この項目では、コロンビアの都市について説明しています。その他の用法については「ボゴタ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ボゴタ
Bogota
上左から、ボゴタ市中心部、モンセラーテの丘、旧市街、英雄記念碑、ボリバル広場、新市街の夜景、コルパトリア・タワー
市旗市章
愛称 : Atenas de America (アメリカ大陸のアテネ)
位置
位置
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}ボゴタボゴタ (コロンビア)コロンビアの地図を表示ボゴタボゴタ (南アメリカ)南アメリカの地図を表示
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯4度39分0秒 西経74度3分0秒 / 北緯4.65000度 西経74.05000度 / 4.65000; -74.05000
ボゴタ(スペイン語: Bogota [bo?o?ta] ( 音声ファイル))は、コロンビアの首都。アンデス山脈の盆地、標高2640メートルに位置しており、ラパスとキトに次いで世界で3番目に標高の高い首都である[2]。人口は約770万人で、2020年現在の都市圏人口は1,000万人を超えるメガシティであり、世界最高地の大都市である[3]。ボゴタには図書館や大学が多いことから、文化の中心という意味で「南米のアテネ」というニックネームがついている[4]。
1991年に名称がサンタ・フェ・デ・ボゴタ(Santa Fe de Bogota)に変わったが、2000年に再び現在の名称になった。
2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第52位の都市と評価された[5]。南米大陸ではブエノスアイレス、サンパウロに次ぐ第3位である。 ボゴタ・サバナと呼ばれる亜熱帯高地に位置する。東をアンデス山脈の東コルディレラ山地に阻まれ、西にボゴタ川が流れる山間部を南北に都市が発達した。 市域・市街地ともに南北に細長く伸びている。おおまかに中央部から北部にかけては高級住宅街、南部は貧困地区が広がっている[6]。西部は工場が多く立地し、市の西端にはエルドラド国際空港がある。ボゴタ市は他のスペイン植民都市と同じく碁盤の目にきちんと区切られた街路を持っており、東西に走る道をカジェ(Calle)、南北に走る道をカレラ(Carrera)と呼ぶ。 1538年に創建された当時のボゴタ市は、現在のラ・カンデラリア区に相当する。ラ・カンデラリア区にあるボリバル広場はボゴタ旧市街の中心であり、現在でも南を国会議事堂、北をコロンビア最高裁判所、東をボゴタ大聖堂、西をボゴタ市庁舎に囲まれたボゴタの行政の中心となっている。ボリバル広場の周辺には、ほかにも大統領官邸や独立博物館、ボテロ博物館、コロン劇場などの名所が点在する。 ラ・カンデラリア区を取り巻くように存在するサンタフェ区も古い中心地であり、ボゴタの旧名であるサンタフェはこの地を指している。この地区には先植民地期の黄金製の美術品を集めた黄金博物館がある。近くにはコロンビア特産であるエメラルドの逸品を集めた国際エメラルド博物館が2008年に開館した[7]。 市街の東にあるモンセラーテの丘は、市街を一望できる景勝地として名高く、ロープウェイとケーブルカーがそれぞれ運航している。 ボゴタ市は20の区に分かれている。ボゴタは国内避難民が多く住む都市だが、こうした国内避難民はシウダー・ボリバル、ケネディ、ウスメ、およびボサ区に主に居住している。 ボゴタは西岸海洋性気候 (Cfb) に属する[9]。標高が高いため気候は高山気候性を示し、赤道に近いにもかかわらず年間通じて穏やかな気候である。年平均気温は14.5℃である[10]。気温は年間通じてほとんど差がないものの、内陸部にあるため一日の気温の差が非常に大きい。降水量はそこまで多いほうではないが、降水日数が多い。日中の最高気温は年間を通じ19度C前後、最低気温は6?8度Cである。年間を通じ、雨季と乾季が交互に交代する。最も乾燥する月は12月、1月と7月、8月である。降雨は4・5月と9?11月にやや多く80?110mm、他の期間は40?60mmである。早朝には霧がかかることが非常に多く、年間220日は霧がかかっており[11]、一日中ずっと日の出ている日は非常に珍しい[11]。 市域内で記録された最高気温は30.0度であり[12]、最低気温は-7.1度である[12]。
地理
行政区
図内の各区は、1 - ウサケン、 2 - チャピネロ、 3 - サンタフェ、4- サン・クリストバル、 5 - ウスメ、6 - トゥンフエリト、 7 -ボサ、 8 - ケネディ、9 - フォンティボン、10 - エンガティバ、11 - スバ、12 - バリオス・ウニドス、13 - テウサキジョ、14 - ロス・マルティレス、15 - アントニオ・ナリーニョ、 16 - プエンテ・アランダ、17 - ラ・カンデラリア、18 - ラファエル・ウリベ、19 - シウダー・ボリバル、20 - スマパス区となっている。なお、20のスマパス区は北端のみ表示されており、実際にはこの図全体を含めたよりもはるかに長く南へと延びている。
左が北
隣接する県
クンディナマルカ県
メタ県
ウイラ県
気候