ポーラ・アブドゥル
基本情報
生誕 (1962-06-19) 1962年6月19日(61歳)
出身地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州 サンフェルナンド
ポーラ・アブドゥル(Paula Abdul, Paula Julie Abdul 1962年6月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフェルナンド出身の歌手、ダンサー、元チアリーダーである。ユダヤ系シリア人の父親と、ロシアとウクライナから北米に移住したユダヤ人をルーツに持つ母親との間に生まれた。 元々NBAのチアリーダーをしていたが、1980年代に入りジャネット・ジャクソンの振り付けを担当(ジャネットのNastyのビデオには出演も)し一躍注目されると共に、他にもZZトップやデュラン・デュランなどのアーティストのコレオグラファーとして、更にエディ・マーフィ主演の『星の王子 ニューヨークへ行く』などの映画作品の劇中ダンスシーンの振付師としても活躍する。 1988年にデビューアルバム『Forever Your Girl』を発表。このアルバムは発表から62週間をかけて米・ビルボード誌のアルバムチャートで1位を記録し、頂点に立つまでに一番長くかかったアルバムとして知られている。最初にシングルカットされた「あいつにノック・アウト」(Knocked Out)こそ、シングルチャート41位という成績に終わったが、「ストレイト・アップ」(Straight Up)が、デビッド・フィンチャーの手によるハイセンスなビデオで注目されてヒット。これに続いて「冷たいハート」(Cold Hearted)、「フォーエバー・ユア・ガール」(Forever Your Girl)、「甘い誘惑」(Opposites Attract)の計4曲がこのアルバムからビルボード誌のシングルチャートで1位を射止め、一躍人気シンガーの仲間入りを果たすことになる。 1991年にはセカンドアルバム『Spellbound』を発表し、彼女にとって初のバラードシングルとなった「あふれる想い」(Rush,Rush)や、The Promise Of A New Dayの2曲を全米シングルチャートの1位に送り込むものの、1995年に発表されたサードアルバム『Head Over Heels』が興業的に失敗に終わったことから、これ以降、現在に至るまで、オリジナルアルバムはリリースされていない。 2000年に入りアメリカンアイドルの審査員を務めるようになり、人気が再浮上すると共に、2008年には、久々に音楽界にカムバックし、同じくアメリカンアイドル審査員のランディ・ジャクソンのプロデュースで曲を発表している。 2009年、9シーズン目のアメリカンアイドルには参加しないことが発表された[1]。 2011年より、米国版Xファクターに審査員として参加している。 2019年、ビルボード・ミュージック・アワードのパフォーマンスにおいてトリを務め、ヒット・メドレーを披露した[2]。 同年8月からはフラミンゴ・ラスベガスにて定期公演「Paula Abdul: Forever Your Girl
略歴