「ボクサー」
サイモン&ガーファンクル の シングル
初出アルバム『明日に架ける橋』
B面ベイビー・ドライバー
リリース1969年3月21日[1]
規格7インチ・シングル
ジャンルフォークロック
時間5分10秒
レーベルコロムビア・レコード
作詞・作曲ポール・サイモン
プロデュースロイ・ハリー、ポール・サイモン、アート・ガーファンクル
チャート最高順位
第7位(Billboard Hot 100)
第6位(全英シングルチャート)
第3位(カナダ RPM)
サイモン&ガーファンクル シングル 年表
ミセス・ロビンソン
b/w
旧友
(1968年4月)ボクサー
b/w
ベイビー・ドライバー
(1969年3月)明日に架ける橋
b/w
キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド
(1970年1月)
ミュージックビデオ
「The Boxer」
「ボクサー」(原題:The Boxer)は、サイモン&ガーファンクルが1969年に発表した楽曲。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では106位にランクされている[2]。 1969年3月21日、シングル曲として発表された[1]。B面は「ベイビー・ドライバー」。 録音には100時間以上が費やされたと言われており、ナッシュビルとニューヨーク市にあるコロムビア・レコードのスタジオで製作された。またボーカルの一部はニューヨーク市のセント・ポール教会で録音された[3]。バス・ハーモニカはチャーリー・マッコイの演奏[4]。 同年5月17日付のビルボード・Hot 100で7位を記録し[5]、1970年1月26日発売のアルバム『明日に架ける橋』に収録された。 時に本作品は、ボブ・ディランに対するあてこすりではないかと言われることがある(ディランは19歳のとき、故郷のミネソタ州ダルースからニューヨークに出た)[6][7]。ポール・サイモンはこの噂を否定し次のように述べている。僕はその頃聖書を読んでいた。だから workman's wages とか seeking out the poorer quarters といった言葉はそこから生まれたんだと思うよ。この歌は聖書的であると同時に、僕自身についての歌だと思う[8]。 当のボブ・ディランは、1970年6月に発表したアルバム『セルフ・ポートレイト』の中で本作品をカバーしており、念入りに多重録音によるハーモニーまで行っているが[9]、その意図についてのディラン自身のコメントは発せられていない。 サイモンの1974年のライブ・アルバム『ライヴ・ライミン』にも収録されている。 2020年、新型コロナウイルスの流行により各国で外出禁止の措置がなされる中、サイモンは同年3月より自宅で撮影したライブ演奏を配信し始めた。
概要