ボボボーボ・ボーボボ
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、漫画作品について説明しています。登場人物については「ボボボーボ・ボーボボ (架空の人物)」をご覧ください。

「ボボボ」はこの項目へ転送されています。漫画家については「ボボボ (漫画家)」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。

ボボボーボ・ボーボボ
ジャンルバトルアクション漫画
ファンタジー漫画
ギャグ漫画ブラックコメディ
漫画:ボボボーボ・ボーボボ(第1部)
真説ボボボーボ・ボーボボ(第2部)
作者澤井啓夫
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2001年12号 - 2005年50号(第1部)
2006年3号 - 2007年31号(第2部)
巻数全28巻(第1部:全21巻 / 第2部:全7巻)
話数全303話(第1部:全230話 / 第2部:全73話)
アニメ
シリーズディレクター芝田浩樹
シリーズ構成浦沢義雄
キャラクターデザイン大西陽一
音楽亀山耕一郎
アニメーション制作東映アニメーション
製作テレビ朝日・東映アニメーション
放送局テレビ朝日系列→テレビ朝日
放送期間2003年11月8日 - 2005年10月29日
話数全76話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ボボボーボ・ボーボボ』は、澤井啓夫による日本ギャグ漫画作品。2000年に『赤マルジャンプ』・『週刊少年ジャンプ』(いずれも集英社)などに読切で掲載した後、2001年12号から2007年31号まで『週刊少年ジャンプ』に連載された。略称は「ボーボボ」。キャッチフレーズおよびコンセプトは「不条理ギャグバトル漫画」。

2021年1月時点で単行本の累計発行部数は700万部を突破している[1]。また、アニメ化、ゲーム化、コナミよりカードゲーム化もされている。第2部(2006年3号より)からは、タイトルを『真説ボボボーボ・ボーボボ』に改名した。
概要

マルハーゲ帝国に支配された西暦300X年の未来の地球を舞台に、マルハーゲ帝国の皇帝が自らの力を示すプロパガンダのために、人類を丸坊主にするべく結成した毛狩り隊から、人類の髪の毛の自由と平和を守るため、鼻毛真拳の使い手であるボボボーボ・ボーボボが戦う不条理ギャグバトル漫画である。

本作品の特徴は、「主人公・ボーボボとその仲間たちが打倒マルハーゲ帝国の旅を続け、その先に立ちはだかる敵と戦ったり、幹部級の敵たちと特別ルールの下に決闘する」という大筋のプロットはギャグ要素の少ないストーリー漫画のものを使いながら、そのバトルが全て通常のストーリーバトル漫画の格闘技や必殺技とはかけ離れた奇想天外な言語芸やナンセンスギャグ、作者が幼少年期を過ごした1980年代から1990年代初頭の事象のパロディなどを中心としたギャグによって成り立っている点である。またただギャグで戦うだけでなく、作中で「ハジケ」と称しているナンセンスなギャグ行動をキャラクターが逐一取っていることにより、戦い自体が敵味方両者の手で引っ掻き回され状況が読者にはさっぱり読めないという、ギャグバトルとしても異様な形を取っている。ギャグ漫画としても「各話の終わりにオチらしいオチがほとんど無い」というストーリー漫画風の異色の展開を見せている。「何でもやって笑わせる」というギャグのスタイルなので、作中では「理不尽な暴力・出血、非人道的な言動」が多い(一応ギャグとして扱われている)。

『真説』に変わって以降話数表記が「奥義」から『真説』へと変更され、話数・コミックスともに1話・1巻から仕切り直されている(本誌では当初『真説』以降も前シリーズからの通算カウントで表記されていたが「真説15」以降は新カウントになっている)。

漫画版では過去のジャンプ作品のパロディ(主なところでは、『ドラゴンボール』『キン肉マン』『北斗の拳』『ジョジョの奇妙な冒険』『魁!!男塾』『遊☆戯☆王』〈作者公認〉など)、またプロレスネタやファミリーコンピュータ系のゲームネタなど、作者の沢井が少年期に夢中になった事柄を題材にしたものも多い。また、同時期に『りぼん』に連載された『GALS!』のパロディが一部のエピソードで登場した。

一方でジャンプ連載の他作品で逆にパロディにされたり、『遊戯王』『DEATH NOTE』『こち亀』など『ジャンプ』他作品とコラボレーション(共作)することもあった。また、共作でこそないが『ドラゴンボール』のパロディも鳥山明公認の下、1話全体でまるまる行ったことがある。

陣内智則タカアンドトシトータルテンボスなどにネタとして使われたこともある。さらには、2004年度進研ゼミチャレンジ』4年生に作者の特別インタビューが掲載されたこともある。インタビューのタイトルは「マンガ家になるにはどうすればいいか」で、『ボーボボ』の秘話なども掲載されていた。

2011年12月3日発売の『最強ジャンプ』1月号より、首領パッチを主人公にしたパラレルワールドを舞台とした派生作品の『ふわり!どんぱっち』が連載され、後に少年ジャンプ+に移籍してさらに若干パラレルワールドとなった『ほんのり!どんぱっち』が連載された。

当初は「ハナゲーボ・ボーボボ」というタイトルを予定していたが「鼻毛がボーボーなわけでもない」という理由でボツになった。後に「ボボボーボ・ボーボボ」としたところインパクトが出たためこちらのタイトルとなった。また、作者は担当から下された「タイトルは『ボーボボ』」という決定に対し「『ボボボーボ』も付けて欲しい」という熱弁を振るい最終的にこのタイトルが採用された。
舞台設定

設定上では300X年という近未来設定だが、Cブロック基地の中に現代のレンタルビデオ店舗が設立されていたりするなど、様々な時代設定をミックスしたパラレルワールドという解釈が正しいと言える。既存の物体(例で言うなら乾電池や歯磨き粉)に白い手足を生やした生物が多く生息し、それらが職場環境に苦悩したりするなどリアルな問題を抱えている厳しい世界観である。
登場人物詳細は「ボボボーボ・ボーボボの登場キャラクター」を参照

以下の主要5人の他、4人の仲間を加えて、各メディアでは9極戦士(きゅうきょくせんし)と呼ばれている。
ボボボーボ・ボーボボ
本作の主人公。金髪のアフロヘアーにサングラスをかけている筋骨隆々な27歳の男。7代目鼻毛真拳伝承者。
ビュティ
本作のヒロイン。ピンクのショートカットが特徴である14歳の少女。ツッコミ担当。
首領パッチ(ドンパッチ)
顔のある太陽かコンペートーのような姿に手足が生えた謎の生物。伝説のハジケリスト。
ヘッポコ丸(ヘッポコまる)
16歳のツンツン頭の少年。オナラ真拳の使い手。ツッコミ担当だがボケに回ることも多い。
ところ天の助(ところてんのすけ)
身体がところてんでできている、角張った半透明の生き物。元毛狩り隊Aブロック基地隊長。プルプル真拳の使い手。
用語「毛の王国#用語」も参照
毛狩り(けがり)
新鮮な髪の毛を直にぶち抜き(アニメでは手刀で切り刻んで刈り上げる)禿頭にする、マルハーゲ帝国の支配を象徴するためのプロパガンダ行為。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:202 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef