ボルドー
Bordeaux
ボルドー(Bordeaux)は、フランス南西部の中心的な都市。ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の首府、ジロンド県の県庁所在地[1]。アキテーヌ公国の首府だった。 ガロンヌ川の湾曲部に面した歴史的な港町[2]。市街地は左岸に沿って三日月形に形成され、月の港と呼ばれる。ボルドーワインの産地として世界的に有名。 2007年にボルドーの市街区域1810ヘクタールが世界遺産に登録された。 ボルドーはフランス南西部の大西洋の近くに位置する。直線距離でパリから498km、ポーから172km、トゥールーズから220km、ビアリッツから170km、サン・セバスティアン(スペイン)から201km、アルカションから51kmの地点に位置する。 街をガロンヌ川が横切っている[5]。港町であり外洋船舶が接岸可能である[6]。ボルドーにはガロンヌ川最下流の橋であるアキテーヌ橋 都市圏は急速に発展し、特に西方で強度のスプロール現象をもたらした。この現象は、特に、ボルドー都市圏の住居が3階建てを越えることがほとんどなく、その上、4階建ては市街地中心部に隣接した城郭外に存在するという事実と結びついている。 1960?1970年代に中心市街地のメリアデック(Meriadeck)地区の改造が行われ、人と自動車の通行を分離するために道路の上に歩行者用の歩道が建設された。この事業の成果については論争がある。 2000年代初頭から、新たな中心市街地再開発が始まり、伝統重視、交通政策見直し(トラムの復活[7]など)により大きく変貌した。
概要
市の中心部および南側へかけては旧市街地であり、18世紀に城壁を取り壊し近代化の手が入ったが、狭くてまがった古い通りを多く残している[3]。
市中心部のすぐ北側には、18?19世紀の都市計画による大通りがある。
世界遺産詳細は「月の港ボルドー」を参照
歴史に配慮したガロンヌ河岸の歩行者空間拡充と一体となった近年の再開発[4]、歴史的な都市計画によって生まれた調和のある街並みなども評価された。
地理
位置ジロンド県におけるボルドー
概論
中心市街地開発
隣接コミューン
北 ブランクフォール(Blanquefort)
北東 ロルモン(Lormont)
東 スノン(Cenon)
南東 ベグル(Begles)
南 タランス(Talence)
南西 ペサック(Pessac)