ホームレス・ワールドカップ
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ホームレス・ワールドカップ

開始年2001年
地域全世界
参加チーム数70以上
前回優勝 メキシコ (3回目)
最多優勝 ブラジル (3回目)  メキシコ (3回目)
サイト ⇒http://www.homelessworldcup.org/
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2008年メルボルン大会

ホームレス・ワールドカップ(Homeless World Cup)は、ホームレスによるサッカーの世界大会。2003年から毎年開催されている。目次

1 ルール

1.1 選手資格

1.2 試合形式


2 ドキュメンタリー

3 歴代大会結果

3.1 男子

3.2 女子


4 脚注

5 外部リンク

ルール
選手資格

参加選手は以下の基準を満たしている必要がある。

男性または女性であり、大会開催時に16歳以上である。

過去に行われたホームレス・ワールドカップへの出場経験がない。

大会開催前年にどこかでホームレス生活をしている(ホームレスの定義は自国内の基準による)

主な収入の手段が路上での雑誌販売である。

現在、政治的亡命要求者であるが、要求者としての明確な身分がない。または、過去に政治的亡命要求者であったが、過去1年間に居住身分を得た。

現在、ドラッグ依存症またはアルコール依存症からの更生途中にあり、また、過去2年間にどこかでホームレス生活をしていた。

試合形式

一度にピッチに立てるのは最大4人であり、フィールドプレーヤーが3人、ゴールキーパーが1人である。控え選手は4人までであり、自由な選手交代が許されている。

勝利チームには勝ち点3が、敗北チームには勝ち点0が与えられる。試合が引き分けに終わった場合はサドンデスのPK戦を行い、PK戦の勝利チームには勝ち点3が、PK戦の敗北チームには勝ち点1が与えられる。試合は前後半7分ハーフタイム1分の計15分で行われる。フィールドは縦22m×横16mである。
ドキュメンタリー
『Hors-Jeu Carton rouge contre l’exclusion』
2011年のパリ大会を主構成要素とし、ホームレス・ワールドカップに向けた1年間の取り組みと5ヶ国のナショナル・パートナー(日本・アルゼンチン・パレスチナ・フランス・ケニア)に焦点を当てた、フランスのテレビ局
Canal+による90分のテレビドキュメンタリーである。Jerome MignardとThomas Rischが監督を務め、2011年10月9日にフランスで放映された。
『キッキング・イット』(Kicking It)
スーザン・コッホとジェフ・ワーナーが監督を務めた『キッキング・イット』(原題 : Kicking It、邦題 : ホームレス・ワールドカップ)というドキュメンタリー映画は2006年大会を対象とし、試合に出場する7人のホームレスの経験に着目している[1][2]。俳優のコリン・ファレルがナレーションを務めた。2008年1月にサンダンス映画祭でプレミア上映され、リベレーション・エンタテインメント、ネットフリックス、ESPNによって配給された。
『NO GOAL』
野武士ジャパンの活動を題材にした舞台。「劇団・青春事情」が演じる。2013年7月、下北沢駅前劇場で開演された[3]
歴代大会結果
男子

年開催地決勝3位決定戦
優勝スコア準優勝3位スコア4位
2003
グラーツ オーストリア2-1 イングランド オランダ11-5 ブラジル
2004 ヨーテボリ イタリア4-0 オーストリア ポーランド7-4 スコットランド
2005 エディンバラ イタリア9-3 ポーランド ウクライナ11-5 スコットランド
2006 ケープタウン ロシア1-0 カザフスタン ポーランド3-1 メキシコ
2007 コペンハーゲン スコットランド9-3 ポーランド リベリア11-5 デンマーク
2008 メルボルン アフガニスタン5-4 ロシア ガーナ6-4 スコットランド
2009 ミラノ ウクライナ5-4 ポルトガル ブラジル3-2 ナイジェリア
2010 リオデジャネイロ ブラジル6-0 チリ メキシコ4-4
(PK 1-0) ポルトガル
2011 パリ スコットランド4-3 メキシコ ブラジル7-1 ケニア
2012 メキシコシティ チリ8-5 メキシコ ブラジル6-2 インドネシア
2013 ポズナン ブラジル3-3


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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