ホンダ・カブ
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「スーパーカブ」はこの項目へ転送されています。

映画については「スーパーカブ (映画)」をご覧ください。

ライトノベルやこれを原作とする漫画、アニメーションについては「スーパーカブ (小説)」をご覧ください。

軽飛行機については「パイパー PA-18」をご覧ください。

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2BJ-JA48型 2019年 -スーパーカブC100
初代1958年モデル

カブ (Cub) およびスーパーカブ(Super Cub)は、本田技研工業1950年代から製造販売しているオートバイの商標である。
概要

カブは元々、1952年昭和27年)から1958年(昭和33年)まで生産された、自転車に後付けで取り付ける補助エンジンキット商標であった。「cub」は英語でなど猛獣の子供を意味しており、小排気量ながらパワフルなことをアピールしたものである。

その後ホンダは、カブを代替する小型オートバイ(モペッド)「C100型」を開発してその車名をスーパーカブとし、1958年から製造販売を開始した。スーパーカブ・シリーズは広範に普及し、ユーザーの間でスーパーカブを「カブ」と略称で呼ぶことも一般化した。

スーパーカブは、経済性(燃費性能)・耐久性に優れた空冷4ストロークSOHC単気筒エンジン、変速時のクラッチ操作を要さない自動遠心クラッチシステム、乗り降りが容易な低床バックボーンフレーム(「U字型フレーム」とも)、足元への泥はねや走行風を軽減させる大型の樹脂製レッグシールドなど、独自の特徴を備えている[1]。左足で操作する変速ペダルが、シーソー式であること(シフトアップ時は左足ペダルのつま先側を踏み、シフトダウン時はかかと側を踏む、という方式)も独特のメカニズムである[注 1]

スーパーカブ・シリーズは20世紀のモータリゼーションにおいて、四輪車T型フォードフォルクスワーゲン・タイプ1にも比肩しうる大きな貢献を果たしたオートバイであり、小排気量オートバイ分野ではイタリアピアッジオ社が製造するスクーターのベスパ(1946年-)と並ぶ世界的ロングセラーとなっている。 スーパーカブ製造数の推移
1958年 - 2008年

本田技研工業の調べでは、スーパーカブの累計生産台数は2017年[2]10月時点で1億台[3]に達し、乗り物の1シリーズとして世界最多の生産台数および販売台数を記録した。さらに同年5月には車名やエンブレム類を表記しない状態での車体形状が、乗り物としては日本で初めて立体商標[注 2]として登録された。

発売開始後50年以上を経てもその独自のスタイルを受け継ぎつつ、時代の要請に応える改良も続けられている。以降も、各国の文化や多様化するニーズに合わせつつグローバル規模で販売が展開された結果、2017年時点で延べ160ヵ国以上で販売され[1]、世界的に生産販売台数が上昇してきている。
カブ(1952年) カブF
トヨタ博物館所蔵車

1952年3月に試作完成、同年5月に発売された自転車補助モーター、すなわち後付け式の小型ガソリンエンジンキットとなるF型の通称である。


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