ボーイング社
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この項目では、アメリカ合衆国に所在する航空宇宙機器開発製造会社について説明しています。擦弦楽器における弓の使い方(運弓法)については「ボウイング」をご覧ください。

ボーイング
The Boeing Company
種類株式会社
市場情報NYSE BA
本社所在地 アメリカ合衆国
イリノイ州シカゴ市
ノース・リバーサイド・プラザ100
北緯41度53分2.8秒 西経87度38分19.5秒 / 北緯41.884111度 西経87.638750度 / 41.884111; -87.638750座標: 北緯41度53分2.8秒 西経87度38分19.5秒 / 北緯41.884111度 西経87.638750度 / 41.884111; -87.638750
設立1934年7月19日(85年前) (1934-07-19)
ボーイング・エアプレーン・カンパニーとして
業種航空宇宙産業
軍需産業
事業内容民間・軍用機器の製造・販売
宇宙空間用機器の製造・販売
代表者デニース・ミュレンバーグ(会長CEO
資本金5,867 Million US$(2012年12月31日時点)[1]
売上高 933億9200万ドル(2017年)[2]
営業利益 102億7800万ドル(2017年)[2]
純利益 81億9700万ドル(2017年)[2]
純資産 4億1200万ドル(2017年)[2]
総資産 923億3300ドル(2017年)[2]
従業員数141,322人(2018年1月1日)[3]
決算期12月末日
主要株主シード・アンド・カンパニー(69.79%) *
2007年12月31日現在
外部リンクwww.boeing.com(英語)
特記事項:※ ニューヨーク証券取引所の会員のためのデポジタリー(保管機関)のノミニー(名義人)であり、それ自身は議決権を有しない。
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Boeing Japan株式会社
Boeing Japan Co.LTD種類株式会社
本社所在地 日本
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-6-6
日本生命丸の内ビル
業種航空宇宙産業
軍需産業
法人番号2010001124596
代表者ブレット C. ゲリー(社長)
外部リンクboeing.jp
特記事項:国内主要協力会社 三菱重工業川崎重工業SUBARU
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ボーイング(英語: The Boeing Company)は、アメリカ合衆国に所在する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社。1997年マクドネル・ダグラス社を買収したため、現在アメリカで唯一の大型旅客機メーカーであり、ヨーロッパのエアバス社と世界市場を二分する巨大企業である。また旅客機だけでなく、軍用機ミサイル、宇宙船や宇宙機器などの研究開発、設計製造を行う。機体の設計に関して、有限要素法の設計手法の導入に先んじていて、その技術は車輌構体設計など他分野にも技術供与されており、世界の航空宇宙機器業界をリードしている。
目次

1 歴史

1.1 創業期

1.2 大戦間期

1.3 第二次世界大戦

1.4 第二次世界大戦後

1.5 大型ジェット機の開発

1.6 旅客機の雄

1.7 超音速旅客機の開発

1.8 国際協力体制

1.9 マクドネル・ダグラスの吸収

1.10 2000年代

1.11 2010年代


2 部門

3 製品

3.1 航空機

3.1.1 民間機

3.1.2 生産中の航空機

3.1.3 開発中の航空機

3.1.4 生産終了済みの航空機

3.1.5 計画のみだった航空機


3.2 軍用機

3.2.1 固定翼機

3.2.2 ティルトローター機

3.2.3 回転翼機(一部)


3.3 宇宙機

3.4 ミサイル・ロケット

3.5 船舶

3.6 その他


4 受注と納入

5 カスタマーコード

6 脚注

7 参考文献

8 関連項目

9 外部リンク

歴史
創業期

この会社は、ウィリアム・E・ボーイングアメリカ合衆国海軍技師ジョージ・コンラッド・ウエスターバレットによって、1916年7月15日シアトルにて設立され、彼らの頭文字から "B&W" と名付けられた。

第1号機は会社名と同じ"B&W" と命名された双フロート水上機であった。この会社名はすぐに "Pacific Aero Products" に変更され、1917年に会社名はボーイング航空機株式会社 ("Boeing Airplane Company") と改名される。1917年当時第一次世界大戦を戦っていた海軍のパイロット養成用に双フロート複葉単発の練習機モデルCが採用され、約700機を生産し航空機メーカーとしての地位を築いた。

第一次世界大戦終了後、軍用機の需要は無くなった。当時民間輸送も未発達であったため、アメリカでの主要な航空機需要は郵便事業であった。ボーイング社はモデルCの最終生産機C-700を使って、アメリカのシアトルとカナダバンクーバーの間で、世界最初の国際航空郵便の輸送を始めた。輸送部門はBOEING AIR TRANSPORT社として事業を拡大してゆくが、使用機も双発のモデル40Aなど近代化されていった。
大戦間期 P-12

1923年陸軍に採用された戦闘機P-12海軍にもF4Bとして採用され、シリーズ総計586機が納入された。郵便機から発展した民間機分野では、1933年に画期的な旅客機ボーイング247(乗客10名)を開発した。当時の飛行機は複葉帆布張り固定脚であったが、247は全金属製・低翼・単葉・引き込み脚を採用し巡航速度300km/h以上を発揮し、アメリカの航空会社は競って導入した。


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