マイスター_(トランスフォーマー)
[Wikipedia|▼Menu]

マイスター(Meister)は、ハズブロタカラ(現・タカラトミー)が展開するロボット玩具シリーズ、トランスフォーマーに登場する架空のキャラクター。海外名はジャズ(Jazz)。
G1

戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の第1話「地球への道」から登場。英語版ではスキャットマン・クローザースウォーリー・バー(第38話(日本語版では第30話)のみ)、1989年から1990年に放送された玩具のCMではフランク・ウェルカー、日本語版では片岡弘貴堀内賢雄(第43話(英語版では第56話))、未放送回(第73話、第74話(英語版では第26話、第30話))が古澤徹、『ザ・ムービー』では稲葉実、『ザ☆ヘッドマスターズ』では平野正人が声を担当した。
性格・特徴

コンボイ/Optimus Primeの副官。ポルシェ・935ターボに変形。 主に現場実務を司る。誠実な性格で地球の文化への造詣が深く、音楽(特にロックンロール)を好み、それを音響兵器に使用することもある。ただ、サイバトロン/Autobotの中で、音楽好きなのはブロードキャスト/Blasterと彼だけである。真面目な性格である一方で、ユーモアと軽口の混じった口調が特徴。

日本語版での役割は副官とされているが、英語版では工作員(Saboteur)となっており、そのためアフレコ処理で「副官」と付け加えられることもあった。

アニメ版ではロボットモードに変形する際、ドア部分は背中に収納される。玩具カタログやスタジオOXが手がけたイラストでは展開した状態になっているが、背中に折り畳むことでアニメ版に準拠した状態にすることは可能である。

武器は「光子ライフル」と「火炎放射器」、肩の「ミサイルポッド」、腰部(カーモードではボンネット)からスピーカーを出し180デシベルの大音量の音楽と光で敵を混乱させる「ノイズアタック」で、ノイズアタックは第15話(英語版では第18話)「イモビライザー」や第49話(英語版では第40話)「デバスターを倒せ!」など、主に敵の気を逸らすのに使われる。また右腕からはウインチを射出したり、両腕からのジェット噴射で飛行することも可能。
活躍
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー

第1話「地球への道」ではエアカーモードで登場。偵察から帰還し、コンボイにセイバートロン星の現状を伝え、エネルギー資源確保のために宇宙探索に出ることをコンボイに進言していた。地球に墜落して400万年後に復活し、以降コンボイの片腕となって行動した。

第4話「スペースブリッジ作戦」ではスパイク/Spike Witwickyを乗せて街内の異変を察知し、第9話(英語版では第12話)「地球消滅作戦」ではデストロン/Dicepticonのカセットロンであるコンドル/Leserbeakを捕獲後、車内のカセットレコーダーで録音を再生し、スタースクリーム/Starscreemの企みを暴いた。第22話(英語版では第24話)「二人のコンボイ」ではメガトロン/Megatoronの創り出したコンボイのクローンの罠に嵌りかけるものの、スパイクを見捨てようとしたクローンと、スパイクを助けようとする本物のコンボイの違いを仲間たちと共に見破った。日本未放映版の第73話(英語版では第26話)「サイバトロンの逆襲」では、メガトロンの工作によって悪の考えを持つ洗脳マシンに改造されたエネルギー補給装置に入らなかったために洗脳されず、同じく洗脳されなかったバンブル/Bumblebeeと共に仲間たちを正気に戻すために奮闘した。

最も大活躍したといえる第32話(英語版では第39話)「スカイゴッド」では、アダムス/Cosmos救出に土星衛星タイタンオメガ・スプリーム/Omega spreamにパーセプター/Percepterと共に乗り込んで赴き、現地民タラリアと親交し、スカイゴッドなる神になりすまし、タイタン支配を目論んでいたアストロトレイン/Astrotrainの野望を阻止した。

全般的に活躍する機会が多いマイスターだが、第5話「メガトロンの帰還」や、第6話「SOS!サイバトロン」では、デストロン軍団の前に手も足も出ずに敗退したり、第17話(英語版では第22話)「ナイトバードの影」では、ナイトバードに得意のノイズアタックを封じられたり、第28話(英語版では第35話)「ダイノボットの逃亡PART1」では体内のセイバートニウムの劣化によって行動不能となり、第42話(英語版では第55話)「ベクターシグマの秘密PART2」ではスタントロン部隊/Stanticonsの前に敗北し、第53話(英語版では第63話)「スタースクリーム軍団」ではコンバットロン部隊/Combaticonsによって、クリフ/Clifjumperと共に捕虜になってしまった。

第62話(英語版では第13話)の「スカイファイアーの復活」では、デストロンによって仲間たちと共に掴まって処刑されそうになるが、ハウンド/Houndのホログラムによって難を逃れ、第65話(英語版では第42話)「トランスフォームをとめろ!」では仲間たちと共にトランスフィクサトロン光線でロボットモードに変形することができなくなってしまうが、ホイルジャック/Whelejackたちの発明した特殊爆弾によって再び変形できるようになる。第65話(英語版では第42話)「破滅の日PART3」では、津波を利用したサーフィンによる波乗りも行った。
トランスフォーマー ザ・ムービー

ザ・ムービー』ではクリフとともにムーンベース1でデストロンを監視。ユニクロン/Unicronに襲撃され、捕食されてしまうが、ダニエル/Daniel Witwickyの手によって救出される。
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010

2010』では第1話で行われた第1回銀河系オリンピックの3000m障害物競走に参加[1]、その後も登場するが総司令官を補佐する役割はウルトラマグナス/Ultra Magnusに譲り、台詞なども特になかった[2]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:64 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef