マイ☆ボス_マイ☆ヒーロー
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マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
ジャンル
学園ドラマ
原作ユン・ジェギュン
脚本大森美香
演出佐藤東弥
佐久間紀佳
石尾純
出演者長瀬智也
新垣結衣
手越祐也
田中聖
村川絵梨
香椎由宇
峯村リエ
中村靖日
田中要次
尾崎右宗
ロブ・アンダーソン
森下哲夫
岩城滉一
黄川田将也
丸山智己
村上冬樹
趙a和
高嶋宏行
加賀美剛臣
石橋蓮司
もたいまさこ
大杉漣
市村正親
音楽見優
エンディングTOKIO
宙船(そらふね)
製作
プロデューサー河野英裕
山本由緒(日本テレビ)
山内章弘
佐藤毅(東宝)
制作日本テレビ

放送
放送国・地域 日本
放送期間2006年7月8日 - 9月16日
放送時間土曜日 21:00 - 21:54
放送枠土曜ドラマ
放送分54分
回数10
公式サイト
特記事項:
第1回は20分拡大(22:00 - 22:14)。
最終回は30分拡大(22:00 - 22:24)。
テンプレートを表示

『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』は、2006年7月8日から9月16日まで毎週土曜日21:00 - 21:54[注釈 1]に、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は長瀬智也
概要

チョン・ジュノが主演した韓国映画の『マイ・ボス マイ・ヒーロー』を、長瀬智也の主演でリメイク。オリジナルにあったバイオレンスな作風や登場人物の設定は、コメディ色に変更・脚色されている。

当番組の前作『ギャルサー』以来、2クール連続出演となった新垣結衣の出世作としても知られ、当時はほぼ無名だった仲里依紗のドラマ初出演作でもある。さらに脚本は放送直前の2005年下半期放送『風のハルカ』(NHK大阪放送局製作)の大森美香が担当し、後述するように村川絵梨黄川田将也が『風のハルカ』より引き続き起用されている。

2007年から一部地域で再放送され、さらに一部の地域では副音声において視覚障害者向けナレーションが追加された。なお、ナレーションを担当したのは石丸博也であった。
ストーリー

「関東鋭牙会」(かんとうえいげかい)の若頭、榊真喜男・27歳。ヤクザ組長を父に持つ真喜男は、次代組長を目指すもまともに学校へ通ったことがないために簡単な四則計算さえできず、漢字も書けない。握力は180kgありケンカは強いが、学力は小学生以下であった。

90秒以上考える事ができない真喜男は、香港での取引で交渉が決裂し組に大損害を与えてしまう。これに激怒した真喜男の父・喜一は、内部で真喜男が次期組長になることに反対の声が挙がっていることを伝える。そして、「組を継ぎたいのであれば、高等学校を卒業すること」を命じる。

喜一のコネを使って年齢を10歳詐称し、3年生に編入する事で高校に裏口入学した真喜男だったが、難しすぎる勉強と10歳年下の級友たちにうんざりするが、次第に「初恋・友情・勉強」といった、青春の楽しさに気づいていく。かくして、真喜男の次期組長の座を掛けた卒業までの学園生活が始まった。
登場人物
セント・アグネス学園
主要生徒
榊 真喜男(さかき まきお)
演 -
長瀬智也TOKIO)(6歳時:荻野太陽、10歳時:千阪健介)本作の主人公。関東鋭牙会の若頭であり、誕生日は1978年11月18日[注釈 2]で蠍座。好きな物は酒と煙草と女と喧嘩で、プリンが大好物。母親はすでに亡くなっている。学校では総髪だが、内部の人間と一緒にいるときはオールバックで髪をまとめている。頭がとても悪く、90秒以上何かを考える事が出来ない。学校に行けるようになって3日考えるようになるまで成長し、ギリギリではあるが最終的には高校卒業はなんとか出来るまでになった。香港マフィア中国)との取引を簡単な計算が出来なかったことで有耶無耶になり、しまいには馬鹿にされたことで大暴れして、台無しにしてしまったため、父・喜一に「来年の春までに、卒業証書を持って来い。それが出来ないようなら、3代目は弟の美喜男に継がせる。貴様は破門だ。」と言われてしまい、10歳年齢を偽ってセント・アグネス学園高校に裏口入学する。最初は学校へ行くのを嫌がっていたが、「組の長」という言葉に惹かれ3年A組の学級委員になった。それからは青春の楽しさを知り、高校生活を楽しむようになる。何かを前向きに考える時白目を剥く癖がある。何に対しても「コノヤロウ」と叫んだり、舎弟のカズに怒るとき「ファー」と言ったり、疑問に思ったりすることがあったりすると「はにゃ?」と言うのが口癖(ナレーションでも使用される)。自分の素性を隠すあまりに基本的に学校にいる時は親友の桜小路以外には敬語を使うが、鋭牙会の人間が真喜男の癪に障るような事を言うと雄叫びを上げて怒る。特に第3話では山崎のぶおが勉強中に邪魔をしてきたため、外の通路まで投げ飛ばすシーンも見られる。お化けが苦手。頭は空だが身体能力は極めて高く、一撃で敵を叩きのめすパンチ力を持っており握力は180を超えている。上半身の大半に刺青を彫っているため学校では人前で着替えられない[注釈 3]ギャンブル運は並外れて強くパチスロルーレットなどでは強運を発揮しテストにも鉛筆転がしを使って選択問題が多い日本史・生物・物理の科目で30点以上を取るが、選択問題がほとんど無い英語・数学・国語は0点か一桁の点数で、成績は学年122人中122位となり追試を受ける羽目になった。学校での愛称は「マッキー」。鬼のような強さを誇り「トルネードの真喜男」の異名を持つが、真喜男本人はトルネードの意味をわかっていない。なお、異名は6歳の時は「チビ若」、10歳の時は「カミソリのまー君」だった。第7話の中盤では、ひかりとデート中に若い男たちに殴られて負傷してしまい[注釈 4]、関東鋭牙会の家まで運ばれて翌日には治っているほか、第8話の終盤で、バースデーケーキをみんなにお祝いした時は大感激して大声で泣いていた[注釈 5]。最終話の冒頭で指定暴力団の熊田達が来てるのを気づいた際、セント・アグネス学園の敷地内で抗争を行ったため、傷害容疑で現行犯逮捕されたことで素性がばれて退学処分になったが、卒業式で思い出づくりとして迎え入れられ、実際には卒業した事にはならないが卒業証書をもらい、翌日に関東鋭牙会三代目継承式典が行われた。エンドロールで私立宙船(そらふね)高等学校に再入学した。
桜小路 順(さくらこうじ じゅん)
演 - 手越祐也NEWS)真喜男の親友で、最大の理解者。「学校なんて無意味」と思っていたが真喜男に助けてもらってから親友になった。ひかりとは幼馴染であるが、ひかりに好意を抱いて以来まともに話さなくなっていた。真喜男のことを「マッキー」と呼んでいる。真喜男に名前を覚えてもらえず「桜なんとか」と呼ばれていたが最終話のラストシーンで一度だけ「桜小路」と呼ばれた。真喜男の舎弟のカズを美喜男だと思い込んでおり「ミッキー」と呼んでいる。ひかり曰く「お姉さんは凄く美人」らしい(姉・瞳は第8話に登場)。学年順位7位で偏差値72を誇る。甘いものが苦手。また、諏訪部曰く元いじめられっ子だったらしい(第5話より)。卒業後は第9話で受験した明応大学に進学している。
梅村 ひかり(うめむら ひかり)
演 - 新垣結衣素直で優しい性格。父親が借金取りのヤクザに殴られるのを小さい頃から何度も見ているため、暴力を嫌っている。真喜男のことを「榊君」と呼んでいる。学校生活に馴染めない真喜男に優しく接していたが第4話で真喜男との肝試しではパートナーとなったが、真喜男が途中で逃げ出してしまったことでこれに嫌悪感を露わにした。新学期の最初の登校日に真喜男に挨拶されても無視し、順にアドバイスされた真喜男からは誠意を持って謝罪されたが、この肝試しとは別に真喜男が他の男子生徒にナンパのやり方について教えると成功したため、タイミング悪くそのクラスメートが真喜男にお礼を言いに来たが、その際に「榊の言う通り女なんて単純なんだな」と言い放ったことから、これを女性軽視と受け取り「榊君なんか大嫌い」と激怒した。その後真喜男は学校生活に馴染めなくなったことで3日連続で学校をサボった。クラスメートはそれを冷やかすと順は真喜男が家業を継ぐと頑張ってると聞かされると言葉には出さなかったが無断欠席した真喜男を心配する表情を見せた。その後に開催された避難訓練では放水に手こずる真喜男に周りから促され手伝うと笑顔で真喜男に手を差し伸べた。詳細的な言葉をかけなかったものの真喜男を嫌う姿勢を見せなくなり再び寄り添うようになり事実上和解した。しかし、幼少期に父が借金取りのヤクザに暴行された一件で「暴力を振るう人は嫌い」と言ってしまい、これが原因で真喜男から避けられるが桜小路のアドバイスで立ち直った真喜男と向き合った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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