話は小林がほとんどを撮り直す形となった。『ウルトラQ』以降連続して5つの円谷プロ番組に主力参加していた野長瀬は異例の降板を強いられる形となり、この後12年後の『ウルトラマン80』まで同社の仕事をしていない。また視聴率も平均8.3%と低迷、全26話の予定が半分の全13話で打ち切られることとなった[3][7]。しかし、セットなどに26回分の予算を全て投入して制作したことから、そのまま終了すると円谷プロに損害が発生することにフジテレビが配慮し、子供向けの『戦え! マイティジャック』として仕切り直すことになった。

第9話「地獄への案内者(ガイド)」の初号試写版「S線を追え」や、第2話「K52を奪回せよ」の編集が異なる未放映分フィルム(Bロールのみ)が現存し、LDソフト化の際に特典映像として公開された。
『戦え! マイティジャック』

『マイティジャック』の打ち切り後、放送枠を変更して子供向け30分の特撮ドラマとして再構成され、前作のバジェットを活用した大幅な設定の組み直しが行われた[4]。また担当プロデューサーが『忍者部隊月光』を手掛けた新藤善之に交代。キャストも大幅に入れ替わり『月光』のレギュラーだった山口暁・渚健二が新たに起用されている。スタッフでも『月光』をはじめ、フジテレビの特撮作品に多く携わっている監督の土屋啓之助や、アクショングループ「J・F・A」を起用するなど、フジテレビ側の意向が強く働いた作品となった[13]

本来全26話予定であった『マイティジャック』は全13話で打ち切られた。


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