ポー河の水車小屋
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ポー河の水車小屋
Il mulino del Po
映画の1シーン
監督アルベルト・ラットゥアーダ
脚本フェデリコ・フェリーニ
トゥリオ・ピネリ
原作リカルド・バッケリ
製作カルロ・ポンティ
出演者カルラ・デル・ポッジョ
ジャック・セルナス
音楽イルデブランド・ピツェッティ
撮影アルド・トンティ
編集マリオ・ボノッティ
製作会社ルックス・フィルム
配給 ルックス・フィルム
イタリフィルム / 松竹洋画部
公開 1949年9月28日
1951年11月25日
上映時間94分
製作国 イタリア
言語イタリア語
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『ポー河の水車小屋』(ポーがわのすいしゃごや、イタリア語: Il mulino del Po)は、1949年製作・公開、アルベルト・ラットゥアーダ監督によるイタリアの映画である[1][2]
略歴・概要

本作は、1949年にイタリアの映画会社ルックス・フィルムが製作、ロンバルディア州マントヴァ県サン・ベネデット・ポーローディゴクルタトーネといった同県内各地でロケーション撮影を行って完成、同社が配給して同年9月28日にイタリア国内で公開された[1]

リッカルド・バッケッリが1938年 - 1940年に執筆した同名小説を原作に、バッケリ自身が、マリオ・ボンファンティーニ、ルイジ・コメンチーニ、アルベルト・ラットゥアーダ、カルロ・ムッソ、セルジオ・ロマーノとともに翻案し、フェデリコ・フェリーニトゥリオ・ピネリが映画用に脚色した[1]。本作の脚本を執筆したフェリーニは、本作公開の翌1950年、トゥリオ・ピネリと共同で脚本を執筆した『寄席の脚光』を、本作の監督であるアルベルト・ラットゥアーダと共同で監督して、映画監督としてデビューを果たすことになる[3]

日本では、フランス公開と同年の1951年にイタリフィルムが輸入し、同年11月25日に同社が松竹洋画部と共同で配給して、公開された[2]。日本でのビデオグラムは、2020年9月にコスミック出版から発売された、「イタリア映画コレクション「越境者」10枚組」に収められた。
スタッフ

プロデューサー :
カルロ・ポンティ

監督 : アルベルト・ラットゥアーダ

原作 : リッカルド・バッケッリ (Riccardo Bacchelli)

脚本 : フェデリコ・フェリーニトゥリオ・ピネリ (Tullio Pinelli)

翻案 : リカルド・バッケリ、マリオ・ボンファンティーニ (Mario Bonfantini [4])、ルイジ・コメンチーニ、アルベルト・ラットゥアーダ、カルロ・ムッソ (Carlo Musso [5])、セルジオ・ロマーノ

撮影 : アルド・トンティ (Aldo Tonti [6]

美術 : アルド・ブッツィ (Aldo Buzzi)

編集 : マリオ・ボノッティ (Mario Bonotti [7]

音楽 : イルデブランド・ピツェッティ

助監督 : パオロ・ガルガーノ (Paolo Gargano [8])、カルロ・リッツァーニ (Carlo Lizzani)、アルド・ブッツィ

製作助手 : シルヴィオ・クレメンテッリ

製作主任 : クレメンテ・フラカッシ (Clemente Fracassi)

キャスト
クレジット順


カルラ・デル・ポッジョ
(Carla Del Poggio) - Berta Scacerni

ジャック・セルナス (Jacques Sernas) - Orbino Verginesi

マリオ・ベセスティ (Mario Besesti) - Il Clapasson

ジュリオ・カリ (Giulio Cali) - Smarazzacucco

アンナ・カレーナ (Anna Carena) - L'Argia

ジャコモ・ジュラデイ (Giacomo Giuradei [9]) - Princivalle Scacerni, fratello di Berta

レダ・グロリア (Leda Gloria) - La Sniza

ニーノ・パヴェーゼ (Nino Pavese) - Raibolini


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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