ホワイト・ボイス
Sorry to Bother You
監督ブーツ・ライリー
『ホワイト・ボイス』(原題:Sorry to Bother You)は2018年にアメリカ合衆国で公開されたコメディ映画である。監督はブーツ・ライリー、主演はラキース・スタンフィールドが務めた。本作はライリーの監督デビュー作である。
本作は日本国内で劇場公開されなかったが、Amazonプライム・ビデオなどでの配信が行われている[3]。 カリフォルニア州オークランド。カシアス・グリーン(キャッシュ)は叔父の家の車庫を家代わりに暮らしながら職探しを続けていた。やっとの思いで電話営業の職に就くことができたが、黒人特有のアクセントが原因で客の獲得に難儀する羽目となった。しかし、白人特有のアクセントを習得したことで、キャッシュは営業成績トップに躍り出ることができた。瞬く間に成功者への階段を駆け上がることになったキャッシュだったが、その成功が原因で恋人のデトロイトとの関係が悪化することとなった。デトロイトは最低賃金の職で糊口をしのぐ傍ら、バンクシー風の芸術家集団の一員として活動していたのである。その芸術家集団はキャッシュの会社を標的として抗議活動を行っていた。 そんなある日、キャッシュは会社の社長を務めるスティーヴ・リフトに面会する機会を得た。リフトはコカインと乱交に明け暮れる日々を送っており、とてもまともな人間には見えなかった。やがて、キャッシュは会社が巨悪に加担していることを知るが、彼は引き返すにはもう遅すぎる地点にいた。 ※日本語吹き替え版ははIYUNO-SDI GROUP/IYUNO STUDIOSによる製作である[4]。
概略
キャスト
ラキース・スタンフィールド - カシアス・グリーン(キャッシュ)(林勇)
デヴィッド・クロス - キャッシュの白人風の声(保村真)
マハリ・クラウン
テッサ・トンプソン - デトロイト(沢城みゆき)
リリー・ジェームズ - デトロイトの白人風の声
ジャーメイン・フォーラー
オマリ・ハードウィック - ミスター・ブランク(中野泰佑)
パットン・オズワルト - ブランクの白人風の声 (江越彬紀)
テリー・クルーズ - セルジオ・グリーン
ダニー・グローヴァー - ラングストン(大下昌之)
スティーヴン・ユァン - ならず者(増元拓也)
アーミー・ハマー - スティーヴ・リフト(中谷一博)
ケイト・バーラント - ダイアナ・ディバーチェリー (杏寺円花)
マイケル・X・ソマーズ - ジョニー(関口雄吾)
ロバート・ロングストリート - アンダーソン(片山公輔)
フォレスト・ウィテカー - デマリウス