「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」
ケニー・ロギンスの楽曲
収録アルバム『ナイトウォッチ』
リリース1978年7月
ジャンルソフトロック
時間3分39秒
レーベルコロムビア・レコード
作詞者ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド
作曲者ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド
プロデュースボブ・ジェームス
『ナイトウォッチ』収録順
ウェイト・ア・リトル・ホワイル
(6)「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」
(7)サムバディ・ノウズ
(8)
「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」
ドゥービー・ブラザーズ の シングル
初出アルバム『ミニット・バイ・ミニット』
B面轍を見つめて
リリース1979年1月
規格7インチ・シングル、12インチ・シングル
ジャンルソフトロック
時間3分41秒(7インチ・シングル)
5分31秒(12インチ・シングル)
レーベルワーナー・ブラザース・レコード
作詞・作曲ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド
プロデューステッド・テンプルマン
チャート最高順位
1979年
1位(アメリカ[1])
5位(ニュージーランド[2])
31位(イギリス[3])
1986年
10位(オランダ[4])
16位(ベルギー・フランデレン地域[5])
ドゥービー・ブラザーズ シングル 年表
エコーズ・オブ・ラヴ
(1977年)ホワット・ア・フール・ビリーヴス
(1979年)ミニット・バイ・ミニット
(1979年)
ミュージックビデオ
「What A Fool Believes」
「ホワット・ア・フール・ビリーヴス[注釈 1]」(What a Fool Believes)は、ケニー・ロギンスとマイケル・マクドナルドが共作した楽曲。1978年7月に発表されたロギンスのソロ・アルバム『ナイトウォッチ』が初出となり[6]、同年には当時マクドナルドが所属していたバンド、ドゥービー・ブラザーズのヴァージョンもアルバム『ミニット・バイ・ミニット』で発表された。 本作はマイケル・マクドナルドが原型を作り、マクドナルドの自宅を訪れたロギンスのアイディアでブリッジ部分が完成した[6]。ロギンスのヴァージョンはシングル・カットされなかったが[6]、ライヴで度々歌われており、『アライヴ』(1980年)[7]、『アウトサイド:フロム・ザ・レッドウッズ』(1993年)[8]といったライヴ・アルバムにも収録された。 ドゥービー・ブラザーズのアルバム『ミニット・バイ・ミニット』のレコーディングでは、プロデューサーのテッド・テンプルマンが「柔和な感触が必要だ」と考えて、パーカッションの演奏で参加した[6]。また、マイケル・ジャクソンがバックグラウンド・ボーカルでゲスト参加したという噂も流れたが[9]、パトリック・シモンズによれば、マイケルは『ミニット・バイ・ミニット』のセッションのリハーサルを訪問しただけで、レコーディングには参加しなかったという[10]。 1979年にはシングル・カットされ、Billboard Hot 100では自身2度目、「ブラック・ウォーター」以来4年ぶりの1位獲得を果たした[1]。また、『ビルボード』のダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル・チャートでは40位、R&Bシングル・チャートでは72位を記録した[1]。第22回グラミー賞では、主要部門のうち最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を受賞した[11]。 ニュージーランドのシングル・チャートでは14週連続でトップ50入りし、うち2週にわたって5位を記録した[2]。イギリスではオリジナル・リリース当時に全英シングルチャートで31位に達し、1987年にも57位を記録している[3]。
目次
1 ケニー・ロギンスのヴァージョン
2 ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン
3 カヴァー
3.1 アレサ・フランクリンによるカヴァー
3.2 マット・ビアンコによるカヴァー
3.3 その他のカヴァー
4 脚注
4.1 注釈
4.2 出典
ケニー・ロギンスのヴァージョン
ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン