『ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン』
ボズ・スキャッグス の スタジオ・アルバム
リリース1969年8月19日
録音アラバマ州 マッスル・ショールズ・サウンド・レコーダーズ[1][2]
ジャンルブルー・アイド・ソウル
時間43分54秒
レーベルアトランティック・レコード
プロデュースボズ・スキャッグス、ヤン・ウェナー、マーリン・グリーン
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
ボズ
(1965年)ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン
(1969年)モーメンツ
(1971年)
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『ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン』(原題:Boz Scaggs)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、ボズ・スキャッグスが1969年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム。 スキャッグスはスティーヴ・ミラー・バンド脱退後、『ローリング・ストーン』誌の創刊者ヤン・ウェナーの紹介によりアトランティック・レコードとの契約を得た[1][4]。ただし、アトランティックとの契約は本作限りとなり、1971年にはコロムビア・レコードへ移籍している[4]。 本作のレコーディングは、マッスル・ショールズ・リズム・セクション 母国アメリカでは、リリース当時はヒットしなかったが、1974年7月13日付のBillboard 200で初のチャート・インを果たし、1976年7月24日には最高171位を記録した[3]。 Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ソウル/R&Bを基盤としつつ、カントリーやブルースにも手を出している」「ブルー・アイド・ソウルの不朽の名盤」と評している[1]。また、ロバート・クリストガウは本作にBプラスを付け「アメリカ音楽に対する良質なオマージュ」と評している[6]。 『ローリング・ストーン』誌が選出した「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」の2012年の改訂版では、496位にランク・インした[7]。 本作は、1977年10月にトム・ペリーによりリミックスが施され[2]、後の再発CDも1977年のヴァージョンに準じている[8]。宇田和弘は、1977年のリミックスに関して「デュアン・オールマンのギターがクローズアップされたが、オリジナルのマッスル・ショールズ録音らしい野太いサウンド・イメージは、残念ながら後退してしまった」と指摘している[8]。
背景
反響・評価
リイシュー