この項目では、映画について説明しています。その他の用法については「ホーカス・ポーカス」をご覧ください。
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ホーカス ポーカス
Hocus Pocus
監督ケニー・オルテガ
脚本ミック・ギャリス
ニール・カスバート
原案ミック・ギャリス
デヴィッド・カーシュナー
『ホーカス ポーカス』(原題:Hocus Pocus)は、1993年制作のアメリカ合衆国のファンタジー映画。 1693年のマサチューセッツ州セイラム。魔女のウィニー、メアリー、サラのサンダーソン3姉妹は不死の魂を得るために、森の中の家でさらってきた子供たちの精気を吸って生きていた。 3人に妹をさらわれた少年サッカリー・ビンクスは妹を取り返そうと魔女の家に忍び込んだものの、妹を助けられなかったばかりか、自分も魔力により死ぬことのできない黒猫へと姿を変えられてしまう。 やがて、魔女3姉妹は村の人々によって縛り首にされたが、ウィニーは死に際に、「いつかハロウィンの夜に若き童貞が私たちを蘇らせるだろう。その時は町中の子供たちの精気を吸い取ってやる。」と恐ろしい言葉を言い残した。 黒猫に変えられたビンクスは、童貞が火を付けると魔女が蘇ると言われる黒い炎のろうそくに誰かが火をつけないように見張りながら年月を過ごす。 時は流れ、300年後のハロウィンの夜。ロサンゼルスから転校してきた高校生のマックスは、妹ダニーのお菓子集めに渋々付き合わされていた。しかし、何軒目かに訪れた豪邸は、憧れのクラスメイト・アリソンの家だった事から、マックスは急に機嫌が良くなり、町外れの森にある“魔女の家”を探検しようと持ちかける。 そして、その家には童貞が火を付けると魔女が蘇ると言われる例の黒い炎のろうそくがあったが、そんな事を迷信だと信じてないマックスはろうそくに火を灯してしまう。 すると、魔女3姉妹が蘇ってしまった。魔女3姉妹はダニーの精気を奪おうとするが、その時黒猫が現われ、マックスたちに人間の言葉で「魔女の本を奪って逃げろ」と叫んだ。300年前にウィニー達に猫にされたビンクスだった。 マックスたちはビンクスに導かれるまま、本を持って逃げるが、魔女3姉妹も追いかけてきて…。
あらすじ
登場キャラクター
ウィニー
サンダーソン三姉妹の一人で赤毛に緑のドレスを纏っている。三人の中のリーダー格でサタンから与えられた魔術書を唯一持っている。三人の中では冷静で現代社会に不慣れながら昔と変わった事に気づき、ライブでマックス達の両親達を魔法でダンスの呪いにかけた。また焼却炉で燃やされた際も復活してトラップに使われたフランス語も取得している。ダニーに心が醜いと指摘された事でマックス達に憎悪を抱く。フルネームはウィニフレッド・サンダーソン。
メアリー
サンダーソン三姉妹の一人で箒のように逆立った黒髪に赤のドレスを纏っている。ぽっちゃりした容姿をしており、姉妹達を名前で呼んでいる。嗅覚が優れており、「子供の匂い」を感知出来る。終盤では子供達に奪われた箒の代わりとして掃除機を使って飛ぶ。
サラ
サンダーソン三姉妹の一人で金髪にピンクのドレスを纏っている。美人だが男好きで頭はあまり良くないようで、同じ単語を繰り返しながら周囲を飛び跳ねるなど子供っぽくその度ウィニーに小突かれる。歌を歌って子供を集めるのは彼女の役目らしい。
マックス
ロサンゼルスからセイラムに引っ越してきた少年。流行のスニーカーやドラムセットを所持している背伸びしたい年頃。アリソンにいいところを見せたいと黒い蝋燭に火を付けて三姉妹を蘇らせてしまう。一方で頭が切れており、三姉妹が現代社会に不慣れなのを利用して、危機を脱している。ダニーと普段は口喧嘩ばかりしているが根は妹思いで終盤、ダニーを救う為、三姉妹の薬を自ら飲み、犠牲になろうとした。序盤では一人称は「俺」だったがその後は「僕」で統一した。
ダニー
マックスの妹で8歳のお転婆な少女。三姉妹が蘇った現場に居合わせたことから狙われてしまう。
アリソン
マックスのクラスメイトで彼の憧れの少女。セイラムに伝わるサンダーソン三姉妹の伝説に通じており博識。
サッカリー・ビンクス
300年前に三姉妹により不死の黒猫に変えられてしまった少年。妹エミリーを救えなかったことを後悔しており、マックスに「妹を大切にしろよ」と語りかけることも。