ポーター_(鉄道)
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この項目では、鉄道に関わる職業について説明しています。運送業者の赤帽については「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」をご覧ください。
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出典検索?: "ポーター" 鉄道 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年10月)

ポーター(英語:porter)は、鉄道駅・空港・ホテル構内で旅客の手荷物等を客に代わり運搬する職業、またはその職業に従事している者を指す[1]。駅構内入口から待合室列車へ、あるいは逆に列車から待合室や駅出入口まで旅客の荷物を運搬する。

場合によっては、寝台車などで乗客の世話をする係員を指す場合もある(列車ボーイ)。

日本では「赤帽(あかぼう)」とも言い、この言葉は鉄道の駅構内で営業するポーターが赤い帽子を被っていたことに由来する。英語にも「Redcap」という同じ意味の単語がある[2]
日本

日本では手荷物運搬人とされ、持ち込み手荷物を運搬した[3]履物地下足袋と思われるものまたは黒の革靴、脛にゲートルを巻き、濃紺の詰襟と思われる上着に赤い帽子を被っていたことから赤帽と呼ばれた。また市販の時刻表には赤帽が配置されている駅が表示されていた[3]。1924年においては旅客一人あたり5銭であった[3]

かつては日本でも他国と同様、全国各地の主要駅に常駐していたが、宅配便の普及などもあって旅客が持つ手荷物の分量が少量化したことで需要が減少したため、日本の鉄道で赤帽が常駐している駅は無くなった。最後まで赤帽が常駐していたのは岡山駅で、運搬料は大小にかかわらず荷物1個500円であった。

2012年10月1日、ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社がJR東日本グループの株式会社鉄道会館が運営する東京駅丸の内駅舎北口ドーム内の「JR EAST Travel Service Center内クローク東京駅丸の内北口店」において業務を開始し、およそ6年ぶりに鉄道駅のポーターが復活することとなった[4]
日本での歴史

1896年(明治29年)夏頃、
山陽鉄道に先立つ数ヶ月前に関西鉄道の駅において「荷物運搬夫」の名前で日本の鉄道における最初のポーターが誕生[5]

1896年(明治29年)12月 山陽鉄道で荷運夫として主要駅(姫路駅岡山駅尾道駅広島駅宮島桟橋徳山駅三田尻駅)に配置された[6]

1897年(明治30年)11月5日 鉄道作業局が赤帽の営業認可

1952年(昭和27年)09月20日 大阪の国鉄湊町駅(現:JR難波駅)で女子の赤帽が業務開始

2000年(平成12年)07月31日 上野駅で赤帽が廃止

2001年(平成13年)03月31日 東京駅で赤帽が廃止[7]

2006年(平成18年)岡山駅で赤帽が廃止、少なくともJRの駅からは赤帽が消えた

2006年(平成18年)東武浅草駅の階段下に常駐の赤帽が、この年以降は存在が確認されていない[8]

2012年(平成24年)ヤマト運輸が東京駅でポーターサービスを開始。日本の鉄道にポーターが復活した

アメリカ合衆国

アメリカの鉄道では現在に至るまで荷物車による長距離列車での受託手荷物が継続されており、2014年現在もなおアムトラック主要駅に赤帽(Redcap)と呼ばれるポーターが配置されている。無料で利用可能であり(チップ別途)、アムトラックは正式な職員によるサービスの利用を推奨している[9]。配置駅は以下の通りである[9]

ボルチモアペン駅

ボストン南駅

シカゴ・ユニオン駅

ロサンゼルス・ユニオン駅

ニューヘイブン・ユニオン駅

ニューヨーク・ペン駅

ニューアーク・ペン駅

フィラデルフィア30丁目駅

ポートランド (オレゴン州)ユニオン駅

シアトル・キングストリート駅

ワシントンD.C. ユニオン駅

ウィルミントン

脚注[脚注の使い方]^ Oxford Dictonary, "porter"
^ Oxford Dictonary, "redcap"
^ a b c 鉄道省『鉄道旅行案内』国立国会図書館デジタルコレクション、1924年、13頁。doi:10.11501/952041。 
^ ヤマト運輸 (2012年10月1日). “東京駅駅舎内丸の内北口ドーム内にてクロークおよびポーターサービスを10月1日から開始”. ヤマトホールディングス. 2013年3月2日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2013年4月17日閲覧。
^ “国鉄物語(59)赤帽のはじまり”. 朝日新聞. (昭和39年9月3日夕刊記事) 赤帽をかぶらない荷物運搬夫として誕生した。
^ 明治29年12月25日付の東京朝日新聞の記事に、山陽鉄道の姫路、岡山、尾道、広島の4停車場に荷運夫を数名ずつ配置し、翌年1月1日より営業を開始、神戸停車場は官設鉄道に委嘱しているためその筋に申請中とある。混雑の中において判断しやすくするため赤色帯を付けた帽子をかぶり、報酬は1人2銭とした。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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