ポケットモンスター_(架空の生物)
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鹿児島県指宿市にあるイーブイがデザインされたマンホールの蓋ポケふた」.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}プロジェクト ポケモン

ポケットモンスター、略してポケモンは、『ポケットモンスター』シリーズに登場する「架空の生物」の総称である。

日本語での正式名称は「ポケットモンスター」であるが、作中においても「ポケモン」という通称が一般的であり、欧米では「Pokemon」の名称が正式名称として扱われていることから、この記事では以後「ポケモン」の名称を用いて説明する。
来歴

1996年に発売されたゲームボーイ用のソフトである『ポケットモンスター 赤・緑』で最初の151種類が登場して以来、新作が発表されるたびにその総数は増加し、スカーレット・バイオレット時点で1025種類[注 1]のポケモンの存在が確認されている

世界観上ではそれまで未発見だったポケモンが「新発見」されている。1996年に出版された公式ガイドブック『ポケットモンスター図鑑』には既に「ポケモンはすべての種類が見つかったわけではありません。今後も研究を重ね、新しいポケモンが見つかり次第増補版を出版していこうと考えています」と書かれており、『赤・緑』当時から全部で150種類しかいないとは明言されていない。

一度でもポケモンとしてメディアに登場した種族が、次作以降で「無かったこと」にされた例は現在までに一度もない[注 2]。外伝作品ではすべての種族が登場しない場合もあるが、それは「その地方では見つからない」等の理由であり、世界に存在しないというわけではない。

メインのRPGシリーズにおいては、『ウルトラサン・ウルトラムーン』までは発売時点でのすべてのポケモンが必ずデータとして設定されていた。ただし、実際にすべて出現させるためには通信プレイが必要である。『ソード・シールド』以降は開発期間等の関係からその地方の図鑑に登録されているポケモン以外はデータとして設定されず、Pokemon HOMEからの転送も出来なくなった[注 3]

年タイトル新たに追加されたポケモンの総数累計ポケモン総数
1996赤・緑151151
1999金・銀100251
2002ルビー・サファイア135386
2006ダイヤモンド・パール107493
2010ブラック・ホワイト156649
2013X・Y72721
2016サン・ムーン81802
2017ウルトラサン・ウルトラムーン5807
2018Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ2 [注 4]809
2019ソード・シールド89[注 5]898
2022LEGENDS アルセウス7905
2022スカーレット・バイオレット120[注 6]1025

概要

非常に種類が多く、それぞれが個性的な特徴を持ち、世界や相互との関係がある程度明確に設定されているポケモンという「架空の生物」はキャラクターとしても魅力的である。本来のゲームにおいてポケモンがコレクションの対象とされていることもあり、ポケモンを題材としたキャラクターグッズは非常に早い時期から存在している。

一般的な「キャラクター」と比較して珍しい点は、それぞれのポケモンの名前は固有のキャラクターの名称ではなく、「種族」の名称だということと、作中における「進化」等による変化が進化論に対立する思想を背景にしたある種の決定論である点である。例えばディズニーにおける「ミッキーマウス」は固有の性格を持ち、世界に1人しかいないという設定のキャラクターであるが、ポケモンにおける「ピカチュウ」はその世界に何十、何百万匹も存在し、性格個性などもそれぞれ異なる。なお、ゲームではポケモンに固有の名前(ニックネーム)を付けることができ、アニメや漫画でもニックネームを付けられたポケモンが登場することがある。「進化」のキャンセルは、ゲームの攻略本やアニメでも言及されている。ただし、一部の例外を除けば、進化の方向性は個体に依存せず定まっており、抵抗する明確な理由も無い。なお、進歩史観とは無関係である。

ポケモンたちは全て空想上の生物として描かれているが、大部分は現実に存在するものに由来して作られている。命名がその典型的な例であり、実在する動植物や概念であったり、英語を始めとする他の言語を捩ったりしたものが多い。サワムラーエビワラー等、実在人物をモデルにしていると思われるものも存在する。

ポケモンのデザインゲームフリークに所属する複数のスタッフたちによって行われるが、具体的に誰がどのポケモンをデザインしたのかはインタビューなどで部分的に明かされるのみである。最終的にゲームソフトのパッケージや攻略本などで用いられる「公式イラスト」の中心人物は杉森建である。なお、杉森以外のデザイナーもカードゲーム等の派生作品では直接イラストを手がけることがある。

ポケモンというキャラクターについて明確に統一された公式設定のようなものはほとんどなく、異なるメディア間(例えばゲームやアニメ)はもとより、(スタッフなどが違う)同じメディア間の旧作と新作の間ですら、矛盾が見られる。

以下はポケモン図鑑をはじめとしたゲーム内の記述やアニメ、関連書籍などから読み取れる設定のうち、大部分の関連作品で統一されているものをまとめたものである。
定義

「ポケモン」と分類される「架空の生物」の定義については明らかではない。「ポケモン」という独自の分類体系が存在するのか、それとも複数の分類体系に渡って「ポケモン」というキャラクターが存在しているのかすら、資料によってまちまちである。

一般的にはモンスターボールへの収納に象徴される、自己を縮小させるという共通の能力を持った生物が「ポケモン」と呼ばれている。また、「ポケモン」はデータに変換することができ、前述のモンスターボールへの収納、ゲーム中のパソコンによる管理やアニメ中の転送などはこの能力により可能である。さらに、進化と呼ばれる変身を起こす個体が極めて多い点も特徴であり、『ダイヤモンド・パール』において、最新の研究ではポケモン全体の90パーセントが進化に関係すると語られている。

作品世界に登場する人間以外の生物がすべてポケモンというわけではない。ポケモンでない草や樹木が普通に生えていたりするなど、我々の世界と同じような動植物も描写されていたり、その存在について触れられていたりする[注 7][注 8]。また、きのみやポケルス等、ポケモン以外の架空生物も存在する。さらに、「超能力を持つ少年がポケモンに変わった」というような解説文を持つポケモンもいる。

アニメなどでは、生態系を構成する動物の全てがポケモンであるかのような描写[注 9][注 10]がある。なお、劇場版『アルセウス 超克の時空へ』において古代の人々はポケモンのことを「魔獣」と呼称しており、呼び方とその内容が時代とともに変化していった様子をうかがわせている。
特徴
高さ、重さ

ポケモン図鑑では、ポケモン1体1体に身長や体重が設定されており、0.1mしかないものから10mを超えるもの、数百グラムしかないものから1トン近くに及ぶものまで、その大きさは千差万別であるが、ポケモン図鑑では、全ポケモンの身長は0.1m以上で体重は100g以上1トン以下とされている。ゲーム中では一部の「わざ」に体重の数値が反映されることがあるが、「コイキングの大きさを比べる」といった場面もあるため、種族全てにおいてこれらの数値が共通しているわけではない。また、アニメや漫画においてはこれらの数値は必ずしも意識されているわけではなく、様々な大きさや重さで描かれることが多い[注 11]
わざ

ポケモンが戦闘や移動において使用する能力は「わざ(技)」として体系付けられている。原則として、戦闘においてポケモンが直接行う行動のすべては「わざ」である。相手に打撃や異常を与えるもの、自分を強化したり傷を癒したりするもの、双方あるいは空間全体に影響を与えるもの等、さまざまな「わざ」が存在している。
Zワザ

『サン・ムーン』から、1回のバトルにつき1人1回しか使えない必殺技「Zワザ」が追加された。Zは「全力(Zenryoku)」の頭文字。

「Zクリスタル」と呼ばれるアイテムをポケモンに持たせ、Zクリスタルのタイプと同じタイプの技をそのポケモンが覚えていれば使用できる。なお、Zワザ発動中は、ポケモンが全身にオーラを纏い、表情も変わる。また、変化技の場合は一部の威力があがる。

例:ゲンガーの技「さいみんじゅつ」のZワザ版「Zさいみんじゅつ」は自分のすばやさも上がる。

一部のポケモンは専用Zワザを持っている。
タイプとわざの相性

すべてのポケモンは「タイプ」と呼ばれる属性を1つか2つ持つ。タイプは基本的に種族によって固定されているが、中には生息地域によって異なるものもいる(ミノマダムオドリドリ、後述のリージョンフォーム)。カクレオンロトムのように、「とくせい」、「フォルムチェンジ」、「テラスタル」等の効果によって一時的にタイプが変化することもある。また、カードゲームでは、「δ種(デルタしゅ)」と呼ばれる本来と異なるタイプを持つものの存在も確認されている。

「タイプ」はポケモンの使う「わざ」にも設定されており、使うわざのタイプと対象となるポケモンのタイプには相性がある。現時点で多くの作品において適用されているタイプ相性は以下の通りである。『赤・緑』では15タイプだったが、『金・銀』では「あく」と「はがね」が、『X・Y』では「フェアリー」が追加され、18タイプとなった。現在は表の通りに落ち着いている。カードゲームをはじめとした関連作品では簡略化されることもあるが、全体としてこの相性表に近い雰囲気を持っている。

ポケモンXD』におけるリライブホール、『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズにおけるグミの好みなど、戦闘に関係のない部分でもこれらの相性が関わる場面がある。

ゲーム版では、これらのタイプの相性による効果の違い以外に、出すわざのタイプとポケモンそのもののタイプが同じ場合には威力が増加する。また個々の特性や先に使われた技の影響によってもダメージが増減するが、攻撃が外れた場合やどちらか1つのタイプでも「効果がない」だった場合、効果のない攻撃系変化技を受けた場合はその攻撃はなかったことにされ、ダメージも受けない。また、「効果がない」の反対は「効果バツグン」であることが多い。

左が攻撃側の「わざ」のタイプ、上が防御側のポケモンのタイプ。

タイプ相性表攻撃を受けるポケモン
ノーマルほのおみずでんきくさこおりエスパーかくとうどくじめんひこうむしいわゴーストドラゴンあくはがねフェアリー
攻撃わざ
ノーマル○○○○○○○○○○○○△×○○△○
ほのお○△△○◎◎○○○○○◎△○△○◎○
みず○◎△○△○○○○◎○○◎○△○○○
でんき○○◎△△○○○○×◎○○○△○○○
くさ○△◎○△○○○△◎△△◎○△○△○
こおり○△△○◎△○○○◎◎○○○◎○△○
エスパー○○○○○○△◎◎○○○○○○×△○
かくとう◎○○○○◎△○△○△△◎×○◎◎△
どく○○○○◎○○○△△○○△△○○×◎
じめん○◎○◎△○○○◎○×△◎○○○◎○
ひこう○○○△◎○○◎○○○◎△○○○△○
むし○△○○◎○◎△△○△○○△○◎△△
いわ○◎○○○◎○△○△◎◎○○○○△○
ゴースト×○○○○○◎○○○○○○◎○△○○
ドラゴン○○○○○○○○○○○○○○◎○△×
あく○○○○○○◎△○○○○○◎○△○△
はがね○△△△○◎○○○○○○◎○○○△◎
フェアリー○△○○○○○◎△○○○○○◎◎△○

◎効果バツグン
○効果普通
△効果今ひとつ
×効果がない
この項目ではを扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

「×(効果はない)」となっているのは、ゲーム本編では能力などに関係なくダメージを与えることはできない(但し、補助技の使用によって変わることもある)が、すべての作品でそう設定されているわけではない。カードゲームでは「抵抗力」でダメージが一定量減るだけであるし、そもそも本編で無効のはずのタイプに抵抗力すら持たない(場合によっては弱点を持つ)こともある。

『サン・ムーン』では一度でも戦った相手のみ技の相性がそれぞれ色付きで、金色●で「こうかばつぐん」赤色●で「こうかあり」黒色●で「いまひとつ」青色●で「こうかなし」と表示されるようになった。


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