ホーマー・シンプソン
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ザ・シンプソンズ > ザ・シンプソンズの登場人物

本記事ではアメリカのテレビアニメザ・シンプソンズ』の登場人物を記述する。

声優に関しては原語版/日本語吹き替え版で表記する。
シンプソン家とその親類

(Simpson family
シンプソン家
ホーマー・シンプソン(Homer Simpson
ダン・カステラネタ/大平透[1](シーズン1-14)→浦山迅(『ロキとバートたちの大乱闘』、シーズン15-)、所ジョージ(劇場公開版)本名はホーマー・ジェイ・シンプソン(Homer Jay Simpson)。本作の主人公。シンプソン家の夫[注 1]。40歳(関連資料によっては39歳[2] や35歳[3])。エイブラハム・シンプソンの第二子の次男であり、後述のハーブ・パウエルの異母弟でもある。家族に対する愛情はとても強く、それを示すがために行動を起こすがほとんど空回りに終わる。息子のバートの首を絞めて「お前ってヤツは?っ!」(Why you little!)が恒例。ドーナツとダフビール(英語版)[注 2] とテレビが好きな太った頭の薄い中年で[注 3]、社会的秩序に欠け、いつもモーの店でレニーやカール、バーニーらと酒をあおり、飲酒運転して帰宅するのが日課となっている。欲望には忠実な性格で、信念はいつでもブレまくっているが、考えが浅い点だけは一貫している。ケチでスケベで散財好きで飽きっぽく、腰抜けでありながら逆に無鉄砲でもある。絶倫ながらも結局は妻のマージ一筋で、不倫にまで至ったエピソードは現在のところ皆無。食欲だけは極端化しつつあり、食道楽のためなら危険も顧みず時には凶暴化し、全く知らないはずの中国語でも食べ物に関する話だけはスムーズに理解できる。いい加減な性格で将来の夢がころっと変わってしまう。また、よく自分のと会話をする。子供の頃に鼻から突っ込んだクレヨンが脳に刺さったのが原因で、頭が悪くなってしまった(IQ55)。しかしそのクレヨンを取り除くと、頭が良くなる(IQ105、スプリングフィールドではかなりの天才)。少年期から学生時代にかけての場面では単なる「頭の良くない子」程度のノリで描かれることが多く、模範的と呼べるほどの善行も不良と呼べるほどの悪行もなくナードでもジョックでもない、無軌道に青春を謳歌する普通の若者だった事をうかがわせる。しかし必要な単位を落としていたため、実は卒業資格が無いまま高校を卒業している(その事を告白したエピソード内にて一念発起して再び学校に通い、無事に卒業資格を取得した)。何かに気付いたり失敗したりしたときに「ドオッ!」(D'oh!とつづる)と言う癖がある。「ドオッ!」は公式単語としてオックスフォード英和辞典2001年度版に追加された。近年FOX JAPANで放送されている字幕版では、「ドウッ!」と表記されている。高校卒業後よりスプリングフィールド原子力発電所に勤務している。役職はセクター7G(第3話より)の安全管理官。何度も"解雇されては再就職"を繰り返しており、ふとしたことから社長のバーンズに気に入られて昇進をする事も多いが、結局は元の安全管理官に左遷される。仕事の雑さは尋常ではなく、着任後に事故の発生回数が飛躍的に増加した。番組オープニングで燃料棒をうっかり外部に持ち出して車から放り捨てるシーンはお馴染みだが、そうした杜撰な行為を日常的に行っており、なんとなくポケットに入っていた燃料棒でコーヒーをかき混ぜて舐めずったりしている。そのせいか精子の活動が著しく異常化しており、訴えられることを危惧したバーンズ社長が先手を打つ形で少額の和解金を与えたりしていたが、シーズン24では遂に精子の目がバッテンになり全く活動していない事が確認され、今後子供を作ることは不可能、無精子症と診断された。それでも4人目の子を持ちたがるマージのため、過去に金欲しさで精子を売りまくっていた精子バンクに確認に訪れたところ、バンク側もホーマーの精子を乱用していたため、ホーマーの遺伝子を受け継ぐ子が近隣に何十人と存在する事が判明する。結局、自分の子がうじゃうじゃいる酷い世に自分の子を送り出すのは可哀想だという理由で、4人目の子を作るのは断念した。突飛な事に才能を開花させる事が多く、ふとしたことから彫刻家、宇宙飛行士、声優、小説家として名を連ねる事もある。特に音楽の才能に関しては著しく、父親譲りでピアノが弾け、作曲の才能もあり、歌も上手い。音楽のプロデュースにも長けており、場末のバーでウェイトレス兼歌手をしていたローリーンという名の女性をメジャーデビューさせている。子供の頃は声楽の才能を認められ、聖歌隊で長めの独唱パート部分を任されるなど、その道での前途有望な将来性を父親に嘱望されていたこともある。しかし、教会のミサで斉唱の最中に突然声変わりしたため、断念した。その後「ザ・ビーシャープス」というグループでプロの歌手としてデビューしたが、歌手として売れすぎて家族と会えなくなる事や、バーニーが日本人の現代作家と新グループを作る等の理由からバートが赤ん坊の時に解散した。また、自宅にテルミンを所持している。グランド・ファンク・レイルロード等、いわゆるクラシック・ロックを好んでおり、これ故にバートからはダサいと思われている。また、偶然拾ったエマーソン・レイク・アンド・パーマーのベスト盤CDに収録されていたラッキー・マンを聴きながらキース・エマーソンのソロパートに合わせてノリノリで暴走運転をしたこともある。見た目通りに運動はあまりできず、心臓に持病を抱えているため持久力が必要なスポーツは総じて苦手だが、球技に関しては得意種目が多い。特にボウリングはスプリングフィールド初のパーフェクトゲームという偉業を達成し、町のヒーローとして称えられている。また、ボウリング大会ではモー、アプー、オットー(後にバーンズと入れ替わる)と共に「ピンパルズ」という名のチームを結成し、リーグ優勝している。マージとは高校時代に一目惚れして付き合うことになったが、マージがバートを妊娠したために結婚することになった。以降、リサやマギーも意図して作った子ではない。父親のエイブラハムを煙たがっており、すぐ老人ホームに連れて行ったり、話の最中でもうやむやにしてしまう。また、母親のモナはヒッピーで指名手配中のため、滅多に連絡が取れず、父に男手1人で育ててもらっていたが、その父よりも母のことを強く慕っている。下着は主にブリーフを着用。これは製作者側がウケを狙った設定らしく、作中でしばしばブリーフ一丁の姿になっている(例外有)。近眼で視力が悪く普段はコンタクトレンズを着用しており、自宅で読書や書き物をする時は眼鏡をかけている。普段は喫煙者ではないが、作中の演出の都合で葉巻煙草を吸うことがある。政治的にはおおむね保守寄りではあるが、あまり政治に関心は無い。エコロジストや同性愛者を嫌悪する銃所持派であるが、全米ライフル協会からは会員権を剥奪されている。一方で医療用マリファナにはまってマリファナ解禁運動に身を投じたり、母親への憧憬からヒッピーにかぶれることもある。他の大多数の住民同様、毎週教会に通いながらも真面目には信仰していない。しかも一家全員洗礼を受けておらず、フランダースの養子となった子供たちが洗礼を受ける時、身代わりとなって洗礼を受け、一時的に信心深くなるもすぐ戻ってしまった。同性愛者への嫌悪や差別意識はかつて非常に露骨であったが、自分が軽蔑を露わにしていたゲイの知人が命を助けてくれてからはすっかり改心した。今やルームシェアの相手がゲイカップルだろうと全く臆さず、初日に全裸でうろつき回るなど、逆に相手に引かれるほど無頓着である。その一方で誰かがゲイをカミングアウトしそうだと思えば面白がって色めき立ったり、単なる笑いの種にする事にも特に躊躇はない。隣人のフランダース一家(特にフランダース家の主人であるネッド)のことが大嫌いで、出会い初日から折り合いが悪く、よく嫌がらせをする。何か不幸な出来事が起こると「(災いの矛先が)ネッド・フランダースでありますように」と祈ったり、フランダース家の人間に近づいて不適当な状況に陥ると"アホフランダース"などと言い放つなどかなり嫌悪している様子がうかがえ、フランダースをいかに嫌っているかを持ち前の作曲能力を生かして曲を作りデヴィッド・バーンのプロデュースによってビルボードのチャートにランクインするほどの全米でヒットさせたことがある。ただし、時にはネッドのために動いたり感謝したりする事もあり、最近ではネッドから1杯のコーヒーをもらった事でネッドを親友とみなす傾向があり、呼び方も"Stupid best friend Flanders"になっている。現在は原子力発電所に勤めているが、独身の頃はスプリングフィールドにある娯楽施設で風車を回す仕事をしており、バートが生まれる前には、バートを養うために色々な仕事に就いたりしていた。しかし、それらの職業で失敗をしてクビになってしまい、原子力発電所の面接に行くが不採用となった。その後、バーンズ社長に直接会い「人権を放棄した社員を雇いたいなら俺を雇え」と言い放ち、原子力発電所で働くことになった。マギーが生まれる前は自分の夢を叶えたいと言うことで、バーニーの伯父が経営するボウリング場で一時期働いていた。しかし、マギーを養うために再び原子力発電所に戻り、バーンズに「クビよりも恐ろしい終身雇用」という罰を受け、永久に発電所に勤めさせられることになった。耳の上にある髪の毛はアルファベットのMのように見え、耳はGを横に向けたように見える。これは原作者のマット・グレイニングが自分のイニシャルをアレンジしたものである。作品初期はやんちゃな子供たちに手を焼いたり、お互いに関心を持たない家族に心を痛めるなど、家族で一番の常識人であった。愛車であるピンクの車はアメリカ製ではなくクロアチア製。しかも旧ソビエトの戦車のパーツを使っている。最も影響力のあるフィクションのキャラクターの一人になり、イギリス紙「ザ・サンデー・タイムズ」は近代で最も偉大なコメディの登場人物に挙げている。好きな日本映画は「羅生門[4]
マージ・シンプソン(Marge Simpson
声:ジュリー・カブナー/一城みゆ希[5](シーズン1-14)→棟方真梨子(シーズン15-)、和田アキ子(劇場公開版)本名はマージョリー・シンプソン(Marjorie Simpson)、旧姓ブービエ(Bouvier)。本作のヒロイン。34歳。シンプソン家の妻[注 4]


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