ホンダ・ステップワゴン
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ホンダ・ステップワゴン
初代スピーディーと4代目スパーダをフロントから撮影
概要
製造国 日本
販売期間1996年
ボディ
ボディタイプ4 / 5ドアミニバン(初代と2代目は4ドアで、3代目以降は5ドア)
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
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ステップワゴン(STEPWGN)は、本田技研工業が生産・販売するミニバン型の乗用車である。
概要

日本のミニバンの多くがキャブオーバータイプのFRレイアウトを用いていた1990年代当時、まだ珍しかったFFレイアウトのボンネットタイプのミニバンとして登場した。パッケージングの良さと、価格帯の広さから販売面で成功を収め、他社からも対抗車種の展開がはかられた。

初代はファミリー向けのコンセプトで月間販売台数1万台以上の大ヒットを記録。実用志向の箱型デザインが、新鮮でスタイリッシュに映ったことも人気の理由だった[1]。2代目も初代に続き好調なセールスを記録した[2]が、続く3代目では低い全高が不評を買い、従来ほどのヒットとはならなかった[3]。その後、4代目では2010年に年間販売台数でトップに返り咲いた。
初代 RF1 / 2型(1996年 - 2001年)

ホンダ・ステップワゴン(初代)
RF1 / 2型
1996年5月初期型
1999年5月改良型
概要
製造国 日本
販売期間1996年5月 - 2001年4月
設計統括大蝶 善昭
ボディ
乗車定員5・8名
ボディタイプ4ドア ミニバン
エンジン位置フロント
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
パワートレイン
エンジンB20B型 : 2L 直4 DOHC ベルト駆動
変速機4速AT
サスペンション
マクファーソンストラット
ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース2,800mm
全長4,605mm
全幅1,695mm
全高1,830mm : FF
1,845mm : 4WD
車両重量1,390 - 1,570kg
その他
ブレーキの種類・形式前 : ベンチレーテッドディスク
後 : ディスク
(ドラム駐車ブレーキ内蔵)
スタビライザー形式前 : トーションバー式
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年表

1995年(平成7年)10月 - 第31回東京モーターショーに「F-MX」として参考出品[4]

1996年(平成8年)5月8日 - クリエイティブ・ムーバーの第3弾として発表[5](5月10日発売)。

当時、日本のワンボックス型乗用車は車体や駆動系商用車と共通で、運転席下にエンジンがあるキャブオーバーレイアウトが多かった。一方、FF乗用車ベースのミニバンには収容力に欠ける全高の低いモデルしかなく、ステップワゴンは、箱としての大きさ、床の低さ、四角いシンプルなスタイル、戦略的な低価格などにより、一気に人気モデルとなった。車名は同社のライフステップバンに由来し、英語表記は「STEP WGN」で、タイプ名を「W」「G」「N」とする「お遊び」もあった。

収益率向上のためにコスト低減に関する施策は徹底され、運輸省(現・国土交通省)の型式認定を受ける際の費用を抑える目的で、エンジンB20B型のみ、トランスミッションをコラム式4速ATのみとそれぞれ一種類ずつに絞り、有限要素法解析(FEM)による使用鋼材の削減、パネル分割の工夫による部品点数とプレス型の削減を従来以上に推し進めた。その他、車体剛性確保のため右側スライドドアを設けず、フロントドア以外の窓ガラスの開閉方法をフリップアウト式にすること、溶接痕の目隠しとリアコーナー部のシーラント塗布作業を省略するため、無塗装の太い樹脂モールと大型リアコンビランプで車体の角を覆うことなど多岐に及んだ。その副産物として車重も1,410 - 1,530 kgと軽量に仕上げられた。エンジンは前述のとおりB20B型エンジンのみで、トルク特性はステップワゴン用に低速寄りにチューンされ、出力は125 PSに抑えられていた。サスペンションは前輪がストラット式で、後輪のダブルウィッシュボーン式サスペンションはオデッセイと同様、アッパーアーム/ロアデュアルアーム+トレーリングアームで構成し、ダンパーとスプリングを別体配置している。4WD機構はスタンバイ式を採用し、駆動力の伝達には「デュアルポンプ」が使われている。

全タイプにFFと4WDの設定があり、シート配置と駆動方式の組み合わせで、「W」と「G」は4車種、「N」は2車種と、非常にシンプルなグレード展開となっていた。シート配置は荷室重視の「N」以外は3列シートが基本で、2列目は1:2分割の回転対座シートと、3席一体で折りたたみ荷室を拡大できる「ポップアップシート」の2種類が選択可能であった。「N」は2列シートで、「ポップアップシート」のみとなっている。

オデッセイに続いて、当時存在したホンダの3つの販売チャネル(クリオ店ベルノ店プリモ店)全てで発売当初から取り扱われていた。


1997年(平成9年)8月25日 - 一部改良[6]

運転席・助手席SRSエアバッグシステムやABSを全車標準装備し、安全性能を向上。また、内装では1・2列目シートはフルフラットに対応したほか、「G」では運転席アームレストが追加され、「W」ではシート表皮をダブルラッセル生地にするなど、装備が充実された。ボディカラーは新色3色を含む4色が追加された。同時に、油圧リフター式のシート昇降装置を装備した介護車「アルマス」が発売された。


1997年(平成9年)12月15日 - 「G」をベースにした特別仕様車「ホワイティ」を設定[7](1998年1月4日発売)。ボディカラーは名称の通り「タフタホワイト」のみであった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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