ボクらの太陽
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ボクらの太陽シリーズ
ジャンル太陽アクションRPG
開発元
コナミ
小島プロダクション
発売元コナミ
主な製作者小島秀夫
1作目ボクらの太陽
2003年7月17日
最新作ボクらの太陽 Django & Sabata
2006年11月22日
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ボクらの太陽(ぼくらのたいよう)は、コナミから発売されているゲームボーイアドバンス用アクションRPG(メーカー側での呼称は『太陽アクションRPG』)およびシリーズ名。小島秀夫監督・プロデュース作品(監督は1作目のみ、プロデュースは全作品)。
概要

カートリッジに太陽光(紫外線)を検知するセンサーが内蔵されており、ゲーム内に様々な影響を与えるシステムが最大の特徴である。日中にゲームができない場合はゲームの進行が滞る場面もあるものの、どこでも持ち運べる携帯ゲーム機の利点を最大限に生かしたシステムとなっている(ゲームボーイプレーヤーでもプレイ可能)。

『ボクらの太陽 Django&Sabata』では太陽センサーが廃止された代わりにダブルスロット機能に対応しており、1作目?3作目のカートリッジをニンテンドーDS及びニンテンドーDS LiteのGBAカートリッジスロットに挿入することで太陽センサーを用いたプレイも可能となっている。ストーリーや世界観も一新されており、海外版ではタイトルが「Boktai」から「Lunar Knights」へと変更された他、キャラクターの名前も変更されている。
作品リスト

ボクらの太陽(ボクタイ)(
GBA 2003年7月17日発売)

続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ(ゾクタイ)(GBA 2004年7月22日発売)

新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ(シンボク)(GBA 2005年7月28日発売)

ボクらの太陽 Django & Sabata(ボクタイDS)(DS 2006年11月22日発売)

ストーリー
ボクらの太陽

太陽は闇に覆われ、生と死の輪廻に反生物アンデッドと闇の一族イモータルが介入したことによって訪れた暗黒の時代。人々は太陽を忘れ、太陽の街と呼ばれたサン・ミゲルは死の街と化した。かつて最強と呼ばれたヴァンパイア・ハンター紅のリンゴの息子、太陽少年ジャンゴは父より継ぎし愛銃、太陽銃ガン・デル・ソルを手に、父の仇であるヴァンパイアロード伯爵を追って死の都イストラカンを訪れた。かつて父とともに旅をした太陽の使者おてんこさまとの出会い、伯爵に捕らわれた大地の巫女リタの救出、そして生き別れの兄サバタとの再会を経て、ジャンゴはイストラカンの謎に迫っていく。
続・ボクらの太陽

イストラカンでの旅を終えたジャンゴは故郷、サン・ミゲルへと向かっていた。しかし、突如謎のヴァンパイアが出現、戦闘の末太陽銃を奪われてしまう。太陽銃を失い、アンデッドとの戦闘の術を失ったジャンゴ一行の前に現れた魔女を名乗る少女ザジによって新たな魔法機械ソル・デ・バイスを手に入れ、やっとの思いで着いた故郷は未だ浄化されぬ死の街のままであった。暗躍する新たな敵、イモータル四兄妹。太陽街の住民、そして兄サバタの力を借り、ジャンゴの新たな戦いが始まる。
新・ボクらの太陽

サン・ミゲルでの戦いが終わった後、ジャンゴは何者かの手によって地下牢獄に埋葬・封印されていた。ヴァンパイアの血によって復活をとげたジャンゴは、おてんこさまと共に地下牢から脱出する。そこで知ったのは、イモータルがサバタを主として崇め、大いなる災厄、破壊の獣ヴァナルガンドを復活させようとしていることであった。本当に兄のサバタが世界を崩壊に導こうとしているのだろうか。ジャンゴは棺桶バイクで走り出す。
ボクらの太陽 Django&Sabata

星々の間で多種多様な文明が行き交う時代、その辺境の惑星、地球。しかし、伝承の時代から人々から恐れられていたヴァンパイアは、その星々の技術を使い、強化服「棺桶スーツ」、環境改変システム「ギジタイ」を使い異界の空を召喚、太陽の光を克服、人々は明けることのない夜のなかヴァンパイアの奴隷として死ぬか、ヴァンパイアと戦って死ぬか選択を迫られていた。そんな中、たった一人でヴァンパイアを狩り続ける剣士と、今はまだ力を持たないが心に太陽を持つ一人の銃士、二人の戦いが始まろうとしていた。

GBAの3作から世界観、主人公共に一新されているが、攻略本の記載によると新・ボクらの太陽でトリニティがジャンゴとともに破壊の王ラタトスクを倒した「新たなる未来(エンディング後の世界)」ではなく、ジャンゴ達が敗れてラタトスクに支配された先の時代で、伝説の戦士として帰還したトリニティがラタトスクを倒した世界とされている[注 1]
登場人物
GBAシリーズ登場キャラクター
主要人物
ジャンゴ
[注 2]
声:水間真紀本作の: 本作の主人公。太陽少年という称号を持ち、太陽銃「ガン・デル・ソル」の後継者。最強のヴァンパイアハンターだった父・リンゴから太陽を操る術と「紅のマフラー」を受け継いで着用している。父・リンゴの太陽と母・マーニの月の血を併せ持つ。父親の仇を追うため、イストラカンに行き、そこで大地の巫女リタや生き別れの兄サバタと出会う。『ゾクタイ』の劇中でヴァンパイアに噛まれており、あわやヴァンパイア化してしまいそうになるが、サバタによってパイル・ドライバーを用いて浄化された結果、太陽と暗黒の力を使い分けられるようになる。太陽銃の他に剣・槍・槌を使用する。なお、素手での攻撃もできる。『シンボク』では、冒頭に操られてしまっているサバタたちによって地下牢獄に封印されていたが、ヴァンパイアの血の力によって復活する。だが、その影響で軽い記憶喪失に陥った。『シンボク』では剣だけが残り、「直剣」「長剣」「刀」「曲刀」「大剣」の5つに細分化された[注 3]。半ヴァンパイア化した状態を「ダークジャンゴ」、おてんこさまと合身した太陽の化身を「ソルジャンゴ」と称する。サバタとは、唯一血を分けた兄弟であり容姿や出生時期はほぼ同じだが、サバタと双子であるかどうかは明らかになっていない。『ボクタイ』のころはいわゆる喋らないタイプの主人公だったが、『ゾクタイ』『シンボク』と回を重ねるにつれ口数が増えていく。名前の由来は『続・荒野の用心棒』の主人公名[1]。『ボクタイDS』では、彼のマスク、マフラー、シューズである「戦士」アクセサリー一式が登場している。
おてんこさま
声:大塚明夫光を司る星霊。かつてはジャンゴの父親・リンゴとともに戦った歴戦の勇士。その豊かな知識と経験を元にジャンゴを導く。その正体は太陽意思ソルが地上に降臨したもの。ヒマワリのような形をしていて、『シンボク』の劇中でトリニティに「おしゃべりヒマワリ」と言われ激怒した。主人公にアドバイスしたり、ボスを完全に倒すために必要な「パイルドライバー」を召還するなど重要な能力を持っている。敵から狙われやすく、石化したり、取り込まれたりすることも。鼻のような器官はタツノオトシゴをモチーフにした口らしい。
サバタ
声:重松朋本作のライバル的存在。


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