ホンダ・ホーネット
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ホーネット(Hornet)は本田技研工業が製造販売するオートバイのシリーズ商標である。目次

1 概要

2 排気量別モデル解説

2.1 250 ccモデル

2.1.1 遍歴


2.2 600 ccモデル

2.2.1 PC34型

2.2.1.1 遍歴


2.2.2 PC36型

2.2.3 PC41型


2.3 900 ccモデル


3 脚注

3.1 注釈

3.2 出典


4 関連項目

5 外部リンク

概要

ホーネットとは英語スズメバチを意味し、モデルコードがCB+排気量+F[注 1]のためCBシリーズに属するネイキッドタイプである。広義的にはかつて製造されていたモデルでは排気量250 cc・600 cc・900 ccに分類され、日本国内仕様では900 ccモデルを除きメイン車名、900 cc日本国内向けモデルならびに海外向け輸出仕様ではペットネームとして使用された。さらに各モデルとも以下の共通事項がある。

水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒エンジン[注 2]ならびに6速マニュアルトランスミッションを搭載

張り出したボリューム感のある燃料タンク

一本の角型パイプを剛性メンバーとしたダイヤモンド型(モノバックボーン)フレーム

前後輪ともディスクブレーキ装着

一部モデルを除き前輪16インチ[注 3]・後輪17インチの幅広ラジアルタイヤ装着

リヤカウルの右側直下に配置したアップタイプマフラー[注 4]

また上述モデルとは別にインド国内の現地法人ホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア(Honda Motorcycle and Scooter India, Private Limited)が2015年から同国内向けに製造販売するCB160Rのペットネームとして使用される。
排気量別モデル解説

※本項では日本国内仕様を中心に解説を行う。
250 ccモデル

Hornet

基本情報
排気量クラス普通自動二輪車
車体型式MC31
エンジンMC14E型 249 cm3 4ストローク水冷DOHC4バルブ4気筒
内径×行程 / 圧縮比48.5 mm × 33.8 mm / 11.5:1
最高出力40 PS/13,000 rpm
最大トルク2.4 kgf·m / 11,000 rpm
乾燥重量149 kg
車両重量166 kg

      詳細情報
製造国 日本
製造期間 1996年 - 2007年
タイプ ネイキッド
設計統括
デザイン
フレーム ダイヤモンド(モノバックボーン)
全長×全幅×全高 2,045 mm × 740 mm × 1,055 mm
ホイールベース 1,415 mm
最低地上高 170 mm
シート高 760 mm
燃料供給装置 キャブレター (VP03)
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション ?41 テレスコピック式
スイングアーム式
キャスター / トレール 25.4° / 99 mm
ブレーキ 前?296 油圧式シングルディスク
後?220 油圧式シングルディスク
タイヤサイズ 前130/70 ZR16
後180/55 ZR17
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 16 L
燃費 32.0 km/L
カラーバリエーション
本体価格 499,000円(税別)
備考 スペックは1996年モデル[1]
先代 ジェイド
後継
姉妹車 / OEM CBR250RR(MC22)
同クラスの車

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1995年の第31回東京モーターショーに参考出品[2]後にMC23型ジェイドからの実質的後継車[注 5]として1996年1月25日発表、同年2月20日発売[3]。型式名MC31。正式車名は英字表記のHornet。排気量の250を付けた呼称は後に発売された600 cc・900 ccモデルと区別するための便宜上用いられる通称である。

搭載されるMC14E型水冷4ストロークカムギアトレーン4バルブDOHC4気筒エンジンはMC23型ジェイドからのキャリーオーバーで、元は1987年に発売されたMC14型CBR250FOURに搭載されたものである。なお本モデルへの搭載に際し以下のチューニングを実施した[4]

意図的に幅の狭いトルクの谷間を設定することで吹きあがりレスポンスを強調

マフラーを4into1の集合タイプとした上で各エキゾーストパイプ間を連結する位置を意図的にずらし、1 - 4連結で低回転域、2 - 3連結で中回転域をトルクアップ

マフラー内室を従来より1室少ない2パスタイプとし排気圧力を低下

インレットポート口径を27.0 mmから24.5 mmに絞ることで低・中回転域のトルクアップとパーシャルトルクを向上

バルブタイミングのインレットクローズを早めることによって低・中回転トルク全域を上げる効果を狙いオーバーラップを増やすことでピークパワー以降の落ち込みを減少

キャブレターをVP21型4基からVP03型4基へ変更

リヤサスペンションはモノショック構造であるが、他の同社製ネイキッドモデル同様にリンク機構は与えられていない。
遍歴
1996年1月25日発表、同年2月20日発売
[3]

1998年9月29日発表、同月30日発売[5]

以下のマイナーチェンジを実施


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