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「ボクたちのドラマシリーズ」は、1992年10月から1993年3月までの「木曜20時枠」と、1993年10月から1994年3月までの「土曜20時枠」に、フジテレビ系列で放送されたテレビドラマ作品の総称。
10代の少年少女(ティーンエイジ層)をターゲットにした連続ドラマが制作され、全部で8作品が放送された。 1992年秋、フジテレビは『世にも奇妙な物語』レギュラー放送終了後の「木曜20時枠」を当初は『if もしも』を放送する予定だったが、制作の準備が間に合わないため放送を延期し、半年間「木曜20時枠」を10代の少年少女(ティーンエイジ層)をターゲットにしたドラマを制作した。「ボクたちのドラマシリーズ」と題し、1作品5話完結という方式で連続ドラマが放送され、売り出し中の若手や新人の俳優・女優・アイドルを積極的にキャスティングした。 1993年春に一度休止するが、秋から「土曜20時枠」[注 1]で再び半年間制作された[注 2]。 1995年から1997年まで「ぼくたちの映画シリーズ」が制作された。 VHS化はされているが、DVD化は実現していない。
企画・制作
ボクたちのドラマシリーズ(第1シーズン)
『放課後』(1992年10月15日 - 11月12日放送)
『その時、ハートは盗まれた』(1992年11月19日 - 12月17日放送)
『白鳥麗子でございます!』(第1シリーズ)(1993年1月14日 - 2月11日放送)
『お願いダーリン!』(1993年2月18日 - 3月18日放送)
ボクたちのドラマシリーズ(第2シーズン)
『白鳥麗子でございます!』(第2シリーズ)(1993年10月16日 - 11月20日放送)
『お願いデーモン!』(1993年11月27日 - 12月25日放送)
『幕末高校生』(1994年1月15日 - 2月12日放送)
『時をかける少女』(1994年2月19日 - 3月19日放送)
第1シーズン
放送期間:1992年10月 - 1993年3月
放送時間:「木曜20時枠」(毎週木曜 20:00 - 20:54)
放課後詳細は「放課後 (テレビドラマ)」を参照
放送期間:1992年10月15日 - 11月12日(全5話)
キャスト
秋山あずさ:観月ありさ
高本浩平:いしだ壱成
若宮奈美(あずさの親友):諸岡菜穂子
本庄司(生徒会長):武田真治
坂浦祐(浩平のクラスメイトでバンド仲間):葛山信吾
菊地啓太(浩平のクラスメイトでバンド仲間):阿久津健太郎
前田洋治(浩平のクラスメイトでバンド仲間):河相我聞
あずさのクラスメイトで友達:篠原涼子、吉沢瞳、芦田真奈
水原とき子(教師):橘ゆかり
吉崎大輔(教師):鶴田忍
秋山光江(あずさの母):田島令子
秋山宗一郎(あずさの父):梅宮辰夫
高本郁子(浩平の母):もたいまさこ
高本正平(浩平の父):森本レオ
高本じゅんぺい(浩平の弟):鎌手宣行
八木沢稔(バーのマスター):松崎しげる
P’sDinnerの店員:アンバランス(黒川忠文、山本栄治)
電気工事業者:蛭子能収、神戸浩
スタッフ
原作:山中恒『おれがあいつであいつがおれで』(旺文社刊)
脚本:戸田山雅司
演出:星護、小椋久雄
音楽:T-SQUARE「Royal Philharmonic Orchestra『CLASSICS』より」(Sony Records)
音楽・オーケストレーション:奥慶一
主題歌:観月ありさ「SHAKE YOUR BODY FOR ME」(日本コロムビア)
技斗:橋本春彦
技術協力:バスク
美術協力:フジアール
スタジオ:砧スタジオ
企画:石原隆
プロデュース:塩沢浩二、黒田徹也
制作:フジテレビ、共同テレビ
サブタイトル
LESSON.1
カノジョのカラダに手を出すな
初めての告白
何よりも大事な事
きっとまた会える
その時、ハートは盗まれた詳細は「その時、ハートは盗まれた」を参照
放送期間:1992年11月19日 - 12月17日(全5話)
キャスト
椎名裕子:一色紗英
麻生早紀:内田有紀
片瀬雅人:木村拓哉
スタッフ
脚本:北川悦吏子
演出:本間欧彦、金澤克次
音楽:長谷部徹
主題歌:松任谷由実「冬の終り」(東芝EMI)
企画:石原隆
プロデュース:佐藤敦、両沢和幸
制作:フジテレビ、にっかつ撮影所
サブタイトル
ファースト・キス
恋愛は戦いだ!
あぶない趣味
自殺未遂
キスの秘密
白鳥麗子でございます!(第1シリーズ)詳細は「白鳥麗子でございます!#フジテレビ版」を参照
放送期間:1993年1月14日 - 2月11日(全5話)
キャスト
白鳥麗子:松雪泰子
秋本哲也:萩原聖人
高田:彦摩呂
京子:小松千春
うずまき :美保純
スタッフ
原作:鈴木由美子『白鳥麗子でございます!』(講談社刊)
脚本:中園美保、岡田惠和、鈴木由美子
演出:鈴木雅之、小椋久雄
主題歌:ZARD「負けないで」(b.gram)
演出補:小池哲夫
企画:石原隆
プロデュース:塩沢浩二、黒田哲也
制作:フジテレビ、共同テレビ
サブタイトル
ホーッホッホッ
Hのしかた教えて
涙のバレンタイン
彼の実家に行く
よくってよ、よくってよ
お願いダーリン!詳細は「お願いダーリン!」を参照
放送期間:1993年2月18日 - 3月18日(全5話)
キャスト
中山(福原)香織:高橋由美子
福原啓介:森脇健児
長沢徹:西島秀俊
西寺陽子:井上晴美
郡山先生:志垣太郎
陽子の取巻き役の一人:松嶋菜々子
スタッフ
脚本:山崎淳也
演出:中江功、小林淳郎
音楽:矢口博康
主題歌:高橋由美子「Good Love」(ビクターエンタテインメント)
プロデュース:大多亮、喜多麗子
制作:フジテレビ
フジテレビ系 木曜20時枠の連続ドラマ
前番組番組名次番組
世にも奇妙な物語
(第3シリーズ)ボクたちのドラマシリーズ
(第1シーズン)If もしも
第2シーズン
放送期間:1993年10月 - 1994年3月
放送時間:「土曜20時枠」(毎週土曜 20:00 - 20:54)
「ドハチはボクドラ」というキャッチコピーで、松雪泰子、戸田菜穂、細川ふみえ、内田有紀の4人が番宣CMで派手に宣伝した。土曜20時枠の連続ドラマは『あいつがトラブル』以来である。
白鳥麗子でございます!(第2シリーズ)詳細は「白鳥麗子でございます!#フジテレビ版」を参照
放送期間:1993年10月16日 - 11月20日(全6話)
キャスト
白鳥麗子:松雪泰子
秋本哲也:松岡俊介
かきつばたあやめ:田中律子
哲也役が萩原聖人から松岡俊介に交代。麗子のライバル・あやめ役で田中律子が加わった。
スタッフ
原作:鈴木由美子『白鳥麗子でございます!』(講談社刊)
脚本:岡田惠和、田辺満
演出:鈴木雅之、村上正典
主題歌:ZARD「きっと忘れない」(B-Gram RECORDS)
企画:石原隆
プロデュース:小椋久雄
制作:フジテレビ、共同テレビ
サブタイトル
ほーほっほっほっほっほっほっほっほっ
涙の失恋記念日
うわさ話に弱い
女同志の友情ね
怒ってる怒ってる
きっと忘れない
お願いデーモン!詳細は「お願いデーモン!」を参照