ホンダ・CBR1000RR
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ホンダ・CBR > ホンダ・CBR1000RR

CBR1000RR(シービーアールせんアールアール)は本田技研工業が生産、販売を行っていたオートバイ(大型自動二輪車)である。なおこの項で2020年から製造が開始された後継のCBR1000RR-R FIREBLADE(SC82)についても解説する。CBR1000RRの輸出モデル(北米モデルを除く)及びSC82(輸出・国内仕様問わず)にはFireblade(ファイヤーブレード)のペットネームが与えられている。
概要

CBR1000RRはCBR954RR FireBladeの後継車として2004年4月20日に発売された[1]HRCロードレース世界選手権用ワークスマシンのRC211Vのレプリカというコンセプトのスーパースポーツモーターサイクルで、リヤサスペンションのユニットプロリンクや、市販車で初採用となる電子制御式ステアリングダンパーのHESD(Honda Electric Steering Damper)など、RC211Vで培われた技術が数多く取り入れられた[2][1]。外観もRC211Vのデザインを踏襲し[3]、左右独立型のヘッドライトや[注釈 1]やシートカウル後端に排出口がレイアウトされるセンターアップ式マフラーが採用された。フロントブレーキにトキコ製のラジアルマウントキャリパー[4]、リアブレーキは先代のCBR954RRと同様にNISSINのキャリパーを採用した。電子制御方式のステアリングダンパーはカヤバ工業との共同開発。CBR954RRに採用されていたピボットレスフレームはユニットプロリンク方式のスイングアームに変更。CBR954RRの170kgに対し181kgと車体乾燥重量は10kg以上増加した[注釈 2]

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}Firebladeのペットネームについては、CBR900RRシリーズを初代から担当開発していた馬場忠雄上席研究員がホンダを定年退社。このモデルからCB1300 SUPER FOURやCBR600RRの開発を担当した福永主任研究員に引き継がれ、それを受けて以前の馬場忠雄が担当したFireBladeと区別するためにFirebladeへと変更がなされた[要出典]。
モデル一覧
初代(SC57)

CBR1000RR2004年仕様[1]

基本情報
排気量クラス大型自動二輪車
車体型式SC57
エンジンSC57E型 998 cm3 4ストローク水冷DOHC4バルブ4気筒
内径×行程 / 圧縮比75.0 mm × 56.5 mm / 11.9:1
最高出力126.5kW(172PS)/11,250rpm
最大トルク114.7N·m(11.7kgf·m)/8,500rpm
乾燥重量181 kg
車両重量210 kg

      詳細情報
製造国 日本
製造期間 2004年-2005年
タイプ スーパースポーツ
設計統括 福永博文
デザイン
フレーム ダイヤモンド
全長×全幅×全高 2,025 mm × 720 mm × 1,120 mm
ホイールベース 1,410 mm
最低地上高 130 mm
シート高 820 mm
燃料供給装置 燃料噴射装置 (PGM-DSFI)
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション ?43倒立テレスコピック式
スイングアーム式
キャスター / トレール 23.45° / 102 mm
ブレーキ 前?310油圧式ダブルディスク
後?220油圧式シングルディスク
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W
後190/50ZR17(73W)
最高速度 299km/h(メーター表示)
乗車定員 2人
燃料タンク容量 18 L
燃費 23.0 km/L
カラーバリエーション
本体価格 国内仕様1,207,500円(税込)
備考
先代 CBR900RR
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ヤマハ・YZF-R1
スズキ・GSX-R1000
カワサキ・ニンジャZX-10R
ドゥカティ・999
アプリリア・RSV1000R

日本国内仕様
最大出力69kW(94PS)/10,000rpm
最大トルク84N·m(8.6 kgf·m)/6,000rpm
最高速度180km/h(国内仕様車に限る)

テンプレートを表示
パールフェイドレスホワイト(2004年モデル)

2004年発表 - 3月31日にCBR954RR FireBladeの後継モデルとして以下のカラーバリエーションで発売された[1]

??ウイニングレッド

??フォースシルバーメタリック

???パールフェイドレスホワイト

2005年仕様 - マイナーモデルチェンジによりMotoGPワークスチームレプソルホンダのRC211Vと同一仕様色が限定車として発売され、カラーバリエーションが以下のように改められた[5]。ハザードランプを仕様国により標準装備した。

??CBR1000RR Special Edition(レプソル・ホンダカラー)

??ウイニングレッド

???パールフェイドレスホワイト

??キャンディタヒチアンブルー

2代目(SC57)

CBR1000RR2007年欧州仕様[6]

基本情報
排気量クラス大型自動二輪車
車体型式SC57
エンジンSC57E型 998 cm3 4ストローク水冷DOHC4バルブ4気筒
内径×行程 / 圧縮比75.0 mm × 56.5 mm / 12.2:1
最高出力126.4kW(172PS)/12,500rpm
最大トルク114.7N·m(11.7kgf·m)/8,500rpm
乾燥重量177 kg
車両重量206 kg

      詳細情報
製造国 日本
製造期間 2006年-2007年
タイプ スーパースポーツ
設計統括 福永博文
デザイン フルカウル
フレーム ダイヤモンド
全長×全幅×全高 2,030 mm × 720 mm × 1,118 mm
ホイールベース 1,410 mm
最低地上高 130 mm
シート高 831 mm
燃料供給装置 燃料噴射装置 (PGM-DSFI)
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション ?43倒立テレスコピック式
スイングアーム式
キャスター / トレール 23.3° / 100 mm
ブレーキ 前?320油圧式ダブルディスク
後?220油圧式シングルディスク
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後190/50ZR17(73W)
最高速度 299km/h(メーター表示)
乗車定員 2人
燃料タンク容量 18 L
燃費 23.0 km/L
カラーバリエーション
本体価格 国内仕様1,239,000円(税込)
備考
先代 CBR900RR


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:123 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef