ポート番号
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この項目では、ソフトウェア的なポートについて説明しています。物理ポートについては「入出力ポート」をご覧ください。
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出典検索?: "ポート" コンピュータネットワーク ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2021年8月)

ポート(: port)はIPネットワークの各ホスト上で、複数アプリケーションへ通信を振り分けるために用意された、論理的な情報の送受信口である[1]TCPUDPで定義される。
概要

Internet Protocolを用いたネットワークはホスト間通信を可能にする。この場合あるホストへの全信号を1つのアプリケーションのみが受け取るため、単一ホスト上で動作する複数アプリケーションへ同時には通信できない。

これを解決する手法がポートである。IPの上で動作するプロトコルにおいて「ヘッダに記された番号に基づき、このホスト内のある送受信口へデータをルーティングする」という規則を定めれば、1ホスト内複数アプリケーションへ通信を振り分けられる。このホスト内送受信口という概念がポートである[1]。ポートを指定する番号をポート番号(: port number)という。ホストのIPアドレスを「マンションの住所」にたとえるなら、ポート番号は「部屋番号」に相当する。ポートの概念を導入することでアプリケーション間通信が可能になる。

ポート番号は、通信プロトコルの種類(プロトコル番号一覧)と密接に関係している。65536個のポート番号のうち、システムポート番号[注釈 1]と呼ばれる1024個(0 - 1023)は、慣例的に予約され、特定のサービスのために使用される。そのため、ポート番号を参照することにより、その通信が利用しているサービス(ソフトウェア)を知ることができる場合がある。
ポートとソケット

プログラムでポートを用いて通信するには、一般にソケットと呼ばれる仕組みを用いる(ソケットはBSDで開発されたため、特にBSDソケットとも呼ぶ)。ソケットとは通信の端点のことで、2台のコンピュータが通信しているとき、その通信路の両端、すなわちそれぞれのコンピュータにソケットが存在する。また、ソケットのインターフェイスAPI)やソケットを扱うライブラリプログラムも併せてソケットと呼ぶこともある。ソケットを利用したプログラムを記述することをソケットプログラミングと呼ぶ。

ソケットを用いた通信は、以下のような手順で行われる(クライアントサーバモデル)。
サーバ機でサービスを提供するプログラムは、ソケットを作成し、サービス固有のポート番号をソケットに割り当て (bind)、待ち行列を用意し (listen)、クライアントからの接続を待ち受ける (accept)。

サービスを利用するクライアントプログラムは、ソケットを作成し、そのソケットの通信相手としてサーバ機のIPアドレスとサービスのポート番号を指定し (connect)、接続を行う。

サーバは接続を受け付けると、新規にソケットを作成し、そのソケットとクライアントとの間に通信を確立する。もとのソケットは再び待ち受けに戻る(これは、会社などで、受付係が来客を担当者に引き合わせ、その後また受付に戻るようなものと考えることができる)。

通信が終わると、2.および3.で作成したソケットは破棄される。

WWW (HTTP) の場合、原則としてHTMLファイルや画像ファイルを1件取得するたびに上記2.?4.の手順が繰り返されるため、アクセスが集中するとサーバの負荷が非常に高くなる(ただしHTTP 1.1では1回の接続で複数件のデータを取得する持続的接続が標準の動作となっている)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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