ホークアイ(Hawkeye)は、マーベル・コミックが発行するコミックに登場するスーパーヒーローである。本名はクリント・バートン(Clint Barton)で、他にゴライアス(Goliath)、ローニン(Ronin)の名でも知られる。初登場は『テールズ・オブ・サスペンス(英語版)』第57号(1964年9月)で、スタン・リーとドン・ヘック(英語版)により創造された。ホークアイは『アベンジャーズ』第1期第16号(1965年5月)でアベンジャーズに加入し、以後、著名なチームメンバーとなっている。またIGNによるコミック・ヒーローのトップ100では44位となった[2]。 ホークアイは『テールズ・オブ・サスペンス
出版上の歴史
ホークアイはリミテッド・シリーズである『ウェストコート・アベンジャーズ(英語版)』第1-4号(1984年9月 - 1984年12月)、そして後にオンゴーイング・タイトルとなった同誌全102号(1985年10月 - 1994年1月)でフィーチャーされた。『ウェストコート・アベンジャーズ』は第46号(1989年8月)より「アベンジャーズ・ウェストコート」に改題された。また、『ソロ・アベンジャーズ(英語版)』全40号(1987年12月 - 1991年1月)の多くの号で主役を務めた。同誌は第21号(1989年8月)より「アベンジャーズ・スポットライト」に改題された。
1998年から2002年までホークアイはカート・ビュシーク(英語版)とファビアン・ニシーザ(英語版)の『サンダーボルツ(英語版)』第20-75号及び2000年のアニュアル誌に登場した。『アベンジャーズ・アカデミー(英語版)』誌では第21号(2012年1月)から最終第39号(2013年1月)まで助役として登場し、また『シークレットアベンジャーズ』誌では第22号(2012年2月)最終第37号まで(2013年2月)までチームリーダーとして登場した。ホークアイは2013年に始まったニック・スペンサー(英語版)とルーク・ロス(英語版)による『シークレットアベンジャーズ』第2期にもレギュラー登場した[3]。
ホークアイはクロスオーバーイベント『ハウス・オブ・M』(2005年)で特集された。彼はその後、『ニューアベンジャーズ』第26-64号(2007年 - 2010年)、アニュアル第2号(2008年)とアニュアル第3号(2010年)ではローニンとして登場した。クロスオーバーイベント「ダーク・レイン」の際には『New Avengers: The Reunion』第1-4号(2009年)と『Dark Reign: The List - New Avengers』第1号(2009年)でホークアイの姿が見られた。さらにその後の『Siege』第1-4号(2010年)にも登場した。
さらにホークアイの単独での冒険も描かれている。『ホークアイ』第1期第1-4号(1983年)はグルーン・ウォルド(英語版)(モッキンバード(英語版)とヴィランのクロスファイア(英語版)との初対面が描いた)が執筆した。続いて『ホークアイ』第2期第1-4号(1994号)、『Hawkeye: Earth's Mightiest Marksman』第1号(1998年)が出版された。2003年にはオンゴーイングシリーズ『ホークアイ』第3期1-8号が刊行されたが、これもすぐに打ち切りとなった。2010年にジム・マッキャン(英語版)脚本、デヴィッド・ロペス(英語版)作画のオンゴーイングシリーズ『ホークアイ&モッキンバード(英語版)』が創刊されたが6号で終了した。しかしながら同シリーズのストーリーの続きはリミテッドシリーズ『ウィドウメーカー(英語版)』全4号(2010年 - 2011年)と『ホークアイ: ブラインドスポット(英語版)』全4号(2011年)に引き継がれた。2012年8月からはマット・フランクション(英語版)脚本、デヴィッド・アジャ(英語版)作画による4期目のオンゴーイングシリーズが開始された。このシリーズでのホークアイは弟子のケイト・ビショップをパートナーとして活動している[4]。