ポリスアカデミー
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本来の語義については「警察学校」をご覧ください。

アニメ版については「ポリスアカデミー (アニメ)」をご覧ください。

ポリスアカデミーシリーズ(Police Academy)は、アメリカ合衆国で制作されたコメディ映画のシリーズ。1984年から1994年まで、全7作品が公開されている。第8作『ポリスアカデミー8』については、制作は決定したものの公開時期は未定。(1作目から40年近い年月が経過し、メインキャストの半数近くが鬼籍に入ってしまった為、8作目は制作されない可能性も出ている)

上映時間90分前後の作品が多く、日本での地上波放送の際には、本編開始前に前作までのハイライトシーンを挿入するなど、放送枠を埋める方策が取られていた。
主な登場人物
『1』での卒業生
ケーリー・マホーニー(Carey Mahoney)
演:
スティーヴ・グッテンバーグ日本語吹替:神谷明(1作目)・大塚芳忠(2作目以降)主人公で1作目から4作目までに登場。いいかげんでいたずら好きな性格だが仲間思い。以前はゴロツキで、仕事で何かとトラブルを起こして警察沙汰になっており、駐車場の係員の仕事中にお得意先の横暴な態度から喧嘩になり、刑務所に入れられてもおかしくないほどの罪を背負ってしまう。しかし、元警官である父親と同僚だった警察署長によって、警察学校への入学を条件に救われる。学校では問題児だが次第に度胸と正義感を学んで成長して行き、いざという時には頼れる警官となる。3作目では Sergeant(巡査部長)に昇進している。いたずら好きな性格から、屈強な男たちが集う繁華街のゲイバー「ブルーオイスター」へ毎回のようにメンバーを送り込んでいる。入店した者は男たちに囲まれ、『オリーブの首飾り』にあわせて無理やりチークダンスを踊らされるというのがお約束である。
モーゼス・ハイタワー(Moses Hightower)
演:ババ・スミス日本語吹替:銀河万丈(1・2作目)・笹岡繁蔵(3・4作目、5・6作目テレビ版)、郷里大輔(5・6作目ソフト版)元花屋で、単調な商売にうんざりしてポリスアカデミーに入る。2mを超える長身と怪力が特徴。見た目と対照的にのんびりとした性格で、また寡黙なためぶっきらぼうに喋る。普段は優しいが、人種差別や居丈高な人物に対しては怒りをあらわにする。
ユージン・タックルベリー(Eugene Tackleberry)
演:デヴィッド・グラフ日本語吹替:玄田哲章(1・2作目)・石塚運昇(3・4作目、5・6・7作目テレビ版)、富山敬(5・6・7作目ソフト版)元警備員。軍隊や兵器が大好きな重度のミリタリーオタク。通称「タック」。3作目では Sergeant(巡査部長)に昇進している。警察から貸与された銃(S&W M10 HBモデル)では物足りず、射撃訓練時に勝手にS&W M29を使って標的を大破させたり[注 1]、4作目にはM60機関銃を使用した[注 2]。5作目ではハエを撃ち落すなど、射撃の腕は上等。性格は純情。2作目で女性警察官のキャサリン・カークランドと結婚。6作目からは趣味の合う息子も登場する。
ラーヴェル・ジョーンズ(Larvell Jones)
演:マイケル・ウィンスロー日本語吹替:堀内賢雄(1作目)・戸谷公次(2作目)・喜多川拓郎(3・4作目、5作目テレビ版)・二又一成(6作目テレビ版)・荒川太郎(7作目テレビ版)、千葉繁(5・6・7作目ソフト版)警官になる前は医学博士(MD)を自称していた。声帯模写が得意で、音楽や猛獣の鳴き声、サイレン・発砲・機械などの音、無線通信など何でもござれ。格闘技にも優れる。いたずら好きでお調子者な性格で、声帯模写を使ってハリスやマウザーなどをからかったり犯人を威嚇したりする。
フックス(Laverne Hooks)
演:マリオン・ラムジー日本語吹替:小宮和枝(1作目)、神代知衣(2作目以降)小柄な女性。内気な性格で声も小さくなりがち。最初は訓練で苦労していたが次第に自分に自信を持っていき、1作目の終盤では凄まじい気迫で相手を圧倒した。2作目からはおっとりとした性格となりキンキン声を出し、ハリス教官も迷惑がっている。普段は温厚で弱気、小声だが、キレると凄まじい剣幕と大声で怒鳴り散らす。3作目では Sergeant(巡査部長)に昇進している。運動は苦手だが、コンピューターと車の運転に強い。シリーズ各作品の終盤で、至近距離から犯人に拳銃を突きつけ観念させる「Don't move! dirtbag!!」[注 3]が決めゼリフ。
ダグラス・ファックラー (Douglas Fackler)
演:ブルース・マーラー日本語吹替:鈴置洋孝(1作目)・池水通洋(2作目)・谷口節(3作目)、島田敏(6作目ソフト版)、星野充昭(6作目テレビ版)所帯持ちで警察学校に入った、丸縁の眼鏡が特徴的な天然のドジ魔。1作目で自覚せずに暴動の原因を作った張本人だが、その後に要領良く平服を着込んで暴徒たちをやり過ごしている。3作目では妻もポリスアカデミーに入学する。ドジな行動は自身だけでなく、敵味方関係なく被害を被ったり騒動に発展している。
『2』以降の同僚や卒業生
キャサリン・カークランド(Kathleen Kirkland)
演:
コリーン・キャンプ日本語吹替:横尾まり女性警察官。2作目と4作目に登場。「急所に弾丸をぶち込んだ時の快感は忘れられない」と、タックルベリーに匹敵する銃器マニア。白バイ隊としてタックと組んだことがきっかけで結婚。キャサリンを含むカークランド家は陽気で過激な変人ぞろい。3作目では弟がアカデミーに入学する。
ゼッド(Zed)
演:ボブキャット・ゴールドスウェイト日本語吹替:緒方賢一2作目ではギャング団のボスとして君臨。菜食主義者で歌が好き。3作目では改心してポリスアカデミーに入学。大声で相手を威嚇したりドアを吹き飛ばしたりスウィートチャックの眼鏡のレンズを割ったりする能力を持つ。4作目では巡査として登場、ある教会で修道士のローラと知り合い、ポリスアカデミーへ勧誘する。
スウィートチャック(Sweetchuck)


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