ボンドガール
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、007シリーズの登場人物について説明しています。AIR-G'の番組については「BOND GIRL!」をご覧ください。
ボンドガール(ボンドウーマン)

ボンドガール(Bond Girl)は、『007シリーズ』の映画小説、ゲームソフトに登場する女性キャラクターの総称。2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』からボンドウーマンに改名された[1]
概要

ボンドガールの明確な定義はないが、小説・映画ともジェームズ・ボンドの敵役のガールフレンドや敵国の女性スパイなど、悪漢に雇われた立場からボンドに恋愛感情を持ち、正義に目覚めて寝返るパターンが多い。他には、MI6から派遣されたボンドの助手や、同一の敵を追う別の諜報機関の女性エージェントで、最後はボンドと恋仲になるといった女性が見られる。上司Mの秘書である中年女性のマネーペニーは、ボンドが恋愛感情を持っていないため、ボンドガールとは定義されていない。

ウルスラ・アンドレス(ハニー・ライダー)(1962)が広く最初のボンドガール、とみなされている。2人目のダニエラ・ビアンキ、3人目のゴールドフィンガー(1964)のオナー・ブラックマンらが登場し、ボンド映画に定期的に出演する女性と観客に印象づけた。

数多くのボンドガールについて、シリーズ全体のトップ10リストを作成しようとする多くの試みがあった。これらのリストに頻繁に登場するキャラクターには、Anya Amasova(The Spy Who Loved Me・Barbara Bach)、プッシー・ガロア(ゴールドフィンガー:オナー・ブラックマン)、コンテッサ・テレーザ(女王陛下の007・ダイアナ・リグ)、しばしばリストの1位のハニー・ライダー(ドクター・ノオUrsula Andress)らがいる。エンターテインメント・ウィークリーは「ボンド水着」に注目し、ハル・ベリーのオレンジとピンクの2種類のビキニ(ダイアナザーデイ,2002)などを取り上げている。

演じる女優の一部は、国際的には有名ではない女優やモデルが起用された時期もあった。知名度よりも、観客の印象に残る美しい女性を起用する方針が採られ、発音の誤りや訛りを排除するため声優が台詞を吹き替えていた[注釈 1]。多くの場合、魅力的でグラマラスな女優が選ばれた。その一方、近年ではソフィー・マルソーハル・ベリーミシェル・ヨーなど大物女優も積極的に出演している。脇役扱いでも美貌から注目されることも多く、出演することは女優にとって”大きな名誉”とされている。

2024年時点で日本人ボンドガール(当時)は『007は二度死ぬ』で出演した、若林映子浜美枝の2人のみだったが@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}2025年以降、日本人ボンドウーマン候補として波瑠永野芽郁他が挙げられている。[独自研究?]
歴代ボンドガール
原作のみのボンドガール

作品名名前
ムーンレイカーガーラ・ブランド
珍魚ヒルデブランドリズ・クレスト
薔薇と拳銃メアリー・アン・ラッセル
私を愛したスパイヴィヴィエンヌ・ミシェル
所有者はある女性マリア・フロイデンスタイン
ベルリン脱出トリガー(KGBスナイパー)

イオン・プロ作品

作品名 (公開年)役名女優
007 ドクター・ノオ (1962)ハニーチャイル(ハニー)・ライダー ウルスラ・アンドレス
シルビア・トレンチ ユーニス・ゲイソン
ミス・タロー ゼナ・マーシャル
007 ロシアより愛をこめて (1963)タチアナ・ロマノヴァ ダニエラ・ビアンキ
シルビア・トレンチ ユーニス・ゲイソン[注釈 2]
ヴィーダ アリジャ・ガー
ゾラ マルティーヌ・ベズウィック
007 ゴールドフィンガー (1964)プッシー・ガロア オナー・ブラックマン
ジル・マスターソン シャーリー・イートン
ティリー・マスターソン タニア・マレット
ディンク マーガレット・ノーラン
007 サンダーボール作戦 (1965)ドミニク(ドミノ)・ドゥルヴァル クローディーヌ・オージェ
フィオーナ・ヴォルペ ルチアナ・パルッツィ
ポーラ・キャプラン マルティーヌ・ベズウィック[注釈 3]
パトリシア・フィアリング モリー・ピーターズ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:55 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef