ホンダ・シビック
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ホットモデルのタイプRの詳細については「ホンダ・シビックタイプR」を、シビックシャトルについては「ホンダ・シビックシャトル」をご覧ください。

ホンダ・シビックの派生車種については「#派生車」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}画像提供依頼:8代目セダンの後期型のリア画像の画像提供をお願いします。(2009年6月)

ホンダ・シビック
5 代目
概要
販売期間1972年7月12日-
ボディ
ボディタイプ2/4ドアセダン(初代)
2ドアクーペ(5代目以降)
4ドアノッチバックセダン(2代目-)
3/5ドアハッチバック(3代目-6代目は3ドアのみ。日本国内向け8代目は3ドアのタイプRのみ。、9代目国内向けは5ドアのタイRのみ)
5ドアライトバン(初代-4代目)
5ドアステーションワゴン(2代目-4代目、9代目)
駆動方式前輪駆動/四輪駆動
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シビック(CIVIC)は、本田技研工業が生産および販売している乗用車である。欧州ではCセグメントに、アメリカ合衆国ではコンパクトカーにそれぞれ区分されている。
概要

1972年昭和47年)に販売が開始されて以降、ホンダの世界戦略を担う基幹車であり、ホンダ製乗用車の中でも最も長く同一の車名で販売されている車である。大衆車の代名詞的存在であるが、価格と燃費、運動性能の両立を果たせるよう開発、設計し、トヨタ・カローラとの差別化を図った。2019年平成31/令和元年)の車名別世界販売台数は5位[1]。特に北米においては老若男女問わず幅広い層から高い人気を誇り、ライバルのトヨタ・カローラを販売台数で上回る[2]

3ドアおよび5ドアハッチバックと4ドアセダンを基本に、代によってはステーションワゴンクーペが設定される等の幅広いボディ展開がされている。エンジンは初代から現在に至るまで直列4気筒を搭載しているが、排気量は1.2 Lから徐々に拡大され、現在は2.0 Lガソリンエンジンのほか、2.2 Lディーゼルエンジンガソリン電気ハイブリッドなどが搭載されている。また、スポーツグレードの「Type R」はFFスポーツの雄として、レースシーンにおいてプロからアマチュアまで幅広く愛好されている。詳細は「ホンダ・シビックタイプR」を参照

駆動方式は初代より前輪駆動を基本としており、3代目から7代目までには四輪駆動も存在した。

初代から7代目までは小型乗用車の分類に属していたが、8代目から3ナンバーサイズの普通自動車にボディサイズが拡大された。よりコンパクトなフィットが従来のシビックの立ち位置に代わる存在になったこともあり、日本国内向けは2010年(平成22年)の8代目生産終了をもって一時的に消滅。それから5年間の空白を経て、2015年(平成27年)には「type R」が200台限定で国内販売され、2017年(平成29年)9月29日には10代目の4ドアセダンと5ドアハッチバックが標準車として国内復帰を果たしている。

生産は4ドアセダンモデルはカナダとアメリカインディアナ州及びトルコ工場、5ドアハッチバックモデルはイギリスの工場でそれぞれ生産されていたが、2021年(平成23年)の英国工場の閉鎖に伴い、11代目から5ドアモデルも北米工場で生産を行う[3]。過去には三重県の鈴鹿製作所でも生産されており、4代目/5代目タイプRや10代目のハッチバックはいわゆる輸入車の立場ではあったが、同じ10代目でもセダンは日本国内での生産であり、11代目では日本仕様のハッチバックは日本国内での生産となる。

2代目から7代目モデルでは、ホンダが公式に定めたキャッチコピーに基づく通称が存在し、広告宣伝でも使用されていた。
初代 SB1/SG/SE/VB型(1972年 - 1979年)

ホンダ・シビック(初代)
SB1/SG/SE/VB型
RS ホンダコレクションホール所蔵
3ドア リア
4ドアセダン フロント
概要
販売期間1972年7月 - 1979年
デザイン岩倉信弥
ボディ
乗車定員5名
ボディタイプ2/4ドアノッチレスセダン
3/5ドアハッチバック
5ドアバン
駆動方式前輪駆動
パワートレイン
エンジンEB1型:1.2L 直4 SOHC
EC型:1.5L 直4 SOHC
最高出力EB1型:60PS/5,500rpm
EC型:78PS/5,500rpm
最大トルクEBI型:9.5kg・m/3,000rpm
EC型:10.5kg・m/3,500rpm
変速機4速MT/5速MT
セミAT(ホンダマチック)
サスペンション
ストラット式サスペンション
後ストラット式サスペンション
車両寸法
ホイールベース2/3ドア:2,200mm
4ドア:2,280mm
全長2/3ドア:3,405-3,545mm
4ドア:3,590-3,695mm
全幅1,505mm
全高1,325mm
車両重量2/3ドア:600-650kg
4ドア:720-755kg
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軽自動車ライフを拡大したようなデザインで、前後のオーバーハングを切り詰め、ホイールベースを長くして居住性を高めている。当初はイギリスのミニなどのように、独立したトランクを持つ2ドアショートファストバックに、1.2LのEB1型エンジンと4速MTを組み合わせた仕様のみだった。

デザインは岩倉信弥が手がけ、当時の流行[注釈 1]とは一線を画すシンプルなものとなった。ちなみに本田宗一郎はこのデザインを「おんもろしていいね」と、ニコニコして誉めたという。

マスキー法などの厳しい排ガス規制や第4次中東戦争が原因で起こった1973年の第一次オイルショックを背景に、CVCCを搭載したシビックは世界的な大ヒット車となり、ホンダ・1300の大失敗で四輪撤退が囁かれていたホンダを立ち直らせた。日本では大型なトヨタ・クラウン日産・スカイラインなどに乗っていたユーザーをシビックに乗り換えさせる現象を起こした。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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