ホンダ・HR09Eは、本田技研工業が2009年に投入したフォーミュラ・ニッポンおよびスーパーフォーミュラ用のエンジンである。
レギュレーションでは、基本仕様が共通なエンジンをSUPER GTでも使用することになっていたが、2009年には使用されず[1]、2010年より投入されるHSV-010 GTに、SUPER GT用のチューニングを施されたHR10EGが搭載される[2]。
本記事ではHR09E、HR10EGの両方について解説する。
スペック
HR09E / HR10E / HR12E
エンジン形式:水冷V型8気筒DOHC32バルブ
バンク角:90度
総排気量:3,397cc
ボアxストローク:93.0×62.5
最高回転数:10,300rpm(オーバーテイク・システムにより10,700rpm)
最高出力:600PS以上
最大トルク:-
圧縮比: -
マネージメントシステム:ペクテル製 NR12
重量:120kg
HR10EG
エンジン形式:水冷V型8気筒DOHC32バルブ
バンク角:90度
総排気量:3,397cc
ボアxストローク:93.0×62.5
リストリクター:φ29.1×2
最高出力:370kW(500PS)以上
最大トルク:392N・m(40.0kg・m)以上
圧縮比: -
マネージメントシステム:ホンダ・PGM-FI
重量:120kg
脚注[脚注の使い方]^ 2009年は特認申請をし、前年まで使用したV型6気筒(C32B改)を3.4Lに改造しNSX-GTに搭載した。
^ ⇒SUPER GTシリーズGT500クラス参戦車両「HSV-010 GT」を発表 - Honda モータースポーツ ニュース・2010年1月18日
外部リンク
⇒Honda 。SUPER GT 。スペック&スタイリング