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出典検索?: "ポール・シュレイダー"
この項目では、映画監督について説明しています。歴史学者については「ポール・シュローダー」をご覧ください。
ポール・シュレイダー
Paul Schrader
2018年
生年月日 (1946-07-22) 1946年7月22日(77歳)
出生地 アメリカ合衆国 ミシガン州グランドラピッズ
配偶者メアリー・ベス・ハート(1983?)
著名な家族レナード・シュレイダー(兄)
主な作品
監督
『ハードコアの夜』
『アメリカン・ジゴロ』
『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』
『白い刻印』
『魂のゆくえ』
『カード・カウンター』脚本
『ザ・ヤクザ』
『タクシードライバー』
『ローリング・サンダー』
『レイジング・ブル』
『モスキート・コースト』
『最後の誘惑』
受賞
カンヌ国際映画祭
芸術貢献賞
1985年『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』
ヴェネツィア国際映画祭
栄誉金獅子賞
2022年
ニューヨーク映画批評家協会賞
脚本賞
2018年『魂のゆくえ』
放送映画批評家協会賞
オリジナル脚本賞
2018年『魂のゆくえ』
AFI賞
フランクリン・J・シャフナー賞
2005年 並外れた創造的才能と芸術的業績を称えて
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
オリジナル脚本賞
2018年『魂のゆくえ』
備考
第57回ベルリン国際映画祭 審査委員長(2007年)
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ポール・シュレイダー(Paul Schrader、1946年7月22日 - )は、アメリカ合衆国の映画評論家、脚本家、映画監督。ミシガン州出身。小津安二郎や三島由紀夫などに影響を受けるなど、大の親日家として知られ、知的な作風が特徴。ドイツ系アメリカ人およびオランダ系の血を引く。
同志社大学で講師を務めたレナード・シュレイダーは実兄。妻は女優のメアリー・ベス・ハート。 極めて厳格なカルヴィン主義者の家庭に生まれ育ったため、生まれてからの長い間、映画を観ることを禁止された[1]。18歳の時に初めて観た映画に感化されて以降、映画にのめり込む[1]。コロンビア大学、UCLAで映画を専攻、小津安二郎やロベール・ブレッソン、カール・テオドア・ドライヤーなどの映画に傾倒する[1]。映画評論家として活動後、1974年の映画『ザ・ヤクザ』で脚本家デビューする。続いて脚本を担当した『タクシードライバー』において監督マーティン・スコセッシおよび主演のロバート・デ・ニーロのゴールデントリオを確立。『ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども』以降、『アメリカン・ジゴロ』といった作品では監督としても映画製作に携わる。特に1985年の映画『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』(日本未公開)では、カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞し、高い評価を得た。21世紀に入っても精力的に活動し、2018年には『魂のゆくえ』でアカデミー脚本賞にノミネートされ、人生初のオスカー候補者となった。
経歴
フィルモグラフィー
ザ・ヤクザ The Yakuza(1974)脚本
タクシードライバー Taxi Driver(1976)脚本