ポール・バニヤン(ポール・バニアン、英: Paul Bunyan)は、アメリカ合衆国やカナダの民話[1]。アメリカ合衆国の伝説上の巨人、西部開拓時代の怪力無双のきこりである。 次のような特徴を語られる。 アメリカ合衆国やカナダの民話には、先住民(インディアン)の伝説や、移民がヨーロッパから伝えた話の他にも、開拓民が苦しい生活から生み出した話がある[1]。それらはトール・テール(ほら話)と呼ばれている[1]。特に、ダイダラボッチのような大巨人ポール・バニヤンの話が有名とされている[1]。 ポールは、ベビー・ベッドを大イカダに組んで大西洋に浮かばせなければならないほどの、生まれつきの大巨人だった[1]。きこりになったポールは、数十メートルもある大きな斧を怪力で振り回し、ベイブという大きな雄牛や愉快な仲間数人を連れて、アメリカ全土の木を伐って歩くようになった[1]。 昔、アメリカは平らで、山も谷も無かった[2]。そこへポール・バニヤンが現れ、アメリカを変えた[3]。例えばある時、ユタ州で相棒のベイブが病気になり死にかけた[3]。心優しいポールは、オイオイ泣き出してしまった[3]。滝のように流れ落ちた涙が溜まって、グレート・ソルト湖ができたという[3]。また、暑いアリゾナからカリフォルニアへ行く途中、岩山の間に足を入れて休んでいた時のことだった[3]。ポールが斧で何気なしに岩山を軽く叩くと、そこに深い割れ目ができて、今のグランド・キャニオンになった[3]。 きこりのキャンプ生活で、ポール達は、飲み水を貯める貯水池が必要になった[3]。
概要
生まれたときから8mという巨体[要出典]。
木を伐採すると1日で山が丸裸になる。
ベイブという巨大な青い牛を連れている。
五大湖やミシシッピ川をつくった。
チャック・ノリス・ファクトの原型フォークロアとして知られる[要出典]。
物語の例